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東京都の起業支援制度まとめ

「え、そんな支援制度があるんですか?知らなかった」

起業相談の現場では、よくあるワンシーンだ。

起業にはリスクがある。だから、リスクを背負って起業を目指す人のために、国や都道府県、地方自治体がさまざまな公的支援制度を展開している。

なかでも、東京都の展開する支援制度は充実している。

情報提供、助成金、専門家による起業相談、起業家どうしの交流会、事業計画の作成など、盛りだくさんだ。

助成金などの活用には一定の要件を満たす必要もあるが、利用できる制度を「知らなかった」では、あまりにももったいない。

そこで、これだけは確実に押さえておきたい東京都の支援制度を3つ紹介する。

1.TOKYO創業ステーション
2.創業助成事業
3.各区の創業支援制度


1.TOKYO創業ステーション

TOKYO創業ステーションは、東京で起業を目指す人のための創業支援拠点だ。

場所は、JR東京駅 丸の内南口から徒歩5分。(公財)東京都中小企業振興公社が運営している。

・東京都内在住の方、
・都内で起業を予定される方

が利用の対象で、起業を円滑に進めるための様々な支援メニューを提供している。

公式サイトの情報で、サービス内容を紹介しよう。

創業を真剣に考えている方を対象に、実際に創業して事業化を行うまで、窓口で創業相談員がマーケティングやビジネスプラン作成へのアドバイスを行う「プランコンサルティング」を実施しています。
また、経営に必要な知識や情報を提供する各種セミナーを展開しています。
下図のとおり、創業(希望)者のみなさまの状況に合わせて、広く入り口をご用意していますので、まずは受付窓口へお越しください。みなさまに適したサービスをご紹介します。

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(引用:TOKYO創業ステーション HP)


この通り、起業まで手厚いサポートを受けることができる。

建物がとても立派なたたずまいだから、やや敷居が高く感じてしまうかも知れないが、スタッフの皆さんがとっても親切で親身に話を聞いてくれる。

創業について知りたい人も、事業計画のブラッシュアップをしたい人も、早速ホームページを確認して、「これは」と思うサービスがあれば、ぜひ活用してみてほしい。

ちなみに同じ建物に、「Startup Hub Tokyo」という拠点が入っている。動画のキャッチコピーにある通り、"起業のヒントに出会える場所"だ。

起業に興味はあるけど、何から始めていいか分からないなんて人は、まずStartup Hub Tokyo を訪れてみるといいかもしれない。


2.創業助成事業

東京都と(公財)東京都中小企業振興公社では、賃借料、広告費、従業員人件費など、創業初期に必要な経費の一部を助成する「創業助成事業」を実施している。

これは、創業初期に必要な経費を、なんと「300万円」まで助成してくれる制度だ。都内開業率の向上を目標に掲げる、東京都の覚悟と決意が伝わってくる。

事業概要はこれだ。

助成対象者
都内での創業を具体的に計画している個人又は創業後5年未満の中小企業者等のうち、一定の要件(※)を満たす方

※「TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援終了者」
「東京都制度融資(創業)利用者」「都内の公的創業支援施設入居者」など申請日までに申請要件を満たさない場合は、申請できません。
※個人事業主・法人の登記上の代表者として、通算5年以上の経営経験がある方は助成対象とはなりません。

助成対象期間
交付決定日から1年以上最長2年

助成限度額
300万円(下限100万円)

助成率
3分の2以内

(引用:東京創業ステーション HP)

助成金は、原則的に返済不要だ。だが、申請要件をしっかりと満たし申請書を提出してから受給が決定するまでには、審査もある。当然ながら狭き門だ。

需給が決定してからも、実際に入金されるまでには相当な時間もかかるため制度内容や要件を確実に理解しておく必要がある。

我こそはという人は、ぜひチャレンジしてみてほしい。

▼最新の情報は、こちらで確認▼


3.市区町村の創業支援制度

東京都内の市区町村でもさまざまな支援策が展開されている。

起業・創業支援では原則、

・同市区町村内で今後開業を予定している方
・同市区町村内で開業後一定期間内の方

を対象としているが、ホームページ作成の助成や低利の融資あっせんなど、地方自治体ならではのきめ細やかな支援制度が充実している。

ただ、地方自治体の支援制度は、市区町村の事情に応じて内容が異なる。今日だけは、インスタやYoutubeを見る時間を3分削って、一度次のキーワードで検索をかけてみてほしい。

住んでいる市区町村 or 起業を予定している市区町村

創業支援

たったこれだけで、市区町村の創業支援制度をおおまかに確認できる。

例えば、オレが働いている港区で検索をかけてみる。

検索ワードは「港区+創業支援」だ。すると、こんな検索結果が得られる。

港区公式ホームページ/創業・ベンチャー
港区公式ホームページ/創業支援融資
創業支援制度のご案内 | 港区で開業をお考えの方へ

たとえば「港区公式ホームページ/創業・ベンチャー」をクリックしてみると、利用できる支援制度を確認できる。

・窓口相談
・創業アドバイザー派遣
・創業支援融資
・創業セミナー
・創業勉強会
・新規開業賃料補助

▼最新の情報は、こちらで確認▼

港区で創業予定の人は、ぜひ活用を検討してほしい。


もう1つ、今度は、「八王子市」で検索をかけてみよう。

検索ワードは、そう「八王子市+創業支援」だ。検索結果はこちら。

● 起業家のための支援|八王子市公式ホームページ
● 創業支援資金(創業)|八王子市公式ホームページ
● 八王子市の創業・起業支援事業

今度は、「起業家のための支援|八王子市公式ホームページ」をクリックしてみる。すると、こんな支援制度を確認することができる。

・起業全般の個別相談
・創業塾・セミナー等
・開業支援資金
・八王子市空き店舗改修費補助金
・起業家向けオフィス等

▼最新の情報は、こちらで確認▼


今回紹介した公的な支援制度は、全体のほんの一部だ。公的な支援制度は、公的であるがゆえに満たすべき要件、必要な手続きなどもあるが、安心して活用することができる。

身近な公的支援機関や制度を検索し、自身に合うものを見つけ出し、まずは問合せをしてみるところから始めてみよう。きっとみんなの起業を力強く後押ししてくれるはずだ。

※今回紹介した助成金などの情報は、いずれも2020年1月末時点の内容だ。支援を利用する前に、必ず最新の募集要項を確認して欲しい。

■終わり

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