「付き合ってる」って表現にしっくりこない。
先日好きな人と両思いになったという記事を書いた。
一般的にいうと、私たちは付き合っている。
でもどうしても彼との関係性を「付き合ってる」と表現したくないのである。
彼のことを「彼氏」と言う気にもなれないし、私が彼の「彼女」であるという認識もできない。
「付き合ってる」「彼氏」「彼女」「カップル」「恋人」…
もちろん私たちはお互いにとても好きだ。
だけどこれらの恋愛関係を表す表現を私と彼との間に使うのは何だかすごく違和感があるのである。
「私と彼だけの関係」、という別のジャンルがあるのだと思う。言語化できないのが悔しいけれど、今はそう言っておこう。
彼のことは「大好きな男の子」以上に表現しようがない。
私たちが正式に両思いの関係になれた時、お互いに「好き」という気持ちは伝えあったが「付き合おう」とか、「好き」以外の言葉は交わしていない。
「好き」と言う前からお互い好きなのはそれまでの行動や雰囲気などで何となく分かっていたので、改めて好きな気持ちを伝え合った、と言うのが正確だろう。
確かめ合ってからは手を繋いで歩くようになった。それでも心の距離感は以前と何ら変わらない。
何よりびっくりしたのが、それを彼に話したら彼も同じことを思っていたことだ。
それがなんだかとても嬉しかった。
それだけでも幸せに思えた。
周りの人に彼と両思いになったことを伝えるのに「付き合うことになった」とか、彼のことを「彼氏」と言ったりとか言われたりは凄く抵抗があるがわざわざこの考えを説明しようとは思わない。
私と彼の関係なのだから、ふたりが分かっていればいい。そう思うことにする。
むしろふたりにしかわからない、他者からはなかなか理解できないような「何か」を感じている方が面白いのではないだろうか。
そう思えるような好きな人と出会えて私はとても幸せだ。