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薪能

薪能(たきぎのう)の起源は、奈良興福寺の神事能と言われ、夕暮れから夜間に、野外で篝火を焚いて催されることから来ている。

能は、歌舞を中心に発達した古典芸能「猿楽の能」の略で、面をつけ、謡や囃子に合わせて演じられる。室町時代、世阿弥によって大成された。

世阿弥「風姿花伝」による名言、
秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず。

秘する花を知ること。
俳句で花と言えば桜と以前言ったが、さて、ここでの「花」とは。


笛吹けば闇の寄りくる薪能
石原八束


薪能(たきぎのう)

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