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図書館で本を借りる日

朝の静かな気配。
いつものリズム。
BGMはスーパーカー。
オレンジのコントロールカラー。
届いていないメール。
遅れて届いたメール。
締切をゴールに進める仕事。
静かな待つ時間。
こらえ続けるくしゃみ。
時間いっぱいまで。
ぴたっとフィット。


図書館に借りてた本を返しに行く日。

図書館は10代の頃から通っていて、行く前から小さくわくわくしている。図書館に入って、ずらりと並ぶ本の中から、その日借りる本を選んでまわっている時も小さくわくわくしている。借りる本を決めて家に持ち帰る時も、どれから読もうとわくわくしている。

図書館では、静かに本を読んでいる人、どの本を借りようかとぱらぱら本を開く人、小さな子があれこれ絵本を手にしている姿、椅子に腰掛けて目をつむって休む人、本とノートを広げて勉強する人…。
それぞれがそれぞれのペースで静かに過ごしていて、時々小さな話し声やくしゃみや咳。
そんな図書館の雰囲気が好き。

到底読みきれない、手にすることもないたくさん並ぶ本の中から、その時の気持ちにビビビと来る本を見つけた時のうれしさ。
本棚を見ていると読みたい本が次から次へと見つけられるので、いつも2週間という期限では読みきれないぐらい手にしてしまう。

借りたけれど2週間で読みきれなくて、1回だけ出来る延長をしていつも返しにやってきている。
欲張らずに2週間で読みきれるだけを借りようと思っていたけど、今日もまた借りすぎてしまったかもしれない。
小説2冊とエッセイ5冊…。

予約してあった読みたかった小説が借りられてうれしい。今回こそは2週間で読みきって返せるようにしたい。

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