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会社設立までノンストップ!!ゼロからスタートする起業

新しいことを始める・自分のお店を持ちたいと以前から心に温めている人は多くいるのではないでしょうか?
さあ、始めるぞ・やるぞと意気込んでいてもいざ始めようとすると何から始めればいいのかと立ち止まっていませんか?

「誰でも始めは知識ゼロで素人」

今成功している起業家の方達もゼロからスタートし必ず通ってきた道です。そこで、会社設立に必要な事を知識がゼロでも起業ができる方法をまとめてみました。

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起業前の心構え

起業する前に「なぜ起業したいのか」「起業を通じて実現したいこと」を明確にする。明確にせず始めてしまうと起業する事がゴールになり迷走します。

なので、紙やメモなどに動機をしっかり書き出す事が重要です。なぜなら、この後の会社設立までの手続きで必ず必要になってきます。

実際に起業すれば誰かを頼るのではなく「自己責任で自ら決断」する事になり、ほんの少しの情報・知識不足によって失敗やビジネスチャンスを失う事になります。

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なぜここまで心構えが必要なのか強く言ってるのかは、借金をして、事業も出来ず会社が倒産に追い込まれる状況になって欲しくないためこの記事を書きました。

最後まで読んでいただけたら失敗するリスクを減らせます。

この後は
基礎知識を徹底的にインプットしましょう。
この先を読むときは自分の会社や事業をイメージしつつ、ワクワクしながら読んでみて下さい…

会社設立の基礎知識

まず、会社設立を行う上で会社とは何か学んでいきましょう。
ここでは知識をひとつひとつ身に付ける事で自信もつき不安や悩みを解消していきます。ポイントを押さえ理解し自信をつける事が重要です!!

まず初めに会社の種類から…
|会社の種類
大きく分けて4つに分類されます。
中でも株式会社と合同会社が主に選ばれます。
なぜ2つが選ばれるのか学んでいきましょう。

【1、株式会社】
多くの人が思い浮かべる会社ではないでしょうか?
日本で最も多いポピュラーな会社形態で代表的な形態です。
株で資金調達をし、そこで得たお金で経営する会社のこと。
つまり多くの人から株と引き換えにお金をもらい、そのお金で会社を動かす事が出来る。

2、合同会社
経営者と出資者が同一であり、出資者全員が責任社員である。
「出資者=会社の経営者」となる。
会社の所有者(出資者)と経営者が同一となるので
柔軟な経営しやすい特徴があります。
・設立にかかるコストが安い
・利益配分が自由に決められる
・決算公告の義務がない

3、その他会社
残りは合名会社・合資会社の2つ。両方ともに言えることは法的に責任の重さがかかってくる事が多いです。

合名会社は、株式会社に比べ規制が少なく柔軟な運営ができます。
ただ、合名会社の出資者、社員には重い責任が伴います。「無限責任」=会社の債務者から直接請求を受ける、責任の範囲は無限です。

合資会社は、他の3つの会社とは違い出資者が2人必要です。
合名会社と同様で無限責任を負うことがあります。

会社の種類をまとめますと、
・株式会社
・合同会社
・合資会社
・合名会社

中でも会社設立するなら株式会社か合同会社がオススメです。
なぜなら、有限責任なので経営リスクが低く、認知度も合資会社や合名会社の方が圧倒的に高いからです。万が一、経営がうまくいかなくても会社が倒産してしまっても、個人が会社の債務を負う責任はありません。

結論を言ってしまうと、事業を大きくしていきたい人は株式会社で、経営の自由度を優先する人は合同会社がオススメです。それぞれの目的によって設立をしていきましょう。

ではなぜ会社設立するのか?
「会社を作るメリット」を紹介します。
大きく5つのメリットが挙げられます。
それでは説明していきます。

1、信用力を高める
個人よりも法人の方が信頼が得られる。
会社設立の場合、住所や代表者名、資本金の額、役員などを記述し必要書類事項を法務局へ提出し、登記をしなければいけません。つまり、法人として社会的責任を持つことで信頼が得られる。

2、節税効果がある
法人税としての節税
個人事業の場合、所得税は累進課税となり、所得が増えれば税額が上がります。法人の場合、800万円以下とそれ以上で法人税率が異なる。800万円以下は15%、それ以上は最大で約23%。
一方、個人事業主やサラリーマンの所得税率は、課税所得が900万円を超えると33%、最高税率が45%になる。個人で差はあるが節税の面からも法人にする事もオススメ。

3、融資・資金調達が行いやすい
金融機関から融資を受けようとする場合、個人事業主は個人のお金と事業のお金が曖昧になりやすい。法人の場合は、財産管理が厳しく、金融機関もどれくらいの資産を持っているか会社なのかを判断しやすく、融資判断がしやすい。条件が揃う事で融資の可能性が広がり安くなる。

4、決算月を自由に設定できる
個人事業の場合、事業年度は1月から12月までと決まっています。
法人の場合は自由に事業年度の決算時期を設定でき、業務に合わせて忙しい時期と、決算事務をしなければいけない時期をずらして選択する事が出来る。

5、相続税がかからない
まず、法人とは相続とは何か理解しておきましょう。まず法人は、法律上人として扱うものとなってます。個人と別の人なので、法人の財産と個人の財産と別々に納税をします。
だから、法人化すると月々の給与を代表自らに払う事になり、収益について法人税と所得税の両方に基礎となるお金を分散出来る事が出来ます。

次に相続とは何かを説明します。人が亡くなったときに行われるもので、事業主が亡くなっても法人は亡くなりません。ですから、法人は財産相続をしないものとみなし相続税がかからないです。

以上が基礎知識となってきます。

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次回の記事で
今回学んだものを会社設立までの流れに沿って説明し、これまでよりも具体的にイメージしてもらうためにstepごとに分けて説明をしていきます。

会社設立までの流れ

step1:基本事項の決定          
     ⬇️
step2:定款の作成     
     ⬇️
step3:資本金の払込み     
     ⬇️
step4:登記書類の作成     
     ⬇️
step5:法務局への会社設立登記申請     
     ⬇️
step6:登記後の各種行政などへの手続き

【まとめ】

今回は、ゼロから基礎知識を学び少しずつ理解度を深めるために心構えやメリットをお伝えしてきました。会社とは何か・設立する事でのメリットをイメージする事で次回ご紹介する会社設立までの流れが理解しやすくなります。



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