今を切り取って、未来に残す写真の力〜岡田准一写真展『Guys 俺たち』に行ってみて
V6が解散してから5ヶ月が経った。
春になって「次のシングルいつかな」と考えるくらいには、解散したという事実は自分の中で定着していない。
V6は、解散しても『V−Land』を通してファンとつながっている。解散はしたが、終わりではないこの関係性が、とても好きだ。
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さて。岡田さんの写真展『Guys 俺たち』に行ってきた。この写真展では、岡田さんが2年にわたって撮り続けたメンバーの写真が展示されている。2年間で撮影した枚数は約7,000枚だそう。冷静に、すごい。
カメラマン・岡田さんに向けた5人の表情は、ゆるい。いい意味で、気が抜けている。きっと、岡田さん以外には見せない顔だろう。全ての写真が愛しくて、1枚1枚じっくり見た。
楽屋やオフショットの写真が当たり前に並んでいたが、しばらく見れなくなると思うと寂しかった。
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個人的にお気に入りの写真は、ライブ終わりの6人の「ラスト写真」。6人中2人も目をつぶっちゃっている感じが、V6らしい（笑）。きっちりと整えた姿でキラキラのアイドルスマイルを向けられるより、自然体でずっと好きだ。
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まだ解散してから間もないので、膨大な量の写真たちは思い出の品というより、彼らの日常を見ているようだった。
写真には、現在を切り取って、未来に残す力がある。
5年後、10年後に見返したら、一瞬で2021年11月に戻ると思うし、今と全く違う感情が湧くだろう。
今回で終わりではなく、数年後も開催してほしいと思える写真展。V6としての写真は難しいが、メンバーのプライベートな写真は、これからも岡田さんに撮り続けてほしいと密かに思う。
【V6について書いた過去記事】
【舞台『陰陽師 生成り姫』観劇レポート】
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