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子ども向け・小学生向けのパソコンとプログラミング教室比較


2020年学習指導要領に小学校の授業でのプログラミング教育が導入され、iPadなどのタブレットを一人に1台ずつ貸与する小学校も公立私立ともに増えています。
仕事の場面でもパソコンが不要な職場は減りつつあります。パソコンを操作し、業務にあったプログラムを実行していくことが増え、プライベートや余暇でもパソコンが便利に活躍する機会は増えています。もうパソコンが無い時代に戻ることはあり得ません。
親御さんとしては、学校の授業についていけるのか?自分は教えられないけれど大丈夫か?将来のために役に立つ技術になるのかしら?など気になることがたくさんあるかもしれませんね。

今回は子ども向け、幼児向け、小学生向けのパソコン教室について、
プログラミングやパソコンを学ぶポイントやメリットなどを解説したいと思います。


■子ども向けのパソコン教室とはどんなところ?

子供向けパソコン教室とは、主に小学生・中学生・高校生を対象とし、パソコンの操作やプログラミング方法などを講師が教える場所です。
以前は、シニア向けのパソコン教室が主流でしたが、2020年の学習指導要領が話題になるころから、子供のための習い事として登場してきました。


カリキュラムや学習ツールにそって、1回約40〜120分程度の時間で、講師が子供に教えていくことが多いようです。
費用については、初めに入会金がおよそ5,000〜10,000円というところが多くなります。
授業料については、1回ごとのチケット制の場合は1回1,000〜4,000円前後、月謝制の場合は1ヶ月10,000〜19,000円のところが中心ですが、1ヶ月当たり2〜4回とばらつきがあり、回数に換算すると1回当たり3,000〜9,000円前後です。
別途、教材費やパソコンレンタル費が必要な場合があります。
また年間授業料として設定している教室もあります。その場合は年度の途中退会をしても費用が戻らないこともありますので、よく確認をしてみてください。

学ぶ内容は、パソコン操作の基礎であるタイピング、論理思考を育てるプログラミング教材、プログラミング言語を習得しアプリなどの制作、様々なツールを使った絵・動画・音楽などの創作活動など、各教室によって特徴があります。

最近の社会人は、子供の頃からタブレットやスマホの方が触れる機会が多いため、フリック入力しかできない、複数のウィンドウを立ち上げて作業できない、などと言われています。新人が入社した際、スマホはあんなにいじれるのに、パソコンの電源の入れ方から教えなくてはならないという苦労話をお聞きすることがあります。
子供がパソコンについてある程度学習し、使い方に慣れていれば、仕事で困ることがなくなるでしょう。社会人としてのスタートダッシュをスムーズに切ることができます。
またパソコン操作のスキルを学ぶだけでなく、インターネットの使い方、ITリテラシー、論理的なプログラミング思考の習得も期待できます。


■パソコン教室 子供向け授業内容

様々な教室がありカリキュラムは教室ごとに特徴がありますが、大きく分類すると以下のようになります。


・パソコンの基礎を学ぶ教室

パソコンの基礎とは、PCの起動や終了方法、マウスの使い方、キーボードでのローマ字タイピング、インターネット検索の使い方、エクセルやワードなどのアプリケーションの使い方などのことです。
自分でできるように学びます。


・パソコンを使った創作を学ぶ教室

パソコンを使って、絵やイラストを描く、音楽を作る、ストーリーのあるアニメや動画を作る、写真の加工をする、小説を書く、ゲームを作る、ホームページを作るなどをする教室です。クリエイティブのための道具としてパソコンを利用します。
講師は操作方法だけでなく、アイディアをどのように企画するか、そして表現するか、を指導します。


・プログラミング言語を学ぶ教室

いくつもの良いツールや教材がありますが、有名なものとしては子ども向けのScratch(スクラッチ)というツールで、ビジュアルプログラミング言語の使い方や考え方を学びゲームや作品を作ります。
文字記号列だけで記述するのではなく、ブロックのように積み重ねたり、絵や記号の指示によってプログラミングを可能にしているので、子供でも学びやすいのが特徴です。
大人が使っても楽しく、かなり複雑なプログラムを書くこともできます。
さらに中級編、上級編となっていくと、HTMLを学びwebサイトを制作したり、JavaやC言語などの本格的な言語を学んでいきます。スマホのアプリ作りを学べる教室もあります。


・番外編 ロボット教室 eスポーツジム

ロボットをプログラミングで動かすことを教材としているところなどもあります。
またeスポーツジムというものもあります。eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略。コンピュータゲームでの対戦をスポーツ競技として行うことです。この対戦ゲームを練習するスポーツジムというものがあります。


■パソコンの基礎を学ぶ教室のメリット、向いている子は?

初めて触れるパソコンの操作を一から教えてくれるので、初心者でも安心して通えるメリットがあります。4歳ごろから小学校4年生くらいまでのお子さんで、家や学校のパソコンはまだ触ったことがない、パパやママのパソコンは触らせたくない、というご家庭に向いています。初めてパソコンを思う存分触らせてもらえると、子供は向上心がむくむく湧いてきます。親御さんがパソコンを頻繁に使う姿をみているお子さんは、とても興味を持っていることが多いのですが、小さな子供に操作を教えるのは意外と難しいもの。何から教えたら良いかわからない、という声をお聞きします。また、逆に自分はパソコンが苦手、聞かれても困る、という場合にも、基礎から学ぶ教室ならすべて教室で答えてもらえるので安心です。社会に出てからもすべての人に役立つ教室だと思います。


■パソコンを使った創作を学ぶ教室のメリット、向いている子は?

絵を描くのが好き、音楽を作ってみたい、など創造性の高い子に向いています。小学校低学年から中学生くらいまでのお子さんにとって、多くの創造的作業を続けていくのに、パソコンは大きな手助けになります。パソコン上でデジタルの作品づくりだけでなくクレヨンや画用紙を使った作業、楽器を使った作業などと組み合わせてデジタル処理をしたり、設計をしたり、アレンジしたり、データを保存したりするメリットがあります。


■プログラミング言語を学ぶ教室のメリット、向いている子は?

言語学習が好き、自分の命令通りに動かすことが好きという子に向いています。プログラマーやシステムエンジニアなどの職業を目指す子に向いています。スマホのアプリを作ってみたい、などの目標があるとそこに向かって必要な知識と技術を身につけていくことができるというメリットがあります。プログラミングして動かなかった場合、成功するまでコードを書き直して検証を繰り返すことがあるため、細かな作業を続けられる忍耐力のある子、完璧を目指して頑張れる子が向いているかもしれません。ある程度の忍耐力も必要になってくるので、小学校3年生〜中学生におすすめです。


■ロボット教室、eスポーツジムのメリット、向いている子は?

何よりもロボットが好き、ロボットを動かせるようになりたい、という子にはロボット教室が向いています。初歩的なプログラムでまずは光る、次に消灯、次は点滅、など小さな一歩から進めていくので、自在にロボットが歩行し、おしゃべりし、会話ができる、というような理想のロボットに辿り着くまでにはかなりの技術向上と忍耐力がつくというメリットがあります。年齢の小さなお子さんには、思い通りになるまでの道のりが長すぎるため、不向きです。
eスポーツがやりたい、チームでeスポーツの対戦をしてみたい、という子にはeスポーツジムが向いています。サッカーや野球と同じようにプロスポーツとして活躍する人やチームもありますので、将来はeスポーツ選手、ということもあるかもしれません。


★無料体験できる教室

いかがでしたでしょうか?
様々な子ども向けのパソコン教室を紹介させていただきましたが、初めてパソコンを学ぶ子どもや小学校手前のお子さんは基礎から教えている教室がお勧め!

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・パソコンの基礎を学ぶ教室
・パソコンを使った創作を学ぶ教室
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