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【グレショー】4回目の放送の感想

担当した『THE GREATEST SHOW-NEN』の第4回を見ました。
こちらで見逃し配信を見ることができます。

https://tver.jp/episodes/epbv8c2yy8

5月22日(日)1:00 までです。

さて、今回も感想や思い出を振り返ります。
これまでの感想記事はこちら。

今回も視聴者に向けて書きますため、ネタバレにいささかの躊躇もないので、気にされる方はご注意くださいませ。

と、僕はエゴサーチをするくせに傷つきやすいわけですけども、「今回のグレショー、作者が解説しすぎ。そのせいで面白くない」的な感想を目にしまして…。
一応、第2回目の記事から「ヤボなのでご注意を~」とか、前回の記事でも「基本的に鳴き声の羅列なので真に受けず~」とか書きましたが、再度強調しておきます。

僕自身、クリエイターの端くれでありながらも、この世のありとあらゆる作品を楽しむ観客でもあるため、「嫌なら見るな!」的な言い方にはあまりノレなくて、「(作り手がそれを言っちゃダメでしょ~)」とか思っている派ではあるんですけども。
ので、作品へのさまざまな言及に対して、まあ受け止めたり受け止めなかったりしつつ、テキトーに楽しく読んでいるわけですが、「僕のこの記事によって、本編を楽しめない」っていうのは、とても本意ではないことなので…。

まあねぇ、こういうふうにねぇ、noteをあげている以上、「嫌なら読むな」とか言えないし、皆さんも読まないと判断もできないわけなので、読んじゃうと思いますけども。
だけど、noteのせいで面白くなくなるのは、結構悲しいので、なんとかこう、うまいこと、アレしてもらえると嬉しいです…。
フツーに本編に対してつまんないとか面白くないとか書いてもらうのは、全然「(あぁ~…)」とか思いつつ読み流して、落ち込んだり気にしなかったりして過ごしますけども。
「noteのせいで」ってなってくると、ね。けっこう刺さり過ぎるところがあるというか。
僕自身、「わかるよ。そういう側面あるよね」とちゃんと理解しているからこそ、できるだけエクスキューズを入れてから、感想の執筆に入っているわけなので。

いやあ、導入が長いなぁ……。
導入っていうか、言い訳が過ぎるよなぁ……。
マジで、いつの間にこんな性格になったんやろなぁ……。

この、セーフティーネットの張り巡らし方というか、物事へ向き合うときにちょっと身体を斜めにしておいて全身にダメージが響かないポーズをとっておく生き方、なんか30年かけて育んでしまった僕の処世術なんですよねぇ。
僕はこの態度が、わりと作品の随所に現れていると自己分析していて、そんな自分がけっこう嫌いです。(でも好き)

よし、誰がどう見ても喋り過ぎてるわ。
口数が多すぎて犯罪者みたいやわ。
本編の話するわ。

1、これはまだ本番ではない③

リチャードさんの「いやマジで興味ない」という捨て台詞が、一番最初の稽古の段階からムチャクチャ良かったことを覚えています。
ほんと器用というか、たぶんもっとエンタメ的なお芝居のほうが得意だと思うんですけど、こういう会話劇の“キモ”みたいな部分の演技がすごく上手で、驚きました。
リチャードさんとの稽古、非常にやりやすかったですね。

作品の時系列について、厳密に設定しているわけではありませんが、このシーンはなんとなく正門さんが病院に行ってからの「後日」という感じです。
翌日なのか数日後なのかわかりませんけども。
その辺の時間の流れ方はあまり細かく考えていないんですが、とりあえず巻き戻ったりはしていなくて、時間が前に進んでいると理解してもらえるといいかなと思います。

小島さんが「よっしゃやりますかー!」と大声で出てきて、リチャードさんが「うるさいねん」と言い放ちますが、この辺のニュアンスは例のごとく「キラキラ太陽パワー」がすごくて、ジトっとした空気感を作るのに少し苦労しました。

末澤さんがトイレに行くと言ってハケたあと、彼らの悪口が聞こえている様子をシルエットで映し出すという案もありましたが、作為・悪意があからさま過ぎるのでナシにしました。

「転換中に衣装を散らかす」という演出を施していましたが、これがそろそろこの辺りで効いてきているというか、舞台上が雑然としてきて、嫌な感じですね。
劇がそろそろ終盤に向かっていることも、左右の空になったハンガーラックから見てとれます。
この辺はやはり1本通して見ていただきたくなっちゃう味わいですね。

2、Singin`in the Rain

末澤さんが組み立てられたブロックを破壊する話です。(話…?)
実はこれ、このあとの『ぼくのまち』で回収するだけではなくて、のちに使う伏線でもあったんですが、どうやらその回収は編集が入りそう…。
が、ちょっとまだわからないので、そこについての言及は一旦避けておきます。

これ、実は一点ハプニングがありまして。
末澤さんが傘を投げ捨てた後、舞台の後ろに転げ消えてしまっているんです。
本当は末澤さんもそんなふうに捨てる予定ではなく、ビリヤードのキューのようにしてブロックを崩したり、バットのように振ったりと、さまざまなバリエーションで破壊活動をする予定だったのですが、傘が消えたのでできなくなってしまったんですね。
が、そんなトラブルを全く気にすることなく、演じきっていて素晴らしかったです。
傘を目で追う様子も一切なかったですからね。すごい。

モチーフは映画『時計じかけのオレンジ』です。
モチーフっていうか、そのまんまですね。

あ、そうそう。
こちら『雨に唄えば』を英語で歌っていただいてますが、稽古初期からスケジュールが厳しそうだったこともあり、末澤さんには「できれば覚えていただきたいですが、無理そうなら鼻歌で結構です」というふうにオーダーしていました。

で、たしか本番の一週間前くらいまで末澤さんは鼻歌で稽古していて、ちょっとイジワルですけども、「さて末澤さん、もう本番ですけど、ほんまに鼻歌でいきます?」と吹っ掛けてみました。するとニコッと笑顔を返してきて、「(こーわっ)」と思ったんですが、なんと翌日には覚えてきて、「あ、覚えたんで歌詞付きで歌いまーす」と披露してくれました。

ぶん殴ってきたらどうしようかなとビビってましたが、けしかけてみてよかったです。
まあでも、けしかけなくても、どうせありゃきっと黙って覚えてきてたっぽかった。
結果的にこう、「アンタ、宿題やりや!」と怒るオカンに対しての、息子の「今やろうと思ってたのに!」的な感じになってしまって、申し訳ないなぁと思いました。

3、高本薫

カットされた、各登場人物の名前が冠された作品です。
高本薫が、かつて日雇い派遣で、のぼった脚立が倒れかけて死にかけたというエピソードを披露します。
「一日働いて6000円もらった。が、自分の命とわりに合わないですよね?」と周りに問いかけますが、特に反応はなく、そのまま次のシーンに進みます。

4、ぼくのまち

路上でフォークデュオがヘンな歌を歌う作品です。
イメージは完全にバナナマンのコント『赤えんぴつ』です。
雰囲気が似すぎてて、もはやパクっていると言っていいレベルだと思います。
まあでも歌はオリジナルだし、盗作にはならないと思ってやっています。

歌詞は、不動産業界におけるいわゆる「嫌悪施設」を列挙するようなつくりになっています。
「近くにあると嫌だけど、どこかにないと困るから、僕の街に建てていい」という歌です。

劇団で上演したときには、一切のコンプライアンスを気にせずに上演していましたが、テレビはそういうわけにいかず、一部(結構)歌詞を修正しました。

これが結構大変で…。
いろんな施設を列挙して、使える使えないを相談しましたね。
まず劇団で上演した内容から、公共の電波で発信するには不適当なモノを削除して、「じゃあどんな施設なら、歌の意図を損なわずに代替可能か」ということを考えました。

カジノとかパチンコ屋とか、風俗とか、ライブハウスとか、いろいろ出しました。
まあでも、ね、どれもちょっとこう、アレということで、結局「空港」とか「幹線道路」とか「幼稚園や小学校」とか、かなり「公(おおやけ)」のモノばかり残りましたね。

なんというか、僕的にはそれはそれでブラックというか、「逆になんでそれはアリやねん」とか思いましたけども。あんまり余計なこと言って、作品ごとカットになったら困るので、黙っておきました。
それでもどうしても足りなくなったので、「フフフン」という伏字と、「例のあの施設」というゴマカシを使わせていただきました。
思い思いの施設を想像してもらったらいいかなと思います。

これ、劇団員の佐々木に作曲してもらいましたが、楽譜も何もなくて。
「コード進行だけ教えてくれぃ」と連絡して、教えてもらったものを正門さんに渡しました。
まあでもそれだけで弾けるもんでもなさそうでしたね。
僕は楽器ができないので、その辺の苦労が全然わからなくて…。
「ギター弾けるんですよね? じゃあ正門さん、お願いします」と、アホのフリした発注で、頑張って稽古していただきました。(もちろん音源も渡しています)
とても大変そうで、休憩時間を惜しんで、佐野さんと二人で合わせてくださっていて…。
心がプックリするような光景でした。

末澤さんが破壊したブロックを、福本さんが回収します。
この回収するときの心の在り様に特に指示はしていませんでしたが、最初から「(こんなふうにやってほしいな)」と思っていた感じをパシッとやってくださっていました。

正門さんと佐野さんの歌は、「情熱を込めて好きにやっちゃってください。メロディーとかも正しくなくていいです。こんな歌、もともとないし」と伝えていたんですけど、本番に向けてすごい勢いでエスカレートしていきましたね。
やがて二人がちょっと遊び過ぎたので、「もう少し抑えて」とオーダーしようかなと思いましたが、彼らがこの歌を、ものすごく自分勝手な情熱で、陶酔しきって歌っていくエネルギーが高まっていくにつれて、福本さんの目が冷えていく様子がとても良くて、放置しました。

7分20秒当たりの、佐野さんがものすごく伸ばして「あぁあぁあぁあぁ」と歌うところも、「(そんなこと稽古で一回もやってないやん)」というレベルなんですが、福本さんがごっつい冷たい目で見てますよね。

対して、奥に座る小島さんがニヤニヤしているんですよ。
いやあ、すごくいいですね。
すごくいいです。
こういうのが見たくて、こういう舞台美術にしています。

5、優しいひと

これ、昔に上演した作品を引っ張り出してきました。
小島さんにやってもらいたいなと思って。

小島さんの「感じ」がとても良かったですね。

ただまあちょっと、今回のグレショーの中ではもっとも悔いが残っているというか、もっともっと良くなる作品だったなと。
それぞれの演技はとてもいいんですけど、掛け合わせたときの化学反応が薄い。
個人個人の技アリ一本で持って行った感じの印象です。

末澤さんは、末澤さんの中にある「女性性」をブルリンッと出して欲しくてキャスティングしました。ブルリンッと出たような気がします。

まあ小劇場的な感覚で言えば、この二人の沈黙なんて、3分くらい見てられるはずなんですよね。ただ、「間」を楽しむ作品過ぎて、一番テレビ向きじゃなかったっていうのもあるかも。

内容的には「別れたい男が、プレゼントをもらうと申し訳ないので、自分の誕生日が来る前に別れを告げようとしたところ、彼女はすでにプレゼントを購入してしまっていた」という話です。なので、設定的には誕生日はまだ二週間くらい先、というイメージですね。

これ、たぶん8年前くらいにつくった作品で、『君の剥製』なんかもそうなんですけど、実際に自分が体験したことと、他人から聞いた話と、頭の中でつくり上げた妄想が、混然一体になってしまっていて、マルッとまとめて「(俺の人生に、こういうことって、あったんだっけ…?)」っていう手触りになってしまってるんですよね。

フラッシュフィクションの作品をつくるとき、観客の皆さんにとってもそういう手触りになることを望んでいます。体験したわけじゃないのに、なんだか記憶をかすめる感じ。
全然違うけど、BUMP OF CHICKENの歌とかで僕はよくそれを感じます。
さびついた車輪で精いっぱい電車と並んだ経験なんかないのに、あったような気がしてくる例のやつです。作風は全然違うけど。こっちはしんどいけど。

6、愛のドキドキ百億万回レース

これも『大暴力』ではない作品から引っ張ってきたものです。
「(この作品は女性じゃないと表現が難しいなぁ…)」みたいな作品を複数削除しているので、こういうふうにかつてのフラッシュフィクションからまあまあ流用しています。

ので、そのときは「暴力」というものにフォーカスを当てて上演していたわけじゃないんですよね。だけど編集の妙というか、こういうふうに組み立てると、暴力性が露わになってきたりしますよね。
実はそういうことは劇団で上演した『大暴力』でもやっていたので、「あれの何が暴力なん?」と聞かれることもよくありました。大抵、過去の作品から流用したものでしたね。

内容は、「心臓の拍動の回数で寿命が決まるので、恋をすると早く死ぬ」というデマに影響された幼稚園児が、好きな子と一緒にいないことを選ぼうとするという話です。
ハンターハンターのゲンスルーの能力にインスパイアされています。

語彙力は幼稚園児のそれではないんですけど、語順というか、話の仕方みたいなものだけ幼稚園児にしているので、何言ってるか全然わかんなかったかもしれないですけど。

佐野さん、とてもいいお芝居をしてくださいました。
もともと全体の演出の方針として「キャラクターキャラクターしないでほしい」というのを伝えていたにも関わらず、佐野さんには折に触れて「もっとオーバーに、振り切って」というオーダーをしてしまったので、そこに矛盾を感じて苦しんでいた様子でしたね。
僕としては、「キャラクター然として演じない」ということと、「振り切って演じる」ということは矛盾しないんですが、ここはなかなか伝えるのが難しい。

佐野さんの苦戦は、稽古の初期段階でエチュードをやったことも大きかったんじゃないかなと反省…。佐野さんに関しては、あれで余計な枷を与えてしまったかも。
いやあ、僕も稽古初期はまだ見えてなかったですが、ホント結果的に佐野さんに与えられた役に「クセモノ」が多くて。振り返っても、ちょっと難所を任せ過ぎてると思います。
でも、乗り越えてくれました。すごかったです。

7、稽古

今回は佐野さんフィーチャー回という感じでしたね。
僕が「今それって限界ですか?」みたいな発言をしているので、次回予告から超心配していました…。
「ちょっ…高圧的じゃない…?編集、気を付けてよ…?」と。

あれねぇ、確かに言いましたけどぉ!
文脈的にィ!「女性を演じる」っていうことに関してェ!声の高さとかァ!内股具合とかァ!そういうことについて、「限界ですか?」って言ったんですよォ!
フツーに、「佐野さんって、もっと高い声出ますよね?」っていう意味でェ!

なんか、「漠然とした総合的な演技力について」みたいな感じになってましたけどォ!

まあ全然いいんですけども。なんか、実際に指もさしてたし。
ほんとね、何を指さしてんすかね、人を、佐野さんを。ジャニーズを。人類の宝を。
ビックリしましたよ。
「これ俺か…?」って思いました。
「ディレクターがCGで俺つくってヤラセしてんちゃうか…?」と思いました。
でも、俺でしたね。
あれはないわ…。
僕はタレントじゃないので、こんなふうに自分を客観的に見る機会なんてないので、ほんとゾッとしました。マジで気を付けよう。手ずっとグーにして生きよう。

前述の通り、佐野さんは僕の演出方針を胸に、きっとあえて高い声を出さずにセーブしていたわけですね。なのに僕が「え、女性っぽくするの、それが限界ですか?」みたいなことを言うから、「(え?キャラキャラしてもいいってこと?)」と戸惑ったんだと思います。

佐野さんも「福谷さんから具体的な指示もなく」って言ってましたもんね。
あれ、多分ちょっと怒ってましたよね?
どう思います?
悩んでただけですかね?
そうだといいですね?
たぶん、そうですね?

でも僕はテレビの前で「うーわ、怒ってたんやん…。知らんかった…ごめんなさい…」って言いましたよ。

結果、ここまでに放送されているすべての作品において、僕は佐野さんの演技に大満足しています。
しかし、たぶん最初からできる人で、僕がわざわざ変なルートを通らせたというか、結局辿り着くところは同じだったのに、富士山でいう御殿場ルート的な道を登らせてしまった感じがありますね…。
筋力はついたと思いますけども。
ご苦労おかけしました。

8、質問コーナー

質問箱にいただいたメッセージに回答していきます。
ちょっとごめんなさい、「キャスティング」についての質問が結構多くて、これまでにわりとしっかり答えてきたつもりなので、そこアッサリめに処理しちゃいます。

ピンポイントに思いつくことがあれば書きますが、文字量が少なくてガッカリさせてしまったらごめんなさいね。

ありがとうございます。
キャスティングは、Aぇ! groupの出演するYouTubeの動画を参考に、稽古の参加スケジュールや作品の前後の都合などを考慮して決めました。

「プリンとバイオレンス」と「この愛は警察に届けます」において、リチャードさんと佐野さんのカップリングが重複しているのが少し気になっていましたね。作品の上演タイミングも近いので。どちらかを誰かと変えようか悩みましたが、「うーん、いや、これがベストだな!」と思って固定した思い出があります。

ありがとうございます。
その解釈も素敵です!
(質問あれへんやないか)

佐野さんは一皮むけたというか、僕が謎に一皮着せて、それをわざわざ脱いでもらったという印象です。
(質問あれへんやないか)

アイドルフィルターはよくわかりませんが、演技力はあると思います。
この「演技力」ってのも、いくつかある指標を総合した言い方ですので、なんともザックリした表現ですけども。

全員、劇団に入ってほしいと心から思えるので、それが答えかなと。

ああ、そうそう。
『銃撃』なんですけど、「男性同士のカップル」とは明示したくないなと。
『プリンとバイオレンス』と違って、そこにフォーカスが当たっていないので。
前回のnoteを参考にしてほしいですが、これが男性同士のカップルだと、ややノイズになってしまうんですよね。

ので、ルームシェアしてる友人同士でも成立するように、「殴りたい」に変えました。
たとえば映画『ピンポン』における友情って、「それってもはや恋愛だよね?」っていうレベル感じゃないですか。ボーイズラブ的にツブ立てていないだけで。あれにキスシーンが入ってくると、話がややこしいから。でも、もはやキスしてるレベルの二人じゃないですか。

そういう感じの関係性じゃないかなと、僕は想像しています。

僕、登場人物の名前をゲームで決めたように、モノの名称とか命名に著しく興味がなくて。
なので「匿名劇壇」を「匿名劇団」と誤表記されたところで、死ぬほどどうでもよくて、だいたいシカトするんですよね。

とはいえ、「深谷」はさすがに一応触れておこうかなっていうレベルで間違ってますね。
全然気にしなくていいですけどね。
ただ、これスルーするとさすがに「意図的に無視してる」のが強調され過ぎて、ちょっと逆に嫌味になる感じもあるじゃないですか(笑)

滋賀県かー。琵琶湖ですね。(?)

いやあ、作詞の機会なんて、与えられたらヨダレ垂らして喜びますよ。
やりたいなぁ。

ちょうど2年前、コロナで死ぬほど暇になった時期に、楽器も何もできないのに、初音ミクで遊んでいたことを思い出しました。

これは僕じゃなくて、僕の少女としての「岡添結愛」という別人格が作ったっていう設定のだいぶ痛いやつですけど、またやりたいなぁ。
初音ミク、2年触らなかったので、やり方を何もかも忘れました。
そういえば自転車も数年乗っていないので、たぶんもう乗れないです。

Aぇ! groupの強みかぁ。
僕もプロデューサー的な視点で彼らを観察したりしてました。
「僕がジャニーズ事務所のスタッフで、彼らを売り出すなら、どういうやり方を考えるかなぁ」とか、妄想したりしました。

で、そういう視点で彼らを観察すると、KAT-TUN的(カッコイイ)だったり、関ジャニ∞的(オモシロイ)だったり、TOKIO的(バンド)だったり、あるいは生田斗真さんのような役者だったり、いろんな在り方・売り方を、今模索してるんだろうな、というふうに見えました。(例に挙げているグループがやや昔めなのはお許しを…。最近の人たちがあまりわからなくて…)

今のところ、「彼らのここを突出させて、ここで売ろう!」というわかりやすい筋道は、ちょっと僕には見えませんでした。
この「総合力」こそが武器になれば、彼らはすごいことになると思います。

舞台ってことに関して言えば、リチャードさんか小島さんですかね。
遠目でも存在感を発揮できる二人だと思うので。
小劇場的なレベルで言うと、全員向いてます。

いやー!!!!!
ありがとうございます!!!!!!!!
うおー!!!!!!!
うおおおおー!!!!!!!!
(雑)

いやぁ、ありがとうございます。
ごめんなさい、精読しましたが、汲み取り切れないところがあり、ちょっと誤読もあるかも。
正しく回答できてるかわかりませんが…。

僕がめざすのは、「まるで演じていないみたいな演技」です。
それを『これはまだ本番ではない』のシークエンスでめざしています。
が、一方で、それ以外の短編は、ある程度エンタメ性を持たせるというか、「リアリティのある演技」よりも、「見ていて興味深い演技・伝わる表現」を優先してディレクションしています。
その際、「それぞれの短編は、『これはまだ本番ではない』に登場する彼らが演じているのだ」という前提は、話がややこしくなりすぎるので除外しています。
俳優としても、さすがにそこまで考えて演じるのは階層が深すぎるというか、演技がただただ混乱していくので…。

とはいえ、質問者さんのように鋭い方が、そういった視点を持って見ることも想定はしていて、ぶっちゃけその先には混乱と混沌しかないのですが、「そのカオスを楽しんじゃいなYO」という気持ちでいます。

メンバーの演技タイプ。
福本さんと末澤さんは、自分の中に役のきっかけを見出そうとする派。
正門さんと佐野さんは、役に答えを見出し、それに歩み寄ろうとする派。
小島さんとリチャードさんは、自分がありのままいられる方法を編み出す派。
というイメージです。

>榊遊詩は乱暴な人間なのか?
乱暴ではないが、「雑」ではあると思います。

>三城平に暴言吐かれることはどう思ってる?
嫌な気持ちだと思います。

>ナットや公野との関係は?
僕にはビジネスパートナーに見えます。

>本当にいじめっ子だったのか?
榊のことですかね?
『タイムマシンで来た二人』のことであるとするならば、あれは劇中作であり、あくまで榊が演じたキャラクターで、榊本人ではありません。

>告白を受け入れないのに手紙が欲しいのはなぜ?
僕は「もらってあげるのが優しさ」だと考えたのだろうと解釈しています。
ただ、視聴者の中では「あとで周りの友人に見せて話のネタにする」と解釈している人もいらっしゃいました。
ゾッとする見方ですが、そういう考え方もあります。

***

本日はここまで。

質問箱はこちらです。
次週もお楽しみに!

(了)

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