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必要以上に自分を責めてしまう方へ

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、何か失敗をしてしまったり、上手くいかなかったりすると、自分を責めてしまい、数日経った後でも、折に触れ、思い出してはくよくよ悩み、再度自分を責める、という悪循環に陥ってしまう、という方に、お届けします。

結論から言います。
自分を責めるのは、時間の無駄です。
次の二点を、よく読んで、あなたの人生から、無駄を無くしましょう。

①自分を責めても、何もいいことは無い。
 反省はしてもいいですが、それも一度きりにして下さい。
 次回に生かせるような改善策が浮かんだら、もうそれきり、今回の失敗 は考えないようにして下さい。
②どうせ忘れる。
 今回のことに限らず、人間は忘れる生き物です。
 だからこそ、生きて行けるのです。
 三日、三週間、三ヶ月と、いやでも記憶は薄れて行きます。
 いずれ忘れることのために、今の貴重な時間を費やしてはいけません。

自分をいつまでも責めていると、すぐそこに、自分を成長させるチャンスが来ても、気が付かずに、見逃してしまうのです。
せっかく友達が誘ってくれても、気乗りがせず、断ってしまう、というように。
もし、断らずに、誘いに乗って、展覧会やセミナーやピクニックに出掛ければ、そこで、興味の持てる別の分野や、新たな人との出会いがあったかもしれないのに。

自分で自分を痛めつけてはいけません。
自分は、何があっても、自分の味方でいましょう。
だって、そうでしょう。

あなた以外に、これ程あなたのことを理解し、信頼し、愛してくれる人がどこにいると言うのでしょう。

さて、気位の高いひとは、何かに失敗した時、どういう考え方をするのでしょう。
彼らの考え方から、私たちが学べることを見てみましょう。

気位の高いひとは、すべてを全力で行うので、たとえ失敗しても、自分を責めるということがありません。
同じことをしていた(例えば、同じ試験を受けていた、同じコンクールに出場していた、等)人が成功して、自分は失敗したとしても、そもそも他人と比べても仕方が無い、ということを知っているので、失敗した自分も受け入れることができるのです。

実は、私も、失敗をする度に、落ち込んでは、「もっと努力すれば、成功したかもしれないのに」と自分を責めていたのですが、ある日、友人と話していた時に、自分の考え方の傲慢さを指摘されたのです。
その友人も、気位の高いひとで、普段は相手の内情に立ち入ったことは、一切言わないひとでしたが、その時は、あまり私がしょげていたので、見るに見かねて、アドバイスしてくれたのでしょう。

「ぱんだが全力を出してやった結果、失敗したのなら、それは仕方のないことよ。
もっとやれた筈だ、情け無い、と自分を責めるのは、むしろ傲慢なことだ、と私は思う。だって、その時々で、周囲の状況も変わるし、ぱんだの事情だって変わるでしょう。
人間なのだから、いつもベストな状態で、ことに臨める訳ではない。
もちろんベストな状態に持って行くように、みな努力はするけれど、それでも、アクシデントが起こることはあるのよ。
ぱんだだって、その時々の事情のもとで、せい一杯がんばった筈。
それらをすべて無視して、自分を責めるなんて、あなた、自分にどれだけ実力があると思っているの? ってことになるのよ。
次に、また、全力で頑張ればいいだけのことなのよ、ねえ、ぱんだ

友人のこの言葉は、心に浸みました。
同時に、私は、若気の至りながら、どれだけ思い上がった考え方をしていたのだろうと、反省もしました。

・何事も全力で行うこと。
・他人と比べないこと。(他人の実情はわからないし、状況も自分とは違うため)

この二つの点をしっかり押さえておくと、自分を責めることはなくなっていきます。
責めても仕様がない、ということが、わかってきますから。
そして同時に、自己嫌悪に陥る、ということもなくなるのです。

まとめます。
何か失敗をする度に、自分を責めてしまう人へ。
自分を責めるのは、時間の無駄です。
次の機会に生かせるように、反省を一度だけして、改善すべき点がわかったら、あとは、一切思い出さないようにしましょう。
思い出しそうになったら、どうせ三日もしたら忘れるわ、と自分に言い聞かせるか、意識して、別の、楽しいことを考えるようにするといいでしょう。
もしくは、口が固くて信頼出来る友達、あなたを決して否定せずに、同情して、話を聞いてくれる家族(お祖母様など)に、話してみましょう。お説教してくる人はだめですよ。

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