見出し画像

住めば都と娘は言った

自宅を離れて進学した二女の話。

本人は自宅から通える大学へ
行くつもりだったけど、
自宅から離れた
「一番学びたい大学へ行けるチャンスが」
を手に入れたら
一人暮らしする気持ちになったようです。
「自宅から通って
一人暮らしだったら使うと思われる分を
そのまま自分のために使いたい」
←差額をお金くださいってそれどうなん?
と話してたから、
二女は自宅から出ないだろう
と思っていました。
だから一人暮らし…出来るの?って。
でも超しっかり者だから
何とかするかとも思いました。

GWに1度帰省しました。
慣れない生活に早く帰りたいと言って
帰省まで指折り日にちを数えて
娘も母も待ちわびました。
向こうにはあれが無い、これが無い、大変!
と話す姿にただ心配になりました。
4年間生きていけるのだろうか?

あれから三ヶ月。夏休みの帰省。
最寄駅へ迎えに行きました。
車に乗った二女は、開口一番、
住めば都だねーと言いました。
母はお口あんぐり!です。

地元はいいねー
あんな風だしこんな風だしって色々と言います。
18年住んでれば慣れてますから。

引越ししてからあんな事があったよー
こんな事がおこったよーって
色々な出来事を話してくれます。

毎日初めての事ばかり。
朝は防災無線に起こされる。
季節が変わると曲が変わる(笑)
友達と花火大会に出かけたり、
サークルのご飯会や合宿があったり。
みんなで食べに行ったよとか
先輩がおごってくれたよとか、
ちゃんと自炊もしている話とか。
先輩の姿を見て
こうするといいんだーって思いながら、
あれやりたい、これやりたいって
考えているようです。
毎日楽しいんだろうねぇ。

自炊やってます。
自宅で1度も作ったこと無くて
家庭科の調理実習オンリーの腕前ですが
デリッシュキッチンという
動画見ながら作るそうです。
分量も切り方、焼き方も
みんな見て作れるので分かりやすいそうです。

サークルは何をやっていいか分からないー
と言っていたのに、
同じ授業の先輩に誘われて
サークルに入っていました。
サークルでは同郷の友達が出来て
懐かしい地元の話をしたそうです。
友達のアパートへ遊びに行ったり
ごはん食べに行ったり
楽しく過ごしているそうです。
バイトはサークルの先輩が紹介してくれました。
バイト先でも同じ大学の友達やバイトの仲間、
社員さんがいて、仕事を覚えている所。

勉強は大変そうで、
小テストあるーとか予習しなきゃとか言って
LINEは後でって振られます。
ちゃんとやってる様子からいいよ。

一人暮らしだとバイトしやすいです。
我が家の場合
バイトしないとお小遣いがない(笑)

自宅からの通学だと通学時間が長くて
平日バイトが出来る時間が作れず、
雇う側もきちんとシフトに入れる人がほしくて
土日以外にも働ける学生を探してます。
通学時間が長いとか勉強が忙しい学部だと
なかなかバイトは厳しい。

その点バイトがしやすいのが一人暮らしの学生。でもきちんとこの日働ける、
この日は無理ですと言えないと
ブラックバイトにハマることになります。

体育会系の部活だと
活動日が多すぎてバイト出来ないそうで、
二女はサークルを選ぶこととなりました。
ちなみに二女が見学したの体育会系の部活は
週六日練習+週末試合や試合のお手伝い。
夏休みもオフに自主練があり
実質殆どオフが無い。

自由は気楽ですが、
何でも自分でやらなければいけない。
気楽で楽しいばかりではなく大変でもあります。自分でちゃんと考えないといけません。
二女は家を離れてから自立しました。
自律もしている。
自ら立ち、自らを律する事も出来ている。

大学生の一人暮らし、
チャンスがあるならオススメしたいです。
社会人になってから一人暮らしは
親が教育的立場で関わりにくい。
大学生だから親が色々言えると思うのです。
親を頼る事も沢山あるけれど、
自分で考えて動く4年間。
二女の成長が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?