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【起業アイデアに役立つ海外最新ビジネスニュース #100】投資家に聞く!注目フィットネスアプリ!

●フィットネス業界

何がうまくいくかを知る最良の方法は、自分で試してみることです。
健康・フィットネスの目標は、多くの人にとって新年の決意であることが多いです。
今回はフィットネスアプリに投資している5人のベンチャーキャピタリストに、フィットネスの今後について聞いてみました。
投資家はいくつかのアプリや製品を実際に試し、何に投資するか決めていました。

フィットネスアプリは、2020年の世界的なパンデミックの影響もあって、大きな資金が集まることが確実です。
家庭は仕事場だけでなく、ジムにもなりました。

投資家は過去5年間に米国を拠点とする730以上のフィットネスアプリやプラットフォームに7300億円を投じ、2020年には2400億円を投じています。

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●Tim Chang氏

Mayfield FundパートナーTim Chang氏は、2015年に人工知能とコーチングを使った筋力トレーニング「Tonal」にシード投資家として参加しました。過去20年間、健康追跡、トレーニング、栄養学に携わってきましたが、特に興味を持ったのはウェイトリフティングだったといいます。
「すべてのデバイスとマシンを試してみました。ホームジムを作り上げることにも挑戦しました。
Tonalが登場したとき、元々情熱を持っていた領域だったので、今後成長すると理解できましたが、当時どのVCも注目していませんでした。

当時シリコンバレーは筋力トレーニングを見下しており、肉体派の人がやるもので、洗練された器具を使うものではないと考えていました。」

Tonalは2015年設立以来、資金調達で2兆円を調達しました。
「私が予想していた市場に追いついていくのを見るのはありがたいことです。」

●Elizabeth Edwards氏

「Peloton」の投資家H Venture Partnersの創業者Elizabeth Edwards氏は、アプリで接続されたプロトタイプを見ることができました。まだプレローンチで、まだ販売するレベルではありませんでしたが、Edwards氏は製品の可能性を感じていました。

「注目していたのは、自転車の品質、計画、そして彼らがやろうとしているコンテンツでした。
SoulCycleの経験を家庭に持ち込んだのです。私は過去15年間ヨガをやっていたので、コンテンツには精通していました。

Pelotonのストリーミング・ヨガ・コンテンツが好きで、頻繁にエクササイズをしています。今後、楕円形の製品を出してくれることを期待しています。

現在は公開企業となったPelotonは、総額994.7億円の資金調達を行っています。

●Todd Dagres氏

Spark Capital創業者Todd Dagres氏は、2016年に同社がスタートした後、鏡のような画面を介してクラスをストリーミング配信するコネクテッドフィットネスプラットフォーム「Mirror」を振り返っています。Mirrorは触って試すだけでなく、結果を感じることができたユニークな体験だったといいます。

「プロトタイプをデモできたので、とても役に立ちました。Mirrorが非常にユニークだと感じたとき、ビジネスになると確信しました。」

Sparkは2018年にMirrorの13億円シリーズAと25億円シリーズBの両方を投資しました。Mirrorはその後、2020年6月に500億円でLululemonに買収されました。

Dagres氏自身はその後、音楽とトレーニングでボクシング体験を提供するコネクテッド・フィットネス・プラットフォーム「Liteboxer」を共同設立。
同社は2020年にWill Venturesが率いるシードファンディングで4億円を調達しました。

●Kyle Lui氏

DCM VenturesパートナーKyle Lui氏が心がけていることは2つあります。
1つ目は、全てのフィットネスアプリやプラットフォームを試したことがあることです。
2つ目は、「自宅のフィットネスのセットアップは何ですか」という質問を必ずすることです。

「私はすべてのフィットネスを試しています。この領域に情熱を持っており、次の説得力のある製品を探しています。
フィットネス分野には多くのチャンスがあり、ある製品は心に響くかもしれないが、必ずしも他の人の心に響くとは限りません。
試した製品やサービスの中には、ブランドやマーケティングは優れているものの、真の独自性に欠けているものもあります。またデジタル体験の中には、消費者の関心を長期的に維持できないものもあります。」

最近、Tempo社の60億円のシリーズBに関わりました。Tempo社は、3Dセンサーと人工知能を用いて、機器、トレーニング指導、ソーシャル・モチベーションを組み合わせたホームフィットネス・プラットフォームです。DCMは2019年に同社の1700万ドルのシリーズAラウンドに投資しています。

「Tempoは良いセンスを持っていましたし、最初に試した時には『すごい』と思う体験ができました。」

●Mark Wan氏

Mark Wan氏もまた、多くのフィットネスアプリやプラットフォームを試してきたVCで、そのいくつかに投資している。
Wan氏がパートナーのCauseway Media Partnersは、後期のスポーツやフィットネスへの投資に力を入れています。

そのうちの2社は、インドアサイクリングを含むオンラインフィットネスプラットフォーム「Zwift」と、体力と精神力の促進に役立つツールを提供するデジタルフィットネス企業「Freeletics」です。
Causewayは昨年9月に、Freeleticsの25億円のシリーズBやZwiftの450億円のシリーズCに投資しています。

「この分野の企業から月に2~5社のピッチを見ており、すべてを試すわけではないですが、多くの企業を試してみたいと考えています。
私は自分をプロとして利用したくありません。」


出典:Crunchbase

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