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【起業アイデアに役立つ海外最新ビジネスニュース #91】マッチングアプリ「Bumble」が上場申請、月間ユーザー数は4,200万人!

●Bumble

Bumbleは先月、証券取引委員会(SEC)にIPO計画書を提出しており、2月のバレンタインデー前後に新規株式公開を予定しています。

Bumbleは女性中心のマッチングアプリとして知られています。レディーファーストをコンセプトとしているBumble。メッセージを最初に送れるのは女性だけです。最初の一歩を踏み出さなければならないのは女性側であることが他のアプリとの大きな違いです。
※男性側はメッセージが来るのを待つだけです。
Bumbleは、TinderやHinge(Match Groupが所有している)のような他の人気のあるマッチングアプリと競合しています。

Bumbleはマッチングアプリとして始まりましたが、Bumble BFFで新しい友達を探しているユーザーや、Bumble Bizzで他の専門家とのネットワークを探しているユーザーに応えるために拡大しています。
Bumbleは、2014年にサービスを開始したアプリ「Bumble」と、2006年にサービスを開始したアプリ「Badoo」を運営しています。

●Bumble、株式会社へ

証券取引委員会への書類の中で、Bumbleは2020年第3四半期の月間アクティブユーザー数が約4,200万人、2020年9月時点での有料ユーザー数が約240万人であると報告しています。
同アプリは150カ国以上で展開しており、2020年1月29日~2020年9月30日までの間に約377億7円の収益をあげました。
また、Accel、Greycroft、Blackstone Groupが投資をしています。

●リスク要因

Bumbleは、Facebookのような大規模プレイヤーが出会い系機能を追加して業界に参入していると指摘されているように、出会い系スペースでの競争が激化しています。
また、「リスク要因」として、ユーザーの行動が同社の業績に影響を与える可能性があると指摘しています。

「当社のユーザーの1人または複数が、プラットフォーム上で出会った後に直接会って損害を被ったと主張した場合、当社のブランドの評判を損なうような否定的な宣伝や法的措置を受ける可能性があります。
競合他社で同様の出来事は過去にあり、その結果、出会い系業界全般に否定的な評判をもたらし、結果的に当社のビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。」


Goldman SachsとMorgan StanleyがIPOの引受人を務め、ナスダック市場へにBMBLとして上場する予定です。


出典:Crunchbase

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