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クリープハイプ「本当なんてぶっ飛ばしてよ」@幕張が幸せすぎた

今日・3月11日に、クリープハイプのアリーナツアー「本当なんてぶっ飛ばしてよ」@幕張メッセ国際展示場に参加。3年前にも同じく幕張でライブが開催されるはずだったが、コロナ流行に伴い中止となった。その日のチケットを取っていた自分はかなり悲しい思いをしたのだが、1番辛かったのはメンバーたちだろう。

その後、コロナ禍でも感染対策に工夫してライブを開いてくれたり、新曲を出してくれたりと、ファンに音楽を届け続けてくれた。だけどやっぱりどこか物足りなくて、でもその物足りなさは気にしちゃいけないものだと思って、気づかないようにしていた。2020年の、ライブが開催できない状態と比べたら断然ありがたかった。

そんな中で、今日のライブはなんと3年ぶりに発声可能の公演となった。自分史上1番楽しかったライブである。

まず、尾崎さんがとても楽しそうだった。お客さんを煽ったり、褒めたり。こちらのレスポンスに嬉しそうに笑っている姿を見て幸せな気持ちになる。そしてライブ終了前に、アーティストのライブの写真でよく見る「お客さんをバックにした写真」を撮りたいと提案したのだ。いつもだったら言わなそうな発言にびっくりした。相当楽しかったんだな、と愛おしくなった。
MCも、コロナ禍のライブはいつも「何が正解かわからない」と悩んでいた様子だったが、今日は「普通にしあわせ」と言い切っていたので安心した。

演奏の音も良かった。どの音もすごくよく聴こえた気がする。特にドラムが力強くてかっこよかった!

そして、なんと言っても神セトリ。「君の部屋」「グレーマンのせいにする」「愛の標識」「ウワノソラ」「ポリコ」「おやすみ泣き声、さよなら歌声」「イノチミジカシコイセヨオトメ」が聴けたので思い残すことはない。言わずもがな声出しありの「HE IS MINE」は優勝。

ラストは「二十九、三十」。(おそらく緊急事態宣言下の)渋谷や大阪の街の映像をバックに歌っていた。辛かったこと、やるせない気持ちになったことを思い出して、涙が止まらなかった。

「クリープハイプはまだ続きます」と最後に宣言してくれたのが1番嬉しい。推しを推せる環境にいられることが、ファンにとって1番幸せだと思う。彼らの曲を聴いて、“なんとなくやり過ごせちゃう”毎日を盛り上げたい。

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