結婚生活の利点
こんにちは。
一年ぐらい冷凍庫に眠っていたピザ生地を、先週冷蔵庫で解凍し、ようやく本日無事に焼き上げた木賀ちお🐧です。
一年がかりの一大ピザプロジェクトとなりました。
お腹ですか?大丈夫です。今のところ。
このように、自分が作った怪しい食べ物であっても、喜んで食べてくれる人が家にいるというのは、結婚して良かったことのひとつかもしれません。
私たち夫婦は30年近く前、大学のサークルで知り合いました。
結婚してから今年で16~17年になると思うのですが、もともと長い付き合いだったせいか、お互い結婚記念日も覚えていないような、あっさりした関係です。
二人ともずっと会社員としてフルタイムで働いていて、家庭の運営に関わる費用は折半しています。家のローンも税金も真っ二つに分け、経済的には独立採算制。お互いの貯蓄額も知りません。
私にとっては、これが当たり前だと思っていたのですが、人からはよく驚かれるので、そうではない家庭も多いのだと知りました。
大学卒業後一人暮らしを始めた私は、しょっちゅう旅行に出かけるなど遊び歩いていたため、会社の給料だけではお金が足りず、会社の先輩が紹介してくれた会員制のクラブや、コンパニオンなどの単発バイトをしていました。
バイトしなくてもやっていけるぐらいの給料をもらえるようになった30歳まで、ずっとそんな生活をしていたのですから、丈夫な身体に生んでくれた親に感謝しています。
結婚後、新婚生活は私が借りていたマンションに、実家暮らしだった夫が同居する形で始まりました。
結婚して最初に良かったと思ったのは、生活費が半分で済むようになったことです。
就職して以来、自分が生きるための費用は、全て自分で稼ぐのが当たり前だったのが、結婚したとたんに半分夫の負担になったのです。
次に良かったこと、これは結婚して最大の良かった点でもありますが、子どもを持てたことです。
もちろん結婚しなくても子どもは持てますが、夫婦での子育ては何かと便利です。
産後4ヶ月で仕事復帰をしたのですが、復帰後も時短などは利用せず、産前と全く同じ働き方だったので、泊まりの出張も珍しくありませんでした。
当然ですが、子育てを家族にバックアップしてもらえるよう、事前準備は念入りに行いました。
特に活躍したのは当時独身だった私の妹です。
近所に引っ越してきてもらい、毎日保育園のお迎えから私が帰宅するまでの時間、ベビーシッターをお願いしていたのです。
毎日保育園に迎えにいくので、周りのお母さん達は妹のことを母親だと思っていたようです。
そんな妹も夜は自宅に帰るため、私がいない日は夫が一人でミルクやオムツなどの娘の世話をしました。
父親が自分の子どもの世話をするのは、当たり前といえばそれまでですが、乳飲み子と2人きりで一晩過ごした経験の積み重ねは、父娘関係に良い影響を及ぼしているのではないかと思います。
そのおかげかどうか、中1になった今でも娘と夫の仲は良好で、いつも二人ピッタリくっついてソファーに腰かけ、それぞれにゲームをしたり、マンガを読んだりしています。
時には腹立たしい部分もある夫ですが、父親としては100点だと思っています。
もともとあまり口数が多くないので、夫婦間に大した会話はなく、基本的にお互いの趣味や生活全般に干渉し合わず、好きなように過ごしています。
もし、結婚していなかったら、夫とここまで長期間付き合い続けてはなかったと思います。
となると、今ある平和な生活は全て無かったか、別のものに置き換わっていた可能性があるのです。
もし誰とも結婚していなかったとしても、それなりに楽しく暮らしていたと思いますが、気楽に過ごせる家族ができたのは、制度の問題などは脇に置いた上で、やはり結婚という形があってこそだと思います。
思ったことを書き連ねたところで今日はこの辺で。
また明日。
いただいたサポートを何に使ったか詳細なレポートします。