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"からだ"がおしえてくれること[後編]

ダイエット歴を綴っています。
今回は前回の続きで
わたしが今までどのように
自分のからだを扱ってきたかを
書き留めたいと思います。


MRI検査の結果は、
『もう、膝が全部ボロボロになっています』
というものでした。


軟骨という軟骨がほとんど全てすり減っていて、見えないと。クッションになっているものがないと。
お年寄りがなる、あの症状です。


先生『なんでかな?この年齢で、ここまでは…。何かした?』


わたし『あの…20年近くずっと運動をしていて、8月に靭帯を傷めた後も、ちょっと無理して運動したり歩いたりしてて…。靭帯傷める前は、通勤で1時間歩いたり、踏み台昇降すごいしてました…』


先生『それやな!運動のしすぎでも、こんなんなるねん!
そうかー…。』



本当にショックでした。
 


今までどれくらい、膝をからだを、いじめてきたのか、思い知らされました。


わたしは30代から20年近く、なにかしらの運動をしてきました。
なぜなら、痩せたかったからです。
食べることがやめられないなら、動くしかない。


吐いても吐ききれないし、娘にも勘づかれそうで怖い。
そう思い、奮い立たせて励んできました。



あらゆるダイエット本を読んでいた30代の頃、毎日2時間歩くというのを半年くらい続けていて、その時に左膝を傷めたなという感覚はありましたが、その時も大したことないと放っていました。


結果、それだけの時間と労力を使っても、全然痩せませんでした。


寒い中、人目が怖くて緊張しながらどれだけ体を酷使しても、ストレス時に放出されるホルモンで筋肉はすり減り、
低血糖状態の後、待っているのは過食だけでした。


それでも、すぐにやめられない。
こころは嫌がっているのに、取り憑かれたように歩いていました。



『痩せたい。痩せさえすれば幸せになれる』と疑いませんでした。


だってわたしは恐ろしいくらい食べるのです。



その後も様々なDVDを買い漁り、ハードなものからヨガやピラティスやら、あらゆることを一通りしました。



それとセルフマッサージに勤しんで、いつも脚はアザだらけでした。


ジムにもチャレンジしたのですが、やはり人目が怖くて苦痛なのですぐに辞めました。



中でも自宅での筋トレは、体が引き締まってラインが変わってきたり、嬉しいこともありましたが、大きなオマケが付いてきました。
それは"元気が出る"ことでした。
良いホルモンがたくさん出るのですね。
あたまがスッキリして、からだは軽くなりました。



それですっかりハマりました。
筋肉を溶かすというアルコールはきっぱりやめて、それに合わせて、きちんとお米を摂り、PFCバランスを考えたカロリー計算をした食事に変えて、プロテインやサプリを飲んで、1年間でゆっくりゆっくり14kg痩せました。48歳の頃でした。



本当に嬉しかったです。
王道が一番なんや✨と。



わたしの左膝はミシミシ、ジャリジャリ言っていましたが、あまり気にすることもなく。
気にしていられませんよね。そんなもん。
だって、日に日に痩せるわ、元気いっぱいやわで良いことしかないのに。



しかしルンルンで過ごせていたのは、1年間もなく、夜中に目の奥や首、肩の痛みで起きたり、ほとんどまともに眠れなくなっていきます。そんな睡眠不足でも運動はやめれないのです。
そして、食生活も筋トレも変わらず続けているのに、どんどんどんどん、太ってきます。
そして、とにかくしんどい…



もう何が何だかわからなくて。
もう何もカードが残っていないのです。
全部、全部使い果たして、もう何もない。
あらゆるサプリも調べて、試し尽くして何もない。



そしてわたしは分子栄養学に辿り着きます。



そこでわたしは、身体のしくみや機序を勉強して、わたしがなぜリバウンドしたのか、なぜあの痛みで眠れなくなったのか、全て答え合わせができました。
全て、"副腎疲労"の症状でした。
(副腎疲労については、また詳しく書きたいと思っています)
よし!ならば!と治療を開始し始めて、現在に至ります。



まだ治療中にもかかわらず、こころとからだを焦らせた結果が先日のパニックでした。



そして次はこの膝…
本当にどれだけいじめてきたんだろうと…



病院から帰ってきて、泣きながら、膝に謝りました。
20年前から、わたしにサインを送っていたのに、全て無視。
ならばと、50歳を過ぎたわたしの靭帯を傷めて、サインを送ってもまた無視。


それどころか、痛みを押して、動く。



その結果がこれだったんですね。
当たり前っちゃ当たり前ですね。



そしてもうひとつ、気づいたことがありました。


診察後、膝の水がものすごく溜まっているからと、また抜いてもらうことになりました。3回目です。


針を刺して水を抜くのって、とても痛いって聞きますよね。
でもわたし、初めて本当の痛みを感じたというか、涙がうっすら溜まるぐらい痛みを感じました。
今までも痛かったんです。
でもなんか、痛みをちゃんと感じていないというか、平気平気みたいな感じで。
不思議な感覚だったんですが、これって、こころにも言えることではないかと。


痛みに鈍感というのは、こころも、ないがしろにしていたのではないかと感じました。



そして
"こころ"が"からだ"ををつくるということを目の当たりにし、それを受け入れる用意ができた途端、わたしの目の前にとても響く、響きまくる記事が現れてくれました。


わたしはnoteを書くようになりましたが、フォロー外の方の記事を検索して読むことはありませんでした。
何か沼にはまってしまいそうで…笑



ですが、ウォーキング講師でモデルの佐藤千佳さんが、
わたしをフォローしてくださったことをきっかけに
彼女の記事を全て読みます。




記事全てに、わたしのことが書いてありました。
涙がたくさん出ました。


記事を読んで、たとえ過食がなくなっても、クリーンな素晴らしい食事を摂っていても、そして痩せたとしても、こころの持ち方のクセをそのままにして、こころの声にフタをして、置き去りにしたままでは、やはり幸せにはなれないということに合点がいきました。
そこから抜け出した先輩にハンコを押してもらえた気分です。
 本当に有り難いと思いました💕


たとえ過食がなくても、一度読んでほしいです。




さて、わたしはこれからどうやって、このからだと向き合っていくのかといいますと、これもきっと神さまからのギフトだと確信しています。


学ぶ良い機会を与えられたんだと、Amazonで杖を注文しました。お年寄り感満載で、恥ずかしかったですが笑
まずは!自宅のみで使おうと思っています😁


ではまた、こころのうちを聞いてくださいね😌
とっても長くなりましたが、ありがとうございました🧡

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