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1人美容室女店主における店販を売り上げるコツ。

私は、

女美容師 兼 美容室経営者 兼 美容室研究家 である。 

美容室では、シャンプーなど商品を売る事を物販と呼ばず、
店販(てんぱん)と呼ぶ風習がある。

私は店販に全く重きを置いていない。

経営者には珍しいタイプ。
若手のアシスタントぐらい苦手だ。

というか、

ホームケアは、
きちんと洗髪して、
軽くトリートメントをつけて流し、
少量のアウトバスのオイルなどをつけて、
しっかり乾かす。
それさえ出来てれば髪はきれいになる。

と美容室研究家はわかっている。

トリートメントオイル信仰により
本来の健やかなツヤを通り越してギラギラになっている。オイルが酸化しベトベトが固まっている。

はぁ。😮‍💨

シャンプーがきちんとできてない人が多すぎる。


これからは、トリートメントの付け方より
シャンプーの仕方とドライヤーの使い方を丁寧に教えた方がいいと思う。

薄毛も髪の老化も減らせるのではないかと思っている。

なので、

私のお店で販売しているシャンプー剤は1種類しか置いていない。


(匂いは2種)頭皮と髪に優しく、健やかになるもの。

ヘアオイルの信者には、スプレータイプのブローローションの併用そして、頭皮を傷つけないシャンプーブラシを薦めている。
乾かしてからオイルをつけてね。
(乾かすのを途中で止める人が多い。)

私のお店はブリーチを置かないので、ハイパーダメージ毛はあまり来ない。私のお店のシャンプー剤が合わない人は、ネットやハンズやロフトなんかで買ってもらう。

まぁ。
お客様の方が頭でっかちの情報を知ってたりする(苦笑)。

店販で頭を悩ますより、来店されたお客様をきれいにして(美容室でするシステムトリートメントはしてもらう)、お客様にとっての無駄な工程を減らし、

「ここに来たら魔法のような手捌きで短時間できれいにしてくれるから安心」

と、再来しやすい環境を作る方がよっぽどお客様の髪がきれいになる。(美容室の為に一日潰す人がいる)

無駄な工程とは、
システムトリートメントの準備ができておらず、いちいち待たせる。(←これホントに多い)無駄話ばかりする。必要以上に髪を触る。

分かってるはずなのに、準備していない。

お客様のお時間をなんだと思ってるのか?

美容室研究家の私には承知の事実なので、
最短でベストパフォーマンスを決める。
もちろんシャンプー台への道のりも最短である。

お客様は大型店では味わえない特別な時間の過ごし方に感激されて、
再来される事が多い。

店販は、

髪と頭皮が健やかになるシャンプー剤1種のみ置く。
合わない人は他の商品を紹介し、買ってもらう。


シャンプーの仕方ドライヤーのかけ方を教える。

私の美容室は売り上げが爆上がりである。

売り上げがいいので、
日曜日水曜日定休日。
9:30〜16:00
お客様のためにお店を開けている。

こんな働き方もいいでしょ?

美容師は「ありがとう」と言われる最高にいい仕事である。

私はお客様を選ぶ。
だから、
お客様1人1人を大切にできる。

大型店と勝負はしない。

常識を疑え。



愛をこめて。

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