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運命のバッグに出会いました♪

こんにちは、ぱんだごろごろです。
ちょっと大げさなタイトルになってしまいましたが、お付き合いくださいね。

先に結論から申し上げてしまいますと、私がこれからの老後を共に過ごすバッグとして選んだのは、


モラビトの「ステラ」です。


 

ステラMM 色はグリ・ペルル(真珠の中心部のようなグレー)


私は、今までブランドのバッグというものを持ったことがありません。
理由は簡単で、それだけのお金があるなら、バッグではなく、宝飾品を買いたかったからです。

40代の頃、名古屋の同窓会に行くと、皆、レディ・ディオールのバッグを持っていたものでした。
それも黒だけではなく、赤やらキャメルやら、色とりどり。
さらに時が経つと、今度は、いよいよケリーやバーキンの出番。
エルメスやシャネルなど、さすが名古屋のマダムたちだなぁと、感心したものです。

そんな時、私は、母からのお下がりの、クロコダイルのバッグで過ごしていました。
クロコは、普通の皮革製品と違って、長く使い続けても、古びて見える、ということがさほどないので、何年でも使えるのです。

そしてお小遣いを貯めては、憧れのジュエリーを手に入れる日を夢見ていました。

友達とのお出かけの時には、コーチやケート・スペードと言った、リーズナブルでちょっと遊び心のあるメーカーのバッグを愛用していました。

これらも、海外旅行に行った時に買うと、お安く手に入りますから、ハワイやシンガポールの免税店などで、よく買ったものです。

そんな私でしたが、あることに気が付きました。

あと3年で、年金生活に入ってしまう。

そして、私が持っているバッグは、あの不老不死のお下がりクロコダイルだけ。
他には、この先の人生を私と共にしてくれるバッグがないのです。

もちろん、コーチもケート・スペードもお気に入りではありますが、一歩間違えると、若作りになってしまう…、
初老の女性が外に出る時に持つには、少々デンジャラスなのですね。

そこで考えました。

ここで、ひとつ、初老の女性にふさわしい、ブランドバッグを買おう、と。

あ、もちろん、エルメスやシャネルではありませんよ。
私は健全な経済的感覚の持ち主なので、ハンドバッグに50万円以上出すことはあり得ません。
50万円出すのは、ジュエリーの時のみです。
(かつて、子供が小学校の6年生後半のとき、塾に、特別コースの講習費用も含めて、総額でそれくらいの金額を払ったことがあります。それに見合う効果があったかどうか、それは訊かないで下さいね)

ディオールもグッチも、高価なことに変わりはありません。
ロエベやコンテスも、良いけれど、今まで思い入れがなかっただけに、ピンと来ません。

どこのブランドがいいのかな。

この先、ずっと愛着を持てるような、
私の運命の相手(ハンドバッグ)は、どこにいるのかしら。

今まで、少しでも気になるバッグがなかったか、
私は過去の記憶を辿ることにしました。



そうこうするうちに、あるバッグのお店の姿が、記憶の彼方から、浮かび上がってきました。

それが、帝国ホテルの地下アーケードにある、モラビトのお店だったのです。

私のお気に入りの宝石商が、ウエダジュエラーだということは、今までにも何度となく書いてきましたので、あるいはご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

帝国ホテルの、「パークサイドダイナー」脇の入り口から、階段で地下に下りて、ウエダジュエラーに向かう、その途中に、モラビトのお店があったのです。


帝国ホテル地下アーケード ショップリスト


そのお店の前を通り過ぎる度に、端正なハンドバッグが整然と並べられているのを見て、静謐で美しい空間だな、と感じていました。

でも、横目でモラビトのウインドウを見ながらも、心は真珠やダイアモンドや指環やブレスレットに向いていますから、扉を押して、モラビトの店内に入ってみようと思うことはなかったのです。

今なら、あの店内に、足を踏み入れてもいいんじゃないかしら。

前を通り過ぎるだけの関係でしたが、確かに、モラビトという名は知っていましたから。

そう思った私は、まず、インターネットで、お店の開店時間を調べ、
続いて、置いてあるバッグの傾向を調べました。

100万円以上するバッグもゴロゴロ載っていましたが、
私の考える予算内のバッグも、ちゃんとありました。
そして、デザインが素敵。
何となく、曲線がパンダっぽくて、耳も付いている感じ。

何だか可愛いのです。

ステラMM   色はウォーターフォール

よし、これを狙おう。
そう決心した私は、モラビトのお店に電話をかけ、
ステラの在庫があることを確かめました。
お店に行って、どの色が似合うか、試してみたい旨も伝えました。

あとは実行あるのみ。


ふっふっふ。
そして、私は老後の伴侶を手に入れたのです。

選んだ色は、グレ・ペルルの方です。
ウォーターフォールの水色も捨て難かったのですが、汎用性のある、グレーの方にしました。

これから、このバッグを、パンダバッグと呼ぼう。
(モラビトのお店の方が、これを読んでいませんように)



今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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