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同じ日常の繰り返し?本を読んで、日常に変化を!
「Kiiroはこの5年色々あったよね。私はずーっと同じ日常の繰り返しだから…」
先日友人との電話で話していた時のこと。こんなセリフを言いつつ、彼女がいかに同じ日常の繰り返しなのかを話してくれました。
確かに私は、この5年で海外移住したので、今までの日常とは異なっていますが、海外に住んでいても同じ日常は日常。
朝起きて、朝食を食べて、仕事に行き、帰宅し、夕飯を食べて、お風呂に入って寝る。
でも、同じ日常を過ごすっていうけれど、本当に同じ日常の繰り返しなのかな?今日はそんなことを考えていきたいと思います。
日常を過ごすってなんだろう。
そもそも「日常」を過ごすってどういうことだろう。対義語に「非日常」があるけれど、きっと「非日常」以外は全て「日常」なのだろう。
「非日常」は、毎日のルーティンはなく、旅行に出かけたり、何か自分に関係する事件が起きたりする時のことだと思っています。と、なると、それ以外は「日常」。
彼女からしたら、私の「海外移住」という部分が「非日常」だったのかな、と思います。
でも私は海外に移住したけれど、移住先でも日本にいた頃と同じ行動をしています。
睡眠、食事、仕事、娯楽、睡眠、食事、仕事、娯楽、、、
どこに住んでいても、多くの方はそうでないかな、と思います。環境は変わってもしていることは同じ。
と、なると私も毎日同じ日常の繰り返しということになる。でも、自分ではそうとは持っていませんでした。毎日色々なことがあって新鮮で楽しいな、と感じていました。
どうして同じ日常と思っていなかったんだろう。
毎日やっていることは同じ。
睡眠、食事、仕事、娯楽、睡眠、食事、仕事、娯楽、、、
でも、同じ日常と思っていなかったのは、なんでだろう。と考えてみました。
最初に思い浮かんだ答えは、「毎日色々なことに対して、自分の頭で自分の意見や感情を考えているから」。
考えると、新しい発見があります。それにより「こういう風にしてみたら、もっと楽しくなるかも」と思ったり、「こう考えたらもっとストレスなく生きれるかも」なんて考えたりしています。
新しく出会った感情にも、「この感情はなんだろう」と考え、新しい考え方を聞いた日には「なんでその考え方に至ったんだろう」と考え、嫌な出来事があった時は「なんでこれを嫌と感じるんだろう」と考えます。そして自分なりの意見を持ちます。
自分の意見を持つと、生き方が定まってくるし、ストレスも言語化できるので、解消しやすくなります。
「考える」こと、そして「自分の意見を持つ」ことって、日々をルーティン化させないでいてくれているだけでなく、自分が生きたいように生きるための骨格部分なんじゃないかな、なんて思います。
本当は同じ日常なんて1日もない。自分次第でどうにでもなる!
こんな感じで、私は自分は同じ日常の繰り返しを生きていると思ってはいなかったようです。日常をどう感じるかは、自分次第!正解なんてないし、自分のやりたいようにやるのが1番だと思います。
ただ、もし日常が同じことの繰り返しで、それに対して不満を抱いているなら、「考えてみる」のも1つの手だと思います。
日常を少し変えたい?そんな時はこの本を!
最後になりましたが、いきなり考えるって言ってもどこからどう考えたらいいか…ということもあると思うので、何かのきっかけになるような、日常が違って見えてくるような、そんな素敵なエッセイをご紹介します。
日日是好日|森下典子
お茶を通して感じられる、季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る森下典子さん作のエッセイ。
ただ同じ日常を繰り返していると思っているけれど、確実に季節は巡るし、世界は動いている。そんなことに気付けば、日常も少し変わって見えるかも?!
映画化もされたそうです。
僕の人生には事件が起きない|岩井勇気
昨年末のM-1グランプリで、見事敗者復活戦を遂げて本戦に出場したハライチの岩井さんのエッセイ。
何も事件が起きない「ありふれた日常」なのに、視点を変えて見てみると、何かは起こっているのかも。どんな日常でも楽しめる角度は必ずある!
どんな日常であろうと、自分次第でどうにでもなる。視点の角度を変えて、あなたの日常を観察してみたら、ものすごく楽しいことが待っているかも。
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