見出し画像

技術経営(MOT)とは?なぜ必要なのか? 

バヅクリCTOの合原です。技術経営という言葉感覚的な理解となっていたので、改めて、
ザッと調べたことを備忘録としてまとめます。

技術経営(MOT)とは?

MOTは技術力をベースにして研究開発の成果を効率よく商品・事業に結び付け、経済的な価値を実践的につけることを示す

https://biz.hipro-job.jp/column/corporation/innovation-mot/#i-6


イノベーションを起こすために必要かつ有効な手段。

昨今、新規プロダクトを開発しても、目まぐるしいスビードで、コモディティ化してしまいます。

多様化する時代において、技術躍進だけでなく、マーケット進展も速まり、複雑性が増し、
かなりカオスな状況となってきているとも言えます。

そういった中で企業に求めらるのが、
革新的な発想、イノベーションであり、
これを実現するための手段として、
技術経営(MOT)が、着目されるようになりました。


つまり、MOTの根幹は‥

技術力をベースとし、その成果を事業の成果に結びつけ、付加価値を創り出すこと。

イノベーション👉MOTの起源

イノベーションという言葉の起源は、ヨーゼフ・シュンペーターが著した「経済発展の理論」(1912)の中に記述されている「経済発展の原動力は新結合(=イノベーション)にある」という概念によるものです。“イノベーションを起こす”とは、既存社会の中に新しい技術・新しいやり方を組み込む“創造的破壊”により社会や経済が発展していくというもの

https://biz.hipro-job.jp/column/corporation/innovation-mot/#i-6

上記のヨーゼフ・シュベンター始め多くの識者により、イノベーションという概念が具体化され、方法論として確立されたものが、MOT。


事業創出のための4ステージ

「研究」→「開発」→「事業化」→「産業化」。

  1. 「研究」を進めることで技術シーズを市場ニーズに紐づける。

  2. 具体的なターゲットを同定(マーケティング)を通して「開発」ステージへ進む。

  3. リソースを最適化し、デリバリーから売上、利益を生み出すところまできて、「事業化」する。

  4. さらに競争優位性を確保することで「産業化」まて到達。


各ステージに不確実性があるが、その成功確率をいかにあげるか、つまり、MOTが必要とされるポイント。

MOT視点での選択と集中

技術ベースで考える。

自社の強みは何か?
自社の技術を洗い出し、

自社の強み(競争力)を生み出す、支えるコア技術。
コア技術を支える基盤。

を特定する。

事業ベースの選択と集中に従い、
技術ベースで選択と集中をする。



まとめ

MOTにより、不確実性の中での成功確度を上げられる可能性があがる。
また、事業に基づき、技術ベースでも選択と集中を行うことで、隣接市場への参入もしやすくなる。

目的を達成するのが事業なら、その手段たる技術自体も選択と集中(経営)をするということ。



早速、MOT視点で、来Qの戦略を、立ててみたいと思います🤓📝ではでは〜




いいなと思ったら応援しよう!