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DNAをうまいことリレーできた話

今日は「D」の日。

台風来てます。
みるみる風が強まり、目の前の木の揺れがかなり大きくなってきたので、ベランダの植木鉢と物干し竿を避難させました。

さて、

DNAをうまいことリレーできた話

についてです。

あなたは父親似ですか?それとも母親似ですか?
もし、あなたにお子さんがいるなら、あなたに似ていますか?それとも相手のかたに似ていますか?

私は結婚相手について、子どもの頃からこだわっていたことが三つあります。

それは、自分よりも背が高いこと、目がぱっちり二重なこと、手がきれいなことです。

結婚相手を選ぶ基準は、人それぞれの考え方があると思うので、他の人の意見もぜひ聞いてみたい話題です。

私の場合の一つ目のこだわりは、自分自身が背が高く、小さいときから男子やまわりの大人から「デカっ!」「背が高いねー!何センチあるの?」などと身長のことをしょっちゅう言われるのがイヤだったというのが大きな理由です。

相手も大きい人なら、自分の背の高さがあまり目立たないのではないか、というもくろみ通り、身長が高い夫と結婚して以来、自分はすっかり普通サイズの気持ちになれました。

そして、二つ目のこだわりぱっちり二重について。
これは、実は私だけではなく、私の父親から2世代に渡る念願を叶えるための条件です。

私の父親は、芸能人でいうと橋幸夫さんや、五木ひろしさん、赤井英和さんの系譜の顔立ちで、若い時には男前といわれながらも、本人は目が細いことをコンプレックスに思っていたようです。

そこで、自分の子どもは目が大きくなるようにと、ぱっちり二重の母と結婚して生まれたのが私と妹です。

しかし、父のひとえまぶたのDNAは強かった。

残念ながら、母のぱっちり二重は私にも妹にも受け継がれず、目が大きいタイプのひとえまぶたの姉妹が生み出されました。

私自身、決して自分の顔が嫌いなわけではありませんでしたが、小さいときから二重まぶたの友達をうらやましく感じていたため、結婚するなら必ずぱっちり二重まぶたの人を選ぼうと決めていました。

夫は例えるなら、ガチャピンとムックのガチャピンクラスの重たい二重まぶたで、条件にぴったりでした。

三つ目のこだわり、手がきれいなこと。
これは、私の手の指がとても太くて、手全体もぽちゃぽちゃしていることと、爪のかたちも小さくてマニキュアが全く似合わない形をしていることによります。

私の両親と妹みんな同じような手の形なので、これは家族全員のコンプレックスだと言えます。

夫は指が長く爪も大きくすらっとした、私の家系には誰もいない手をしているので、この点でも理想的でした。

そんな私の求める、3つの条件を満たす夫との間に生まれた娘は、背が高く、目がぱっちり二重で、指がスラリと長くて、爪もキレイな形を受け継いでくれました。

父の代からの念願の二重まぶたは達成され、私の家族全員のコンプレックスの太く不格好な手が、とりあえず娘には受け継がれずに済んだことは、私の両親と私にとっては喜びでした。

ただ、背の高い同士で結婚したら、娘が大きくなるのは予想していたこととは言え、娘も小さなときから背が高いので男子から
「進撃の巨人」
と呼ばれるという、私と同じような経験をしている点だけはちょっと申し訳ないような気もしていますが…。

今回は3つの見た目について書きましたが、DNAというのは、こうして色々な形で、全ての人に前の世代から受け継がれているのだと思うと、とても面白く感じます。

あなたが受け継いでいる特徴も、実は両親や、祖父母がこだわった結果なのかもしれません。

ではまた明日。

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