執念のシュトーレン

クリスマスが終わり、年越し真っ最中というタイミングですがまだシュトーレンの話をします。

今年はシュトーレンを4本焼きました。
最初に2本焼いたとき、手前味噌だけどなかなか美味しくできたんです。

それで調子に乗った私は試したいレシピを思いつき、次の2本を焼きました。
一気に2本焼くのはどかんといっぱい作るのが好きだからです。スパイスの量を調整したり材料を少し変えたりして6時間ぐらいかけて頑張りました。
そして出来上がったのが、

前回よりちょっと美味しくなったシュトーレンができあがりました。

ここで理想の味が再現できたとか、はたまた訳が分からないくらい失敗したとかすればネタにもなるだろうに普通に美味しく、しかもちょっと上手に出来てるシュトーレンが焼けただけでした。

悔しいので今年もまだシュトーレンを焼こうかと思ったけどもうシュトーレンに憑りつかれている気がしたので今年はもう諦めます。

途中からはなんのためにやっているのか分からなくなり、好奇心だけに突き動かされる手作りお菓子ゾンビだった私のシュトーレンでも、食べてくれた人達には喜んでもらえたみたい。
嬉しかったです。そしてこの大事な気持ち、ちゃんと大事にしたい。
自己満足でも自分の探究心でも何でもいいと思うけど、気持ちの方向は食べてくれる人に向けていたいもんです。へへ。

漬け込みはフルーツはラムとブランデーの2つ。

1回目。マジパンの形が崩れてしまったけど美味しい。

2回目。マジパンがまんまる。前回の失敗より学ぶ。