【TOEFL・IELTSの最強スクール】LIBERTY English Academyを受講した本音の感想
こんにちは。YouTuberをしながら南カリフォルニア大学院に通っている人間です。大学院に入学する前、僕は以下の3つの活動を並行して行うという、意味不明な挑戦をしていました。
思い出すだけでも吐き気を催すほど大変でしたが、全ての活動で結果を出すことに成功しました。詳しくは以下の記事を御覧ください。
この意味不明な三足の草鞋を履きこなせた要因の1つが、まさに今回の記事で紹介している「LIBERTY English Academy(以降リバティー)」というTOEFL/IELTS対策スクールです。このスクール無しでは僕が成果を出すことは出来ませんでした。しかし、このスクールをGoogle検索すると以下のような候補が出てきます。
気持ちは分かります。実情を知らない人から見ると公式サイトの動画や雰囲気はいかにも如何しく、しかも高額なスクールなので「怪しい」と思うのも失礼ながら納得です(笑)
でも、こんな素晴らしいスクールを「怪しい」で片付けてしまうことは非常に勿体ないです。そこで、元受講生として、僕が実際に通った感想を正直に執筆します。スクールの入会を悩んでいる方は勿論、スクールに興味が無くても有益な内容になっているので、英語学習に興味がある方はぜひご一読くださると嬉しいです^^
また、TOEFLについての学習戦略を纏めた記事も作成しているので、興味がある方はご活用頂けると幸いです!
リバティーとは(公式サイト)
公式サイトを簡単に要約すると、「グラマーテーブルと呼ばれる画期的なメソッドを用いで英語を学習することで、最速かつ効率的に【完璧な英語】を身につけ、その結果として試験がスコアアップする」とのことです。
特定の試験に特化した小手先テクニックではなく、根本の英語力を鍛えようというコンセプトが素晴らしいですね。また、講師の藤川先生は自分が考案したグラマーテーブルのクオリティを確認する為にコロンビア大学院(世界大学ランキング8位)に留学し、教授からお墨付きを貰うという何かが外れた素晴らしい先生です。
しかし、これだと抽象度が高くイメージが沸きづらいので、僕なりのシンプルな解釈をお伝えします。
リバティーとは(僕の解釈)
すばり「日本一の英文法スクール」です。さて、ここでリバティーの価値を伝えるには文法の重要性を伝える必要があります。そこで、まずは「英文法」の重要性を書き連ねます。
英文法の重要性
大前提「英語」とは「英単語」という要素を「英文法」というルールに従って並べたものです。つまり、英単語と英文法を100%理解していれば、理論上解釈出来ない英語は存在しないことになります。
料理をイメージしてください。「英単語 = 材料」、「英文法 = 作る手順」です。材料と作る手順さえ完璧であれば、理論上どんな料理でも作成可能です。実際は、焦がしたり調味料を入れすぎたりと、オペレーション部分で失敗する可能性がありますが、 料理に慣れてくるとそんなミスが減ってきます。
英語も同じで、「英単語」「英文法」の2つをマスターすれば、理論上は解釈出来ない英語が存在しないので、その後はたくさんの英語に触れて意味の取り違え等を防ぐことで、全ての英語が理解できるようになります。これを踏まえ、英語の4技能における処理の流れと必要なスキルを見ていきましょう。
Readingに必要なスキル
Readingは「目で見た英語を頭で解釈する」という作業です。つまり、英文法と英単語のスキルがあれば攻略できます。
Listeningに必要なスキル
Listeningは「耳で効いた英語を頭で解釈する」という作業です。Readingとの違いは、英語のインプット媒体が目であるか耳であるかだけです。しかし、僕たち日本人は英語を聞くスキルに乏しいので、英文法と英単語に加え、英語を聞き取るスキルも必要です。
Writingに必要なスキル
Writingはアウトプット作業になります。その為、ReadingやListeningとは逆に「頭で英単語を英文法に沿って並べる」という作業を行い、その後ある程度時間をかけ、スペルミスをすること無く紙に書き出します。つまり、英文法と英単語に加え、ミス無く書き出すスキルも必要です。
Speakingに必要なスキル
SpeakingはWritingと同様にアウトプットするスキルですが、Writingと異なる点は「瞬時に英語を口に出す必要がある」という、いわゆる瞬発力です。その為、Speakingに必要なスキルは英文法と英単語に加え、瞬時に英語を口に出すスキルが必要です。
4技能に必要なスキル
以上を纏めると、英語の4技能に求められるスキルは以下の通りです。
お気づきの通り、全技能において「英文法」が必要なスキルとなっており、文法力を伸ばすことで英語力が著しく向上します。(勿論その他のスキルを伸ばす必要もあります)
リバティーに通うメリット
これだけ読むと「文法書で英文法をマスターすれば良い」と思うかもしれません。正直に言うと、それでも全く問題ありません。ではなぜ高額なリバティーを勧めるのか。それは、お金を払ってでも学ぶメリットがリバティーに存在すると考えるからです。
メリット①:ここでしか得られない情報がある
情報に溢れた現在、大抵のスクールは「情報」を売っているのではなく、「時間及びマネジメント」を販売しています。例えばプログラミングスクールで教わる情報は、今やネットで無料で集めることが出来ます。それでも人々がスクールに通う理由は、「独学ではやりきれない」「時間がかかる」等、マネジメントや時間における悩みを解決する為であり、そこにお金をかけています。
そんな中、リバティーでは「情報」を販売しています。具体的には「グラマーテーブル」という情報です。この超情報化社会において、情報を販売していることがいかに異質で凄いことであるか、このnoteを読んでいる方であれば分かると思います。
そんなグラマーテーブルとは「英文法のルールを体系的に一般化させ、10ページ程度の紙に纏めたモノ」です。その中にある具体的な文法自体は関係代名詞や分詞構文など馴染のあるモノで、目新しい英文法が登場するわけではありません。ポイントは、「私達が学習してきた英文法のルールが体系化されている」という点です。
メリット②:最短で完璧な文法が身につく
英文法のルールが体系化されると何が容易のでしょうか。それは「体系化されて整理された英文法( = グラマーテーブル)」を用いて学習することで、全体俯瞰をして効率的に英文法を学習出来る点です。その結果、最短最速で英文法が身につき、TOEFLやIELTSのスコアも短期間で伸ばすことが出来ます。
僕のYouTubeチャンネルでも良く言っていますが、勉強は「全体像を把握した上で具体的な内容を学習する」ことが大切です。勉強だけでなくビジネスの場においても「相手に分かりやすく伝えるためには、最初に概論を述べてから各論に移ることが大切」と良く言われます。つまり、全体像の把握は内容理解において非常に重要なプロセスです。
しかし、資格試験のように出題範囲が決まっているモノであれば全体像を把握できますが、英語という概念において全体像を把握するなんてことは、普通出来るわけがありません。(例えば「日本語」を体系的にルール化してと言われても絶対に無理ですよね笑)
それを実現させちゃったのが藤川先生なんです。しかも、そのクオリティを確かめる為にコロンビア大学に留学しちゃうんです。異常さが段々と伝わって来たのではないでしょうか。全体俯瞰におけるメリットは、実際に僕が書いた口コミも参考にしてみてください。
そして、先程伝えたように、英文法が身につけば4技能のスキルが勝手に向上します。実際に、僕は単語とリバティーの授業、そして数回TOEFLの過去問を解いただけでReadingが21点を取得し、その後も安定的にスコアが伸びました。さらに、Writingも一度対策を始めると、文法力が高いおかげで安定して20点台に載せることが出来ています。(ListeningとSpeakingについては、聞き取るスキルと瞬発力が無い為に苦労しました…)
メリット③:受講生の質が高い
ここからはサラリと書きます。まずは圧倒的に受講生の質が高いです。スクールでは以下のような方々に出会い、「自分も頑張らなくては」と強い刺激を受けました。
個人的には、なぜか現役の東大生の女の子と良くご飯に行くくらい仲良くなり、年下にも関わらず色んな刺激を受けたことが印象的でした。
メリット④:受講の自由度が高い
クラスは教室/オンラインどちらでも受講可能であり、オンライン授業の場合は自由に受講日程をカスタマイズ出来ます。長期休みにどんどんと受講したり、忙しい時期には受講ペースを抑える等、自分の状況に合わせたスケジューリングが可能なので、受講しやすかったです。(自己規律が弱い方にとっては強制力が無いというデメリットかもしれません…)
リバティーの懸念点
ここまでメリットばかりを述べましたが、当然リバティーにも懸念点はあります。授業料が高額ですので、入会する際は以下の懸念点もしっかり理解したうえ、メリットと天秤にかけてご決断ください。
懸念①:ある程度の英語力が無いと苦労する
リバティーは英文法をゼロから易しく教えてくれるスクールではありません。初日からいきなり英語の穴埋め問題を解かされ、その解説をグラマーテーブルに沿って行うことで知識を習得させるというスパルタ式授業です。スパルタ授業のおかげで最速で文法をマスターできるのでメリットでもあるのですが、正直最初はキツイです。
僕も3回目くらいまでは内容がちんぷんかんぷんでした。授業に出席する度に段々と理解出来る内容が増え、5回目くらいからようやく要領が掴めました。しかし、英語力が低い状態で入塾した場合、ちんぷんかんぷんな期間が長くなり、その分脱落する可能性も高まります。Googleでの口コミにも、授業から脱落して低評価をつけている方が何人かいました。
リバティーの授業スタイルを比喩的に表現すると「パズルのピースを持っている人に対して、パズルの並べ方を教える」というモノです。パズルのピースを持たせる為の授業ではありませんので、そもそもパズルのピースを持っていない( = 英文法の知識が乏しい)人は、ピースを補いながら並べ方を理解するというハードな授業にキャッチアップする必要があります。
僕は入塾段階で6〜7割くらいのピースを持っていたので、足りないピースを自分で補いながらパズルの並べ方をマスターするという学習が出来ましたが、ピースがゼロの状態で入塾したら挫折していたと思います。
懸念②:二人三脚スクールではない
リバティーは「最高の教材を用意したから頑張って勉強してね」というスタンスであり、メンタリングを通して易しく寄り添ってくれるスクールではありません。実際に授業もスパルタですしね(笑)
もちろん、サポート体制の座組が用意され、メンタリング・英語学習・留学におけるセッションも定期的に開催されており、ある程度のサポートはありますが、基本的には自走できる人向けのスクールと思ってください。
少なくともプログリットのような、マンツーマンで二人三脚のサービスとは毛色が違います。ただ、TOEFLやIELTSを受験するような人はそもそもレベルが高い人であり、自己規律を保持していることが多いです。その為、モチベ管理にコストが割かれるプログリットよりも、「最高の教材を用意したから頑張ってねスタンス」の方が相性が良いと感じる人が多いと思います。
懸念③:文法以外は自主学習が必要
先ほど英語において必要なスキルを纏めましたね。
この中で、文法以外は自主学習が必要です。もう少し正確にお伝えすると、リバティーでは文法以外のスキルも身につけることが出来るようカリキュラムが作成されていますが、文法以外のスキルについては、他スクールと比べて圧倒的な競争力を持っているわけでは無いと個人的に考えています。
勿論カリキュラムの質が悪いわけではありません。しかし、英文法のように圧倒的な優位性があるわけではなく、「リバティーの授業だけ受ければOK」というわけにはいきません。人によっては追加学習が必要です。
リバティーの公式サイトには「平均50回(90分)のレッスンと1日1.5時間の自習で目標達成」とあります。これは英文法以外のスキルが高い人には当てはまるかもしれませんが、僕個人的の体験としては、50回も授業を受けなくて良い代わりにもう少し多くの自主学習が必要でした。
結論:それでもリバティーをオススメしたい理由
僕は無料で基本情報技術者試験の発信をしている人間であり、嘘をついてまでお金を稼ぐ気は毛頭ありません。その為、紹介記事にしてはネガティブな内容まで含め、突っ込んだ本音を書きました。価格が価格なので、全員に100%オススメするわけでもありません。
それでも、多くの人にとって英語学習のブレイクスルーとなり、短期間で効率的に英語のスキルを伸ばせる塾であると断言出来ます。特にTOEFLやIELTSのような、難易度の高い試験であるほど盤石な英文法が必須です。だからこそ、本気でスコアメイクをされたい方はリバティーを活用することで、効率的にスコアを伸ばせると思います。
加えて、英文法は英語学習の土台であり、一度身につけると一生役に立ちます。実際に、TOEFLのスコアアップに役立ったことは勿論、アメリカに留学してからの英語力の伸びが異常に早いことを日々実感しています。盤石な土台は一生ものであり、早く身につける程お得です。
リバティーに興味を持たれた方は、公式サイトから無料相談も可能ですので、まずは相談されてみることをおすすめします。(繰り返しですが、僕の紹介料が入ることが気に食わん!という方は直接公式サイトから申し込んでください)
また、TOEFLにおける学習戦略を纏めた記事も、興味がある方はご活用頂けますと幸いです^^
おわり
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