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はるかぜるりいさんの、「トリ好きとわずがたり1,2」

こんにちは、ぱんだごろごろです。

今日は、年休による休日です。

いつもはライトグレーな勤め先(繁忙期には、黒に近いグレーになります)ですが、

体面上、契約社員にも休みを取らせなくてはいけなくなったらしく、

ここへ来て、お休みをもらえることとなりました。


普段は、会社へ行くのがおっくうな私です。

決して仕事が嫌いなわけではないのですが、

家の外へ行くのが、余り好きではないのですね。


家の中で、のんびり自由に本を読んで過ごすのが一番好きなため、

外へ出る、というところに、第一関門があるわけです。

ただ、今は、夫もリモートワークで、ずっと家にいますし、

仕事をしないで家にいたら、

「完璧な家事」

をすることを、家族から要求されます。


このおおざっぱな私が、

そんな恐ろしい目に合うのだけは避けたいがため、

私は、下の子どもが中学校に入った時から、

時給労働者として働き、

国に税金を納める道を選んだのでした。


毎日、身なりを整え、そこそこの化粧をするのも、

すべて自分を奮い立たせて、何とか職場まで、たどり着くため。


始めてしまえば、好きな仕事ですし、慣れてもいるので、勝手に身体が動きますが、

家から出て、会社に着くまでが、

朝から前向きになれないひとときなのでした。


あと5年近くは、こうやって働くのでしょう。

定年になって、無事退職できるまでは、

家で本を読んでいたいよう、と思いながら、

駅まで行って、電車に乗るのでしょうね。


ところがですね、

このお休みの間に、私は、前から読みたいと思っていたkindle本を、二冊同時に読めることになったのですが、

この二冊の本が、

私を、外に連れ出してくれたのです。


わかりやすく言えば、

はるかぜるりいさんの、二冊の本を読んだ私は、

いつも駅へ行く途中で見かけるハシブトガラスや、

川の電線の上にとまっているカワウのことが気になって、

つい、外まで見に出掛けたのです。


キジバトは、家の庭まで来ては、えさをねだりますし、

ヒヨドリは、せっかく生ったぶどうを食べてしまいます。

ハクセキレイや、メジロ、シジュウカラは、大きな道から一本入ったところの、私道までやって来ては、遊んでいるため、

見慣れた鳥たちでした。


カラスもスズメも、みんな野鳥なのですね。

はるかぜるりいさんの本を読むまでは、そんなことにも気付かずにいました。

何も、重装備で、裏山の藪をかき分けて行くのだけが、バードウオッチングではないのですね。

そうわかったら、いつものあの鳥たちに、会いに行きたくなったのです。


これからは、会社へ行くのがおっくうでも、

野鳥の観察をしに行くんだ、と思って、家を出ることができそうです。

家の周囲と、勤め先のある場所とでは、

住んでいる鳥たちも、多少は違うはず。


はるかぜるりいさんがおっしゃるように、

カメラや望遠鏡がなくても、野鳥観察は気軽にできる

出先でも、バードウオッチングの機会はある

と思えば、

外出が楽しくなる

会社に行くのも、今までほどおっくうではなくなる

のではないかと、期待しています。


以下は、はるかぜるりいさんのご著書の表紙と、

私が書いたレビューです。


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今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

あなたのスキ、コメント、フォローに、心より感謝いたします。

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