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【グレショー】3回目の放送の感想

担当した『THE GREATEST SHOW-NEN』の第3回を見ました。
こちらで見逃し配信を見ることができます。

5月15日(日)1:00 までです。


さて、今回も感想や思い出を振り返ります。
これまでの感想記事はこちら。
■第1回
https://note.com/kieiro/n/nd79b5510a69b
■第2回
https://note.com/kieiro/n/nde054817be9a

今回も視聴者に向けて書きますため、ネタバレにいささかの躊躇もないので、気にされる方はご注意くださいませ。
今回『これはまだ本番ではない』のシークエンスがないので、まさに短編集という趣きが強い回になりました。

1、理想と現実と現実

末澤さんと正門さんのお二人にやってもらいました。
正門さんは誠実という言葉がとても似合う男性です。目の前の課題や問題がどんなものであれ、常に「自分ごと」として捉える様子が見てとれます。この世に正門さんと無関係な物事など存在しないのではないかと思えるくらいです。言い過ぎですね。
ので、このザ・主人公的な役回りをやっていただきました。

末澤さんはオスっぽいので、女子生徒をやると逆に面白いかなと。

この台本は、「理想と現実を対比させて描いたら面白いかなー」というつもりで書き始めたものです。
僕は思春期、『エヴァンゲリオン』に多大な影響を受けて育ったので、「理想」といえば例のリナレイが登場する最終話のシークエンスがすぐに思いついてしまいます。
メタ構造や、ちゃぶ台返し的な展開のぶん投げを好むのも、完全にエヴァの影響ですね。

アニメ的理想、主人公的理想としての、「曲がり角でヒロインとぶつかる」。
対して現実はどうかなーと考えて、「ぶつかるけど別に何も起きない」を描きました。
また、「ぶつかって人格が入れ替わる」も理想ですよね。
実際にそんなことが起こって嬉しいかどうかは甚だ疑問ですけども。

で、男の生き様の理想として、「命を賭してヒロインを守る」というシークエンスを描いています。
銃弾を身に受けて守ったり、落ちてくる天井を支えたり。
まあぶっちゃけ死にたくはないので、あんなもん理想でもなんでもないんですけどね。でもそういうこと考えるんですよ、男は。
「男は」ってくくっちゃうのも前時代的ですけど。
全校集会にテロリストが攻めてきて、自分がなんとかする妄想とかしますよね。
なんで公立校の全校集会なんかにテロリストが来るのかはわからないですけど。

で、「まあでもそんなド派手に女性を守るなんてことはなくて、現実はせいぜい、路上でちょっと危ないのをケアする程度だよね」と思って、現実を描きました。
ラストの展開は、そこまで書いて初めて思いついたものでした。

「現実はそんなもんだよね」と考えて書いたあとに、「いや、そうか? 現実ってもっと痛々しくないか? 隣にいる女性をサクッと守れるなんて、理想でしかないだろ」というイヤな自分が押し寄せてきて、「女性が車にはねられてしまう」というラストを描きました。

最悪やな、と思いました。
でも、「現実って最悪やから」ということで、上演しちゃいました。

匿名劇壇での上演はこちら。

見比べてもらうと、まあまあ違うことがわかると思います。
で、放送を見てちょっと反省したんですけど、ラストのブレーキと衝突音のあとの正門さんのセリフ、「どこ見て歩いてんだよ、馬鹿」は、ああじゃないほうがいいですね。
正門さん演じる高本薫なら、絶対に駆け寄ったと思います。
あんなふうに呆然と立ち尽くさずに、驚きと絶望の表情を一瞬浮かべて、「っ!どこ見て歩いてんだよ、馬鹿!」と言いながら、助けに向かってましたね。

まあそうしたところで結果は変わらないし、女性がはねられてしまった事実を消すことはできないですけども、あんなふうに呆然と立ち尽くすのも、ちょっと「演劇的な理想」でしかないというか、「高本薫的現実」とはアンマッチだったなと感じました。

もったいないことしちゃいましたねぇ。

2、例の武道会

小島さんのアイデアを拝借して作った作品です。
このくだりも、エチュードの稽古同様、もちろん「これを経ることで作品全体が面白くなる」という心意気でやってましたが、一方で「(演者のアイデアを使っているシーンがあったほうが、テレビ映えするっしょ)」というスーパーゲス下心もありました。

僕は尖って見られがちだし、まあ多分実際尖っているし、おまけにねじれているので、非協力的で唯我独尊的に思われますが、実はメチャクチャこういうこと考えます。
僕の演劇作品を知っている人からすれば、ドラマ『僕らは恋が下手すぎる』のような脚本を僕が書いているなんて信じられないと思いますが、僕、やれるんですよね。
やれるんですよ。全国のプロデューサーさん。
だからほら、ね?
仕事とか、ね?

さて、いきなり余談ですが、末澤さんのアイデア「お化け屋敷」も、実はエチュードで一度試したんですよね。あのくだり結構面白かったので、公式Twitterとかであがらないかなぁ…。
怖がる末澤さんが、次第に周りに噛みついて怒り出して、お化け役の人に対しても「今ええから!」みたいな感じで怒っていくの、めっちゃ面白かったです。

それもよかったですが、小島さんの天下一武道会のほうが、僕的にピンと来たんですよね。
大暴力と言いつつ、「バトル」を取り扱っていなかったなぁと。

で、僕が「バトル」を取り扱う上でまず考えたのは、「それぞれが了承し合った攻撃は、暴力ではないと言えるのか」ということでした。
僕は結構格闘技が苦手というか、たまに朝倉未来さんの試合とか見ますけど、基本的には「ドン引きエンタメ」として楽しんでるんですよね。
「(うわぁ…殴り合いしてるやん…)」みたいな。
感覚的には、TikTokとかTwitterでたまに流れてくる路上ファイト、歌舞伎町のホストがケンカしてる動画を見るのと、気持ちがあまり変わらないというか。

もちろんルールがあるので、ストリートファイトとは違うんですけども。

ちょっと論理が飛ぶように感じるかもですが、僕、死刑にもちょっと思うところあって。
僕は死刑廃止論者ってほどではないですが、「いかなる場合においても、人殺しはいけない」という考え方にむちゃくちゃ賛同できるからこそ、逆に「いかなる場合」に結構な重きを置いてしまうタイプの人間なんですよね。
死刑ってものが、「そいつが人を二人殺した場合は、そいつを殺していい」という“例外措置”に感じてしまうんですよ。
「あれ?いかなる場合でもダメなんじゃないの?二人殺した人は、殺してもいいんだ?じゃあやっぱり、例外が存在していて、“時と場合によって、人殺しはOK”っていう考え方でいくんだね?」っていうふうに感じてしまうんですよね。
そんで、それがいまいち腹落ちしないというか。
もう、戦争だから殺すとか、極悪人だから殺すとか、あらゆる例外をなくして、「とにかく、絶対、人殺しは、だめ。なにがどうであろうと」のほうが、納得しやすいんですよ。

まあ僕の家族の命を奪われたら、絶対に死刑にしてほしいので、机上の空論ですけども。

ちょっと話が横道に逸れましたが、そんな思想がありますので、「お互いに了承しあってようが、関係ない。人が人を攻撃するのはダメだろ」という警察官を登場させました。

ここに現れた暴力は、やっぱり警察官の制止のほうですかねぇ?
格闘技の試合を、「非人道的だろ!」と止めるほうが、やっぱり暴力っぽいですかね?

そんなことを考えて作った作品でした。
実は僕、ドラゴンボールは2巻ぐらいしか読んでないので、全然知らないです。
もちろん有名な作品なので、ヤムチャの倒れざまとか魔貫光殺砲とか知ってはいましたが、血肉になっているほどではないので、めちゃくちゃ小島さんに任せました。
イキイキと稽古してくださって面白かったですね。

3、愛の酷薄

この『大暴力』という作品が、バイオレンスと銘打ちつつ、やたらと恋愛ものの様相を帯びていることに拍車をかけている一作です。
まあフツーに生きてたら、そこまで殴り合いなんかに縁がないというか、僕らが日常で感じる痛みってのは、やっぱり人間関係、そんでベタですが恋愛ってことですね。

この作品については、かつて劇団で上演した時の劇評で、劇団アマヤドリの広田淳一さんが明確に言語化してくださっているので、引用してみます。

全文もとても面白いので、全回放送後にでもご一読くださいませ。

##引用
もうひとつ、女性に告白してフラれる男のシーンだ。ここで感じたのは「痛み」は暴力が無くても発生する、という当たり前の事実だ。このシーンではごくありふれた若い男女の「告白失敗」の情景が描かれていた。男が女を好きになり、思いつめた内容の手紙を書いて見事にフラれる。そう、ここまでは何の悪意も暴力もない。が、しかし、すでに痛みはそこにある。そして、女の側が「実は気づいていた」と発言するあたりから「痛み」に遅れて「暴力」が現れてくる。なぜか。女は、「男が自分を好いている」と分かっていたのに、「男が自分を好いていない」かのように振る舞ってきたからだ。そこには当然、暴力が潜んでいる。フラれた男が自分のラブレターについて、「これはもはやゴミだね」と宣言した時、女は事実としてはそれに同意するしか無いはずだ。が、そういったことは言わない。あるいは、言えない。代わりに女は、「ゴミじゃないよ」と言う。「手紙がゴミである」と分かっているのに、「ゴミではない」フリをして、さらには、「それが欲しい」かのように振る舞って、「見せて」「ちょうだい」などと迫る。欲しくもない「ゴミ」であるはずの手紙を欲しがるという身振りの中に、フラれた男は最大級の暴力を感じて非常に強い「痛み」を感じることになるわけだ。これがあのシーンで起きていた「暴力行為」の内実ではないだろうか。
##

広田淳一
匿名劇壇『大暴力』@(神戸アートビレッジセンター)

このシーン、正門さんが汗をかいていることに注目する感想を結構見ました。
いやぁ、直前まで学ランを来ていて、ほんでここでワケのわからん冬服を着せられるので、そら暑いですわなぁ…。申し訳ない。
このシーンは、まったく理由はないですけど、「これは冬です。冬服でお願いします!」とオーダーしました。
こういう「理由なきワガママ」を言えるのは、演出家の特権ですね。

稽古の過程。
正門さんが「抱きたいです!」と宣言するところで、末澤さんに「ウェーイ」と言って欲しい(台本にはない)とオーダーしたところ、すごく悩んでいました。

僕としては、「気まずさの解消が目的。相手をフォローするつもりで、ウェーイと言って欲しい」と伝えましたが、末澤さんは腹落ちしない様子で。
「はやし立てている、おちょくっているようにしか思えない」と反論を受けました。

優しい人だなぁ…と思いましたね。
あの場、あの瞬間にウェーイというのは、末澤的価値観ではナシだったんでしょう。

でも、言ってもらいました。
無理やり言ってもらったわけではなく、「どうしたらウェーイと言えるか。ウェーイという言葉を発する心を組み立てられるか」というところを、二人で模索しましたね。

結果ですけども、末澤さんがフォローのつもりでウェーイと言ったのか、おちょくるつもりで言ったのか、気まずさの解消が相手のためなのか・自分のためなのか、そこはわからないです。演じた末澤さんですら自覚していないかもしれません。
そもそも我々人類は、どういうつもりでそれを言ったのかなんて、自覚できていることのほうが珍しいですからね。理由なんていつだって後付けだと思います。

でも、少なくとも末澤さんはウェーイと言いました。
それによって、あの時間の見え方がたくさん分岐して、面白いシーンになったと思います。

正門さんの性的な内容が含まれる告白に暴力性を感じたり、末澤さんの振る舞いに暴力性を感じたりしている人がいて、まさに、感じ方それぞれあるよな、と思いました。

このシーンの稽古中、小島さんと福本さんがやたらとケラケラ笑っていたのを覚えています。僕はその視線に暴力を感じて、すごく豊かな気持ちになりました。
余談ですが、匿名劇壇で演じたとき、男役の杉原が、観客の笑い声に対して、「こっちは猛烈に傷ついてんのに、なにわろてんねん!」と楽屋で怒っていたのも懐かしいです。

タイトルは「告白」とのダブルミーニングです。
これを褒めてくれている感想もいくつか見ました。
僕もこのタイトルを思いついた時点で「勝ったわ」と思いました。

これも匿名劇壇verとかなり趣きが異なるものになりました。
考察・解釈のしがいがあるというか、それぞれの登場人物の内面・背景を語ろうと思えば死ぬほど語れてしまうので、ちょっと控えさせてください。
ただでさえこの記事、1万文字くらいになりそうなんで。
マジで金にもならんのに、えぐいんで。

4、榊遊詩

ここにカットされた演目、それぞれの登場人物の名前を冠した作品がありました。
末澤誠也という名前が一度表示されて、すぐに『榊遊詩』というタイトルに切り替わって、作品が始まります。

舞台中央に立った末澤さんが、周りに座る出演者たちに向かって、「今なら質問に答えます。なんでもいいから質問してください」と呼びかけます。
ところが周りの役者は、誰も質問しません。顔を見合わせながら、「(お前が質問しろよ)」という空気を漂わせます。

しばらく続く無言の時間。上演時間は1分程度なので、末澤さんは焦り、「いいから早く質問しろって!なんでもええから!」と強く要求します。それでも誰も何も言いません。
そのままジングルが流れてしまい、次の作品へ移行します。

5、メキシカンスタンドオフinドラッグストア

互いにICレコーダーを突きつけ合う様子をまず思いついて作った作品です。
まあ時代の縮図というか、最近の世の中はこんな感じですよね。
暴露系YouTuberのガーシーchじゃないですけども、弱みを握ったほうの勝ちというか。

「なぜドラッグストアなのか、もしかして違法薬物を示唆しているのではないのか」という考察を目にしましたが、そこは考えていませんでした。
さすがに階層が深すぎるというか、そのつもりなら薬局的な衣装をまとわせないですね。
でも、面白い読みだなと感じました。

福本さんがファイルを乱雑に扱って、叩きつけたりしていますが、稽古の過程で2冊ぶち壊してました。
めちゃくちゃ強く叩きつけて、なんか表紙と中身が分離して散らばったりしてたんですよね。ごっつ怖かったです。
「(ファイルってそんなふうに壊れるんや…)」と思いました。

観客には伝わらないことですが、ファイルの中には実際に記入された破損報告の紙が複数枚入れられていました。
これ、特に指示していなくて、演出助手の方が自主的にやってくださったんですけど、なかなか面白くてねぇ。
なんか、「店舗PCがブラックアウト。何もしてないのに壊れた」とか、「レジスターが破損。強く閉めたら壊れた」とか、あの佐野さん演じる安堂が、大量に店のモノを壊してるんですよ。
あれを見たら話変わってくるというか、そらブチギレるわとか思いました。

安堂が三城平の背中を踏みつけるシーンは、天下のジャニーズということで慎重に作りました。
匿名劇壇で上演した時は、役者同士の対格差もちょうどよくて、がっつり踏みつける動きをしてもらいましたが、ちょっとそこは控えめにしていただきました。

劇中の「警察か、労働基準か、弁護士か、わからないですけど、録音したので」っていうセリフがわりとお気に入りです。
「労働基準監督署」とスッと言えない感じ、「労働基準の、ほら、労働基準の、やつ」みたいな感じが、僕的にリアリティを感じて面白いんですよね。

6、幸福宣言

タイトルは「降伏」のダブルミーニングです。

この作品だけ、劇中劇なのになぜか関西弁なので、違和感を持った感想をいくつか目にしました。そうなんです、なぜかこれだけ関西弁なんですよね。
関西弁にしたのは、直感でした。
「(これは関西弁でやるべきや)」と思いました。

第2回の放送で小島さんが痛がった腕は、撃たれた方、包帯を巻かれた側の腕ですね。
ここも非常に読み解き甲斐があるので、後回しにしたいと思います。

3つの国の戦争で、間に挟まれた国の軍人さんのイメージです。
右から左から、両方向の銃弾が通り抜けていく場所にいる状態。
どちらの方向にもすでに降伏しているが、左右の銃弾が左右に届き続けるので、戦いを止めることができないという作品です。

白旗をほどいて、傷口に巻き付けるシーンを思いついたとき、「勝った」と思いました。
そんで、旗をほどいた単なる棒を振り回している様子は、きっと遠くから見ると、戦意を持って敵対しているように見えるだろうと想像して、とても悲しくなりました。

余談ですが、この作品、彼らのセリフ覚えが最も悪かったです。
バタバタしている中での掛け合いなので、難しかったんでしょうね。
リチャードさん小島さんともに、おぼつかない状態で何度も稽古していたんですが、関西弁なので微妙にごまかしが効くというか、少々覚えていなくてもなんとかなっちゃう系の作品なんですよ。
とりあえず「無理やろ!」とか「早く!」とか言ってれば、どうにか話を前に進められるので。

そのせいで、なんか「うろ覚えだけど、なんとかやれる」っていう感じでフィックスし始めたように見えたので、「あ、すいません。なんか最後までやれちゃってますけど、それでいいとは思わないでくださいね?」と釘だけ刺しました。
だけど、放送で一瞬妙な間が空いていたことにお気づきでしょうか?
あれ、絶対セリフを飛ばしていると思います(笑)。
まあでも意識して見ていてもわからないレベルだし、誰も気づいていないかも。

TVerの14分7秒から13秒あたりです。
ここをピックアップするのは彼らに悪いですけどね(笑)。
まあミスって言えるほどのミスでもないし、まさに舞台はナマモノ、醍醐味って感じです。

7、質問コーナー

設置した質問箱にたくさんメッセージをいただいたので、回答いたします。
思いのほか来たので、順次少しずつ載せていきます。

いやあ、ありがとうございます。
そうそう、「忖度なく」とか、「歯に衣着せぬ」とか、ズバッと書いているという感想をいくつか目にしましたが、すごい怖かったです。
というのも、全然忖度はしてるからです。
余裕で歯に衣着せているからです。

だって天下のジャニーズですよ?
そんなもん、無配慮にしょうもないこと書くわけないじゃないですか…。

自分なりに、注意深く慎重に書いているつもりなので、「忖度がない」という感想を目にしたときは、マジで恐ろしかったです。
自分の価値観と世間との乖離にビビりました。
イヤな書き方していたら本当に申し訳ないです。

推しメンはできていません。
もともと「推し」という感覚を持っていないですねぇ。
オタク的・コレクター的気質に乏しくて、どっちかというと悪い意味のミーハー、人気の芸能人を一時的に好きになるっていう感覚しかないです。
でも、Aぇ! groupは好きになりました。
テレビに出てたら見るし、YouTubeも見ちゃいます。
もともと「ジャにのちゃんねる」も好きだったので、そこでリチャードさんを知ってたりしました。

そうですねぇ、何が見てみたいかなぁ。
細かく書くと果てしないので、ざっくり書いてみます。

正門 良規・・・サッカーを辞めて吹奏楽部に入ったやつ
末澤 誠也・・・犬とか猫に対してだけ笑顔見せる不動産屋
佐野 晶哉・・・最終的に組織を支配するチンピラ
小島 健・・・女性関係でエライことになってる研修医
草間リチャード敬太・・・穴ばっかり掘ってる考古学者
福本 大晴・・・すぐ痛いとかいう勇者

テキトーです。

ありがとうございます。
震えるのって楽しいですよね。

ながっ。こわっ。
いやあ、ありがとうございます。
アイドルってすごいですよね。かっこいいですよね。
撮影の時期ですけど、なんかファンの皆さんスゲェ知ってる感じのツイートしてるのをよく見ました。
なんかでもあんまり書いたらアカンような気もするので、やめときます。
知らんけど。
別に終わった話やし、いいような気もするんですけどね。
怖いですわ。
天下のジャニーズなんで。

ありがとうございます。
そうやって前後を考えるのを楽しんでもらえるのは、ほんと冥利です。
そこ楽しもうとしなかったら、たぶん全然面白くないんでね、これ。
いいお客様です。ありがとうございます。

あーっと、ちょっとこの質問を取り上げるのは早かったかな…?
タイムマシンについては、また終わったら書きますわ!

芸術なんて理解しなくていいでしょう。
考察がちっぽけとか、どうでもいいっすよ。
僕、絵画のことなんてまったくわかんないですけど、百貨店で展示とかしてたら「(おー)」とか思って眺めますよ。
この「(おー)」を言語化しようとも全然思わないです。面倒くさいんで。
そういうのは、それを仕事にしてる人たちとか、それで脳汁が出る系の人たちに任せて、別に僕らは「(おー)」と思うだけで気持ちいいんだから、それでええやろと思って生きてますね。

君の剥製と選りすぐりの孤独の間に作品はありません。
該当の箇所の動きですが、僕は気づきませんでしたね…。

この作品と作品の間の動きについてですが、僕は「衣装を乱雑に扱ってほしい」ということと、「稽古している架空のアイドルグループの関係性でいてほしい」という2点をオーダーしています。

申し訳ないですが、実際に生で起こってしまったミスをカバーし合ったのか、「余計なフォローに苛立った演技をしている」のか、僕にはわからないです。

ながっ。こわっ。
いやあ、ありがとうございます。

基本的に、「強制的にストップがかけれられる」ということはないですね。
あくまで話し合いというか、たぶん僕が激イタ精神を発揮して「ここはクリエイターのプライドじゃい!やらせろやい!」と突っぱねれば、やらせてもらえたと思います。
(まあ編集はされると思いますけど笑)

ま、それこそフツーに仕事というか、世の中のいろんなことが、すっごい会議とか話し合いを経てアウトプットされているのと同じですよね。
むしろ劇団のモノづくりとか、例えば画家が一人で描く絵画もそうですけど、誰の何のフィルターも通さない創作のほうが、レアケースだと思います。

言及されてる『傷ついてるって気づいてるって気づかれてるから傷ついてる』は、性的な内容を多分に含むので、ジャニーズどうこうではなく、たしか自主的にカットした記憶があります。
テレビだし、と思って。
あとまあ、あれは明確に性差があったほうがシンプルというか、男性同士でやると、男女でやるよりも面白くない仕上がりになるんじゃないかなとも思いました。

でも、僕もこれ、大好きな作品です。
むっちゃいいですよね。

ありがとうございます。
あー、そうか、そうか。そうかもしれませんね!
ありがとうございます!

***

本日はこんなところで筆を置きたいと思います!
質問箱はこちらです。

順次答えていきます。
この感想記事のボリュームが膨らみすぎていて、普通に数時間溶けるので、質問は別個の記事で回答することにしようかな。

次週もお楽しみに!

(了)

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