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奇縁堂だより

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テーマを決めて本を紹介する「奇縁堂だより」をまとめたマガジンです。
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#古本屋

奇縁堂だより 36【本の紹介 : 吉川英治文学新人賞】

 前回の"奇縁堂だより35"は吉川英治と彼の名を冠した文学賞「吉川英治文学賞」を紹介しました…

書肆 奇縁堂
2週間前
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奇縁堂だより 35【本の紹介: 吉川英治と文学賞】

 8月11日は“山の日”で祝日ですが,国民文学作家とも称された吉川英治の誕生日でもあります…

書肆 奇縁堂
4週間前
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奇縁堂だより34【本の紹介:直木賞⑤】

 過去4回に渡り続けていた直木賞受賞作を紹介する「奇縁堂だより」も,今回の5回目で最後にな…

書肆 奇縁堂
1か月前
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奇縁堂だより33 【本の紹介:直木賞④】

 直木賞受賞作の作品を紹介する記事も今回で4回目になりました。(前回までの記事はこちらから…

書肆 奇縁堂
1か月前
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奇縁堂だより 32【本の紹介 : 直木賞③】

 一回飛びましたが,「奇縁堂だより29」と「奇縁堂だより30」に続き,直木賞受賞作を紹介しま…

書肆 奇縁堂
2か月前
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奇縁堂だより 31【本の紹介 : 星野富弘】

 4月28日,画家であり,詩人であり,エッセイストでもあった星野富弘さんが78歳の生涯を閉じ…

書肆 奇縁堂
2か月前
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奇縁堂だより 30【本の紹介 : 直木賞②】

 昨日から5月に入ったということもあり,スギ花粉もだいぶ少なくなりましたね。花粉症の私にとって一年で一番大変な2ヶ月がようやく過ぎ一安心です。GWを花粉のことを気にせず過ごせると思うと気が軽いです!  さて,前回に続いて今回の「奇縁堂だより」も直木賞受賞作の紹介をしていきます。  今回は102回(1989年下半期)から122回(1999年下半期)の間に受賞した作品のうち,在庫のある5作品を紹介いたします。  今回紹介する作品から時代は"平成"に入ります。(正確には前回の記

奇縁堂だより29【本の紹介 : 直木賞①】

 前回,待ち歩きを兼ねて直木三十五のお墓と旧邸宅にいった記事を投稿しました。  その流れ…

書肆 奇縁堂
3か月前
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奇縁堂だより 号外【作家・直木三十五】

  前回の「奇縁堂だより」を更新してからかなりの期間が空いてしまいました。おそらく半年く…

書肆 奇縁堂
3か月前
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奇縁堂だより28【本の紹介:鎌倉】

 今回は「鎌倉」に関係する本を紹介します。 はじめに  先月,鎌倉へ行って参りました。9…

書肆 奇縁堂
9か月前
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奇縁堂だより27【本の紹介:夏の物語・小説編③】

 8月中旬から3回にわたって(絵本編,小説編①,②)続けてきた本の紹介のテーマ「夏の出来事・…

書肆 奇縁堂
10か月前
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奇縁堂だより26【本の紹介:夏の物語・小説編②】

 前々回の絵本編,前回の小説編①に続いて,今回の"奇縁堂だより"も「夏の出来事・夏の物語」…

書肆 奇縁堂
11か月前
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奇縁堂だより23【本の紹介:京都が舞台の小説②】

 8月に入り,ますます暑くなってきて,まさに「夏本番」といった感じですね。これからも外に…

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奇縁堂だより22【本の紹介:京都が舞台の小説①】

 今月の上旬に所用で3年ぶりに京都へ行って来ました。残念なことに日帰り弾丸ツアーでしたが…  しかし,忙しい中にも幸はあるもので,東山の青蓮院門跡前で昼食に美味しい日本料理をご馳走になるという幸運に恵まれました。夕刻,帰りの新幹線に飛び乗ってから思い出しました,『明日(7月10日)は祇園祭の“神輿洗”だ!』と。  ちなみに,7月1日にそれぞれの山鉾町の“吉符入り”から始まり,最大の見せ場である17日と24日の山鉾巡行を経て,一か月に渡った京都の祇園祭も7月31日の八坂神社