その日を迎えたい 君と一緒に
8/20に行われたジャニーズJr.の合同コンサート
『わっしょいCAMP』についての内容です。
配信をこれから見られるご予定の方はご注意ください。
2023年8月20日、日曜日。
とても暑い夏の日。
はじめはわっしょいCAMP、、？ダサすぎん、、？
最年少6歳、、？Jr.最年長末澤くん今月29だよ、、親じゃん、、
いやグッズT可愛くないな、、しんど、、、
Gごとの集合うちわもないんか、、
なんて思ってた。
当たればいいなぁと全公演申し込み、友人分と2枚で申し込んだ京セラは落選し、1枚だけ申し込んだオーラスの東京ドームだけ当選した。
どうしようかな。
行くの怖いな。
HiHi Jetsとか美少年とか、デビュー目前といわれるグループは他にもあって、Aぇ! groupがホールツアーをしているときアリーナツアー、全国放送の音楽番組に出ていたり、主演映画やドラマ、主題歌も担当。
もしかしたら、もしかしなくても、Hi美のほうが一歩も二歩も先にいるのかな。
そう思うと怖くて、いくことを躊躇った。
だけど、もしも他のグループが先にデビューして
彼らのうちの誰かが夢をあきらめてしまったら。
私が好きな6人のAぇ! groupはいなくなってしまう。
何日も何日も悩んで、結局行くことにした。
飛行機と激安カプセルホテルをとって、8月中に自由に取得できる夏季休暇を使った。
うちわも作って、ペンライト、アクスタ、お写真、その他諸々。ちびぬいは無くしてしまったのでまた買いたいけどメルカリ余裕で1万超えてて買えない。誰か宝くじ当たったら私に買ってください。
佐野くんのメンカラのトートバッグにいれて、メイク崩れの対策もしっかり。
最近の私の名義は頑張り屋さん。
春に行われた全ツではまさかの前から5列目でお立ち台に立つ小島くんが1mもないほど近い、ど真ん前という神席だったので、手は抜けない。
アイドルは汗をかいても美しく煌めくのにただの一般女性の私はそうはいかない。
今日以外の毎日どろどろにメイクが崩れてもいいから今日だけは可愛くいたい。
そう思った。
3階席とか、4階席、天井席に対しても彼らは見えてるよー！と言ってくれるけど、こっちから見えていないのに
明るいところから暗いところが見えるかいな、と思わんこともないが。
幸い私は今まで結構席運は良かったので、今回もわりといい席な気がする〜と能天気に思っていた。
8/20早朝。空港へ向かい、搭乗。ラップか。
羽田行きより成田行きの方が、空港からドームまでの交通費を含んでも安かったので成田空港へ。
実は人生初成田。
都内へ約1時間半をかけて向かう。
ホテルに荷物を預け、特に行くあてもないのでふらふらと。
ここ最近、わっしょいに備えて若干無理なダイエットをしていたので今日くらいは何か好きなものを、と思ったけれど暑さゆえなのか、緊張からなのか、お腹が空かない。
胃がキリキリと痛んだ。
14時開場、16時開演。
14時に会場に着いた。
グッズは購入予定はなかったけど、レシートが欲しかったので予約して結局会場で購入した。
Aぇ! groupとLil かんさいのキーホルダーと、マフラータオル。
オンライン限定のライブフォトが出るのでそっちでいいやと思ったけどその場でしかもらえないレシートは貴重だ。
ダサい。
暑い。
暑いのに、指先が冷える。
不安と、期待と、いろんな気持ちがぐるぐる。
暑いのに、汗をかかなくなり動悸が激しくなる。
ちょっとやばい。
身体的な意味で。
グッズを購入した後はぞろぞろと大名行列のように中へ入る。
QRコードをかざし発券。
チケットの裏可愛い。
どうか、どうか神席でありますように。
どうか、どうか。
ドーム内の通路の端っこでこっそり確認。
スタンド席1階。
えっッッッッッッッッ
微妙〜〜〜〜〜〜！！！！！！
震える足で席へ向かう。
私にあてがわれた席に腰掛け、大きくため息。
えっ。
これ見えるんか？
1階席とは名ばかりの結構後ろの方。
1階席を名乗るな。
うちわ作ったけどいらんかったかな。
ちなみに今回はなんと手持ちのスマホで一部撮影が可能になっていた。
iPhone12を使っているので、14に機種変しとけば良かったと遅すぎる後悔。
ソワソワドキドキ。
周りはHiHi担、美担、侍担、りとる担。
いろんなオタクが集結しているけれど、関西担が近くで固まっているような印象を受けた。
怖い。
今日、どうかここにいるみんなが幸せな気持ちで帰路につけますように。
16時。
ちびっ子が登場し開演。愛らしい。
次々とグループ所属のメンバーも出てくる。
パーンと出てきた彼らはきらきらと眩い。
正直公演中のことはあまり覚えていない。
好きだという気持ちを抑えながら見たものは記憶に残りづらいらしい。
「待って」「無理」「可愛すぎる」「無理」「良すぎる」と語彙力が次々と失われていく。
モニターと、バクステにいる子の衣装なら肉眼でも見えるけど表情までは伺えない。
開演前致死量ぎりぎりまでぶち込んだ速攻ブル○ベリーは果たして効いているのか否か。嘘です。10粒くらいです。それでもだめだけど。
私の視力は裸眼で0.07、コンタクトをしても1.0あるかないか。
見えん。
私の一生において、零れ落ちそうなほどわずかな時間だとしても、どんな思い出よりも確実に重く、深く、そして輝く。
それが、ファンサ。
そうだよな、そんな大事な思い出軽々しく作っちゃだめだよな。
私宛ではないけど、私がいた一体に
まさかどくん、大晴くん、佐野くんが手を振ってくれたのであれを私宛ということにしよう。
小学校低学年くらいの本当に小さい子達が一生懸命、隣で踊るお兄さんたちを真似しながら踊っているのを見て泣きそうになった。
あんなに小さな体で一生懸命覚えて、お友達と遊ぶのも我慢してレッスンして、大きい音が出たり知らん大人にキャーキャー言われて怖いだろうに踊ってる。
周りのオタクたちも、えらいねぇ、、と子供の初めての発表会を見守る母のよう。
アクロバットをするという廣末裕理くんに対しては、怪我しないでね、、ああっ、、すごいねぇ！と。
ちなみに今ジャニーズJr.最年少は2016年生まれの西巻染くん。
産めます。何度計算しても。恐ろしい。
Fun!Fun!Fun!のラップもすごかったな。
HiHiとりとる、それぞれのイケイケラッパーたちがとてもかっこよかった。
レディダイや勇気100%踊れるのも
先輩方の曲の合いの手完璧なのも
元木湧くんの元木〜？わくわく！！！の一体感も
訓練されたオタクってかんじがひしひしと伝わってとても良かった。
ラストが近い。
胃が痛い。
あの笑顔が曇ることがありませんように。
どうか、どうか。
きっと会場にいるオタクの全ての思いは一緒だった。
なんと、
何もなかった。
いや、正確にはジャニーズJr.のHPができるという発表はあった。
けどそれだけ。
現場も、デビューも特に何もなし。
ダブルアンコもなし。
よかった。
これでよかったんだと思う。
だけどやっぱり期待していた。
佐野くんの未来が確約されることを。
19時少し前、終演。
私の夏は終わった。
ホテルへ向かう電車の中、関西ジャニーズJr.(アイドル7)のとある曲を聴いた。
君からのYELL。
すごく良い曲。
明るい曲調なのに、すごく切なくなる。
見つけてくれた 僕の背中にも
小さな羽が生えているの
きっと僕は もっと僕は
高く飛べるはずさ 君がいるから
ありがとう 君だけが 気づいてくれたよ
大きな宝物 僕だけの羽
いつでも感じてる 君からのYELL
離れていたって 僕に届くよ
大倉Pへ普段の感謝を込めて鳥貴族へ。
アルコールは私の体をいつもよりずっと早く回る。
最近塩分を控えて食事量も減らして、今日は朝からあまり食べていなかった。そういえば水分も不足していたかも。
そしてホテルに戻り1人でこのnoteを書いている。
眠れない。
眠ってしまうと今日が終わる。
でも佐野くんを見た今日の景色を風化させないためにも今すぐ死んで永遠にしたい。
東京ドームの広いステージでドラムを叩く佐野くんの背中の羽は羽ばたける日を待っている。
もう十分すぎるくらい、空高く飛べると思う。
ひいき目ありかもしれないけど。
いつかデビューしたら、Aぇだけでドームやスタジアムを埋めたりするのかな。
近くにいてくれてるなんて、そんなこと思ったことはないけれど、どうしてこんなに寂しいんだろう。
チケットはいつまで取れるだろう。
天井席になるのかな。
ファンサなんてもう二度ともらえないかもしれない。
参戦することすら出来なくなるかも。
そうなってしまうのなら今のままがいい。
だけど、佐野くんの夢は叶ってほしい。
何があっても変わらないで。
どうかお願いだから変わらないでほしい。
私が好きになった佐野くんのままでいてほしい。
人も環境も時代もすべて変わりゆくものだから、仕方がない。
そう分かっていても
私が好きになって
幸せな気持ちにしてくれる
そんな佐野くんが消えてしまわないように。
これからどんなことが起きるんだろう。
どうか、これからAぇ! groupが、佐野くんが歩む未来が照らされ続けますように。
空気を読む能力が高くて、自分よりも人を優先してしまうあなたが傷つき悲しむ出来事なんて、歩む先にひとつもないといいな。
美味しいご飯を食べて、お友達やご家族や恋人、大切な人たちと楽しく過ごして、あったかいお風呂に入って、安心してぐっすりふかふかのベッドで眠れますように。
悪夢なんて、見ませんように。
真っ白な羽がくすんでしまわないように、折れてしまわないように、目に映る景色が全て晴れ渡っていますように。
大きくいつまでもどこまでも、羽ばたきますように。
佐野くんの夢が叶う過程を、夢が叶ったその先を、新たな夢が繋がっていく未来を応援していきたい。
これからも。
ずっと。
佐野晶哉くん。
あなたのこれからの人生も、アイドルとしての未来も
どうか、どうか幸多からんことを。
いつでも感じてる 君からのYELL
煌めく笑顔で 僕を照らして
夢見た未来は まだ来ないけど
その日を迎えたい 君と一緒に
↑秒数指定済みです。6:49〜君からのYELL