サウイフモノニワタシハナリタイ
宮沢賢治の詩のとおりですよね。そんな人になりたい。
16personalitiesでは僕はINFJなんですが、あーそうかと。確かに。
僕がうつ病になったのは上司のパワハラが原因なのですが、仕事ができなくて当たられたのではなく、むしろできたからでした。
僕は、どこまで言えるのかわからないけど、システム系でも社内の困ってる部門を助ける仕事が主でした。そうずっと思ってました。
前任者がまさにそうだったし、部門から信頼されていた前任者がいなくなったとき、さあどうやって前任者と同等に信頼されるかと責任感がどっとのしかかりました。
もちろん最初は全然信頼されなかった。でも一生懸命がんばったのでいつのまにかどんどん電話がかかってきて呼ばれたり、行ったら「ちょうどよかった、終わったらこっちも来てください」と次々相談がきたり、個人的な悩みやプライベートの悩みを聞いたり、仲良くなってランチに誘われたり、飲みに行ったり…
そこまでがとても大変だったんですが、でもとてもいい気持ちでした。
ところが。上司はある日、その仕事全部やめるようにって言い出したんですよね。必要ないと。
それよりも、その上司がかねてからやりたかった、会社の発展のための戦略チームに入れと。
会社の発展のための戦略チームてきなことを言ってたけど、要は自分が出世したいという話で、その、自分の右腕になれと、そういう話でしたね。要は。
会社で目立つには、そんな事務部門のヘルパーなんかしててはできない、だからそんなのやめて俺の野望を一緒にやれって感じだった。
そこからですが、ものすごく巧妙なやり方でパワハラが始まりました。巧妙すぎて説明が難しく、だから立証が難しいのですが。まず、今までの仕事の否定から始まったかな。そして僕の将来はこうあるべきだみたいな道筋を決められて、あとは周りの同僚に僕がそれを受け入れたかのように触れ回った。もちろん、今まで頑張って助けてた部門には「彼は業務が変わった」と説明され。僕自身がまったく納得していないのに外堀を埋められて指し示した道以外進めなくしたんですよね。なんて悪賢い。
そうすると僕がその道を進むと上司は信じていたみたいですが、そんなわけなく、たった一本のレールを無理やり歩かされているうちにだんだんと僕は壊れていきました。
同僚とは話をしなくなった。無口になった。でも仕事は真面目にやった。ただ、楽しそうにはやっていないのでそれが上司には不満だった。何度も異動を願い出たのも不満だったみたいで、やる気がない、会社に対しての業務放棄だ、さんざん言われたな。眠れなくなり頭が働かなくなったのですが、それを上司に伝えたら「やる気がないんだ、気の持ちようだ」と跳ね返された。
ほんと、いつも思うのですが、幹部社員研修ってなんのためにあるんでしょうね。部下がそんな様子を見せたら、うつ病を疑えって絶対に教えてると思うんですが。
まあ、その後は産業医面談になり、うつ病が疑われて病院にいき。
そんな話をしたかったわけじゃないですよね。その後はいつか話します。
ただ、ものすごく腹が立ったのは、上司が「もうやらなくていい、必要ない」と言われた仕事ですが、その後、僕がいなくなってものすごく困ったそうです。
そもそも、僕は真面目に仕事をしてました。だから、普段からマニュアルをサーバーのwikiに載せ、当時の部下と何度も見直して書き直して、もし僕が休んだり不在になっても部下がちゃんとできるようにしていたんです。
当たり前ですよね。僕はシステム屋ですよ。サーバーやシステムのバックアップや冗長化(壊れても別のシステムに切り替わって問題なく業務が続けられること)について常々用意しているわけですから、僕自身のバックアップも冗長化もしていたわけです。
ところが、パワハラ上司は僕のつくった仕組みを全部捨てて、そのまま別の部長に押し付けてしまったんです。
のちに、押し付けられた部長からのちの別の僕の上司に「申し訳ないけど、今の自分の部下たちに仕事のレクチャーをしてくれないか」と言われました。
ものすごく腹がたったと同時に、自分はやっぱり正しかったと思いましたね。僕がずっとやっていて、その後に否定された仕事は、やっぱり必要だったんじゃないかと。ただ、そのパワハラ上司が好きじゃなかっただけの仕事であって。
そんなわけで、僕は充実してやりがいを持って頑張っていた仕事についていたのですが、否定され別の道を進まされ、抵抗するには病気になるしかなかった、僕の今はそんな感じです。
嫌だった仕事はしなくてよくなった。でも、うつ病になり、何もできなくなった。
正しかったのでしょうかね。もちろん、その上司の右腕になるなんて嫌ですけどね。ただ、そのとき、同僚が「仕事だから仕方ない」って言ってたのが気になります。仕事なら自分を殺すべきだったんだろうか。
まあ、そこが僕がINFJらしいところなんでしょうね。出世や仕事より困ってる人を助けたかった。
ただ、会社においてそういう人って、どうなんですかね。社会不適合者なのかな。
うつ病はまだ全然治りそうにないし、毎日を普通に過ごすこともできないし、社会復帰はいつになるかわかりません。
大きな犠牲を払って、ただ自分だけが残りましたね。銀河鉄道999ではないですが、会社のネジにはならずにすみました。
さて、ここからどうするかなんですが。ただ回復を待つしかできてません。
一応やりたいことはあるんですけどね。
やりたいことを楽しんでできるようになる、趣味とか好きなこととか
やろうと思うことをしっかりできるようになる、運動とか勉強とか
この2つができるようになったら、体を鍛えて復帰にのぞもうと思ってます。
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