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【癌日記72日目】抗がん剤の脱毛に「不織布ヘアキャップ」がないとキツイ3つの理由/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/9月9日

この日記のマガジンは私が49歳で卵巣癌と子宮体癌に罹患した日々の自分と家族の記録。娘(高1)娘(中2)夫&猫の4人と1匹ぐらし。ワーママ。他の日記は以下のマガジンに。

抗がん剤で髪の毛が抜けてくるときにおすすめですよと、手術入院中に不織布のヘアキャップのサンプルをいただいた。

今日9月9日は、改めて不織布のヘアキャップは必要なのかな? と思っていたけれど、一気に抜ける時期には必要だなと思った。

手術室の主治医も看護婦さんもこれの水色バージョンをかぶっていたけれど、なんとなく目立たないものと黒を選んだ。

黒を選んで正解だったのは、笑ってしまうけれど、毎日の日課の夜散歩にヘアキャップを被ったママ出てしまったこと。

夜だし、人は少ないし、黒いキャップだし。まっいっか! と笑いながら夫と歩いた。さすがに水色のヘアキャップだったら家までもう一回戻ってターバンに巻き替えていたと思う。
ちなみに↓不織布ヘアキャップとはこちらのようなもの。

不織布ヘアキャップは何枚入りが必要?

不織布のヘアキャップは1,000枚入りや2,000枚入りのものもあるけれど、一体何枚入りが適切なんだ? というのが最初の疑問。

結論。抗がん剤のタイプによる抜け方や抜けるタイムスパンによって違いそう。

私の行っているTC療法の抗がん剤治療では、本当に一気に髪の毛が抜けるので、40枚ぐらいあれば十分なのかな? と想定して購入。

わたしの髪の毛が一気に抜ける様子は↓こちらの記事に。本当に驚くほど抜け始めたら一気にぬける!

パラパラぐらいのときは髪がお互いにくっついってそれほど落ちないのに、この動画の頃からはさすがに限界。

一気に髪の毛が抜けるタイプの抗がん剤の脱毛に、不織布ヘアキャップがないとキツイ3つの理由

  1. 後ろ髪が襟足から洋服の中に落ちて背中をチクチクと刺す

  2. 料理をしているときに髪の毛が落ちる

  3. ベッドリネンにおちた髪の毛をとるのに時間がかかる

髪の毛が一気に抜け始めたときに出てきた特にストレスフルな3つのポイントは上記のようなものだった。

抗がん剤治療中の脱毛に不織布ヘアキャップが必要な理由(1)後ろ髪が襟足から洋服の中に落ちて背中をチクチクと刺す

わたしが一番つらかったのが、ハラハラと落ちる後ろ髪が襟足から洋服と背中の間に入り、背中をチクチクと刺すこと。

これはかなりのストレス。

仕事をしていても集中力がもたないし、チクチクと髪の毛が背中を刺す度に脱毛進行中なことを思い出してしまう。

抗がん剤治療中の脱毛に不織布ヘアキャップが必要な理由(2)料理をしているときに髪の毛が落ちる

料理をしていると髪の毛が落ちるのも大きなストレスな上に衛生的にもよくないと感じる。

髪の毛が多いときにはそれほど落ちてこないので髪の毛を結んでいれば大丈夫だった。だけれどパーツごとに脱毛の状況がかわり髪の毛のボリュームが保てなくなると、ハラハラと落ちる髪の毛が多くなってきて限界を感じた。

抗がん剤治療中の脱毛に不織布ヘアキャップが必要な理由(3)ベッドリネンにおちた髪の毛をとるのに時間がかかる

掃除の面では床に落ちる髪の毛が多いなと感じるとともに、ベッドリネンに落ちる髪の毛を手で取るのに時間がかかるようになってきて、髪の毛がほぼほぼ落ちてしまうまでは、不織布ヘアキャップの必要性を強く感じる。

とにかく髪の毛を1本1本拾う時間が自分の髪の毛が脱毛していることを私自身にする混むように伝える時間になって、私のメンタルにはよくないと感じた。

本当にいろいろなことが起りますな^^。
がんの闘病記は以下のマガジンにまとめています。

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