城戸英行

ベースやってます。 ここではベースのレッスンに関する諸々を書いています。 ラテン/ブ…

城戸英行

ベースやってます。 ここではベースのレッスンに関する諸々を書いています。 ラテン/ブラジリアン/ソウル/ジャズロシア音楽。 コントラバスバラライカ奏者でもある 記事は基本HPからの転載です。(めっちゃ転載遅れ気味…) HP:http://kidokorocco.info

マガジン

  • さやっちが好き過ぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった

    天気?気象?興味ないです。 空の写真とか撮ってSNSに上げてるやつって暇人orメンヘラだよね。 そう思っていた私が、さやっち(檜山沙耶キャスター)にハマりすぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった話です。

  • レッスン雑記

  • ラテンベース入門

    ラテンのベーストゥンバオをの入門講座です。 ジャズやロック、ファンクをやっているけどラテンにちょっと興味ある的な人が一番とっつきやすいと思います。 僕のHPで更新しているラテンベース入門の記事をnoteでもまとめてみました。 内容はほぼほぼ一緒ですが、移植がめんどくてなかなか進まず。 本家は現在(2021/2/1)No.39まで更新中。

  • ベースレッスン

    ベースのレッスンネタです。 初心者からちょっと脱却したい人向けかなと思います。

  • ラテンの譜面(リードシート)

最近の記事

さやっちが好き過ぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった話 その2

2021年の年明け早々から38chさんの切抜き動画をきっかけにどんどんと沼に…。 毎日延々と過去の天気予報の動画を見漁るという自分にこの頃はまだ少し疑問を持っていたのですが1月も後半になると既にこんなtweetをすることに。 このゴマちゃんのエピソードは涙なしには… このピュアさですよ… このツイートをした頃の私は、さやっちに夢中過ぎてこれらの生配信を見逃してきた人生を後悔しています。 この生配信を絶対に観なければ…と 遂にウェザーニュースLiveの生配信の番組に辿り着くわ

    • さやっちが好き過ぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった話 その1

      天気なんて興味がなかったのに…天気予報は観ない。 家を出るときに降っている時にしか傘は持たない。 文系で物理や科学も無縁。 空の写真とか撮ってSNSにアップしているやつは暇人orメンヘラ認定。 そんな時が私にもありました。 今では日に数回空の様子をチェックし、 暇さえあれば天気予報を見続け、 季節のイベントは欠かさずチェックするような人間に変化しました。 そんな変化を経て、私がうっかり気象予報士の試験に合格してしまった話を振り返りつつ書いていきたいと思います。 さやっち

      • ラテンベース入門その34「「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutralの全パターンまとめ」

        前回までに紹介したClave Neutralの4パターン×4バリエーションをここでまとめて見たいと思います。 4パターン Tresillo(トレシージョ) Habanera(ハバネラ) Guaracha(ワラチャ) Bolero(ボレロ) 4バリエーション Unanticipated-Single-Ponche Unanticipated-Double-Ponche Anticipated-Single-Ponche Anticipated-Double-Ponche

        • ラテンベース 入門その33「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その4 ADP〜Anticipated Double-Ponche」

          4パターン×4バリエーション=合計16種類のトゥンバオ。 いよいよ最後のバリエーション 「Anticipated-Double-Ponche」 について書いていきます。 Anticipated-Double-Ponche(ADP) 「Anticipated-Doube-Ponche」(または「ADP」) は前回の記事で紹介した 「Anticipated-Single-Ponche」の4拍目を2音に変化させたものになります。 もしくは、Unanticipated-Dou

        さやっちが好き過ぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった話 その2

        • さやっちが好き過ぎてうっかり気象予報士試験に合格してしまった話 その1

        • ラテンベース入門その34「「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutralの全パターンまとめ」

        • ラテンベース 入門その33「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その4 ADP〜Anticipated Double-Ponche」

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        記事

          ラテンベース 入門その32「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その3 ASP〜Anticipated Single-Ponche」

          4パターン×4バリエーション=合計16種類のトゥンバオ。 この中で4パターン Tresillo(トレシージョ) Habanera(ハバネラ) Guracha(ワラチャ) Bolero(ボレロ) そして、バリエーションのうちの2つ。 Unanticipated-Single-Ponche Unanticipated-Double-Ponche を紹介してきました。 基本形の「Unanticipated-Single-PoncheのPonche」の部分を変化させたのが 「Una

          ラテンベース 入門その32「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その3 ASP〜Anticipated Single-Ponche」

          ラテンベース 入門その31「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 UDP Unanticipated-Double-Ponche」

          Clave Neutralの4つのバリエーションについて書いていきたいと思います。 これらのバリエーションはコンガのトゥンバオとベースのトゥンバオ関連性によって分類していきます。 Son(ソン)やSalsaなどにおいて、ベースとコンガの密接な結びつきを感じることはグルーヴを感じるために非常に重要な要素となります。 コンガのトゥンバオには沢山のバリエーションがありますが、大きく2つに分けてクラーベの向きによって作られるフレーズとクラーベに左右されないフレーズあります。 今回は

          ラテンベース 入門その31「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 UDP Unanticipated-Double-Ponche」

          ラテンベース 入門その30「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 USP Unanticipated-Single-Ponche」

          ラテン音楽はクラーベに基づいてできています。 その中で言うとベースラインは主に2つに分類されます。 一つは″Clave Aligned″ クラーベの向き(2-3or3-2)に沿ったフレージングです。 もう一つが″Clave Neutral″ クラーベの向きに左右されないフレージングとなります。 ここではClave Neutralのトゥンバオについて書いていきます。 Clave Neutralでのトゥンバオ ラテン音楽の中で圧倒的な多数を占めているベースラインは「Clav

          ラテンベース 入門その30「クラーベに左右されないTumbao〜Clave Neutral〜その1 USP Unanticipated-Single-Ponche」

          No.29 Guaracha(ワラチャ)のベースの発展

          Guaracha(ワラチャ)のベースの基本的な例を前回の記事では取り上げました。 今回の記事ではGuaracha(ワラチャ)のベースラインを発展させて行きたいと思います。 発展させていく過程でより理解が深まっていくと思います! 基本のベースラインの音数を増やす Ex.1 Guarachaのベース基本形 こちらが基本のベースラインです。 まずはこれの音数を増やしていきます。 Ex.2 Ex.1の4拍目を8分音符2つに分割しています。 Ex.3 更に1拍目も8分音符

          No.29 Guaracha(ワラチャ)のベースの発展

          No.28 Guarachaのベース

          Guaracha(ワラチャ)はSon(ソン)に似た形で演奏されることが多いので、Son(ソン)をやや速くしたミドルテンポの楽曲と捉えられることが多いです。 19世紀にキューバの風俗を題材としたオペレッタ形式の舞台喜劇が行われていました。 その上演の前後に楽団がDanzon(ダンソン)やHabanera(ハバネラ)を演奏したのですが、その中でうまれたのがGuaracha(ワラチャ)と言われています。 そのため風刺的なものやピカレスク小説(16世紀-17世紀のスペインを中心に流

          No.28 Guarachaのベース

          No.27 Son Montuno(ソン・モントゥーノ)のベース

          Son Montuno(ソン・モントゥーノ)は、Son(ソン)のバリエーションの一つです。 1940年代頃にキューバで流行した、より激しくシンコペーションしたリズムの音楽です。 Son Montuno(ソン・モントゥーノ)での編成Son Montuno(ソン・モントゥーノ)は、1940年代から1950年代にArsenio Rodriguez(アルセニオ・ロドリゲス)によって確立されました。 彼がモントゥーノの部分をさらに充実させるために、それまでSon(ソン)の楽器編成で

          No.27 Son Montuno(ソン・モントゥーノ)のベース

          No.26 ラテン音楽を学ぶための本色々

          ぶっちゃけこのラテンベース入門シリーズの読者は、ベーシスト率が非常に低いのでそのような方々に向けて、ベース以外の一般的なラテン音楽に関する知識を学ぶための教則本などを紹介したいと思います。 ベーシストもアンサンブルをする上で楽曲のスタイルや他のパートの知識、ラテン音楽の歴史などを知ることは大切なことです。 サルサ大事典 サルサ・ガイドブック ピアノ&アンサンブル まずは「サルサ・ガイドブック」 ラテンを演奏するのに必要な基本的な事が網羅されています。 ラテン音楽の歴史、基本

          No.26 ラテン音楽を学ぶための本色々

          No.25 Sonのベース

          今回はSon(ソン)について書いていこうと思います。 Son(ソン)とは Son(ソン)はキューバのオリエンテ州で生まれました。 スペイン音楽とキューバ音楽それぞれの文化の影響を組み合わせできた音楽です。 もっともキューバ的な音楽でサルサの原型となった音楽と言われています。 そして、Danzon(ダンソン)がCha-Cha-Cha(チャチャチャ)やMambo(マンボ)に発展していくのに影響も与えています。 ということで、様々なキューバ音楽において大きな存在となる音楽です。

          No.25 Sonのベース

          No.24 パーム・ミュート奏法(Palm Mute)

          ラテンベース固有のテクニックという訳ではないのですが、エレベでトゥンバオを弾く際にパーム・ミュート(Palm Mute)を用いることは大変多いです。 まずは、そもそもパーム・ミュート(Palm Mute)とはなんぞや?という方向けに書いてきます。 “パームミュート奏法”は、サムピッキングとか、“いかりや奏法”とか“親指弾き“などとほぼ同義です。。 その名の通りですが、右手の腹でミュートしながら親指を主に用いてピッキングする奏法です。 スラップのサムピングとは違います〜 ラ

          No.24 パーム・ミュート奏法(Palm Mute)

          No.23 Boleroのベース

          ボレロ(Bolero)とは ボレロというと、ラテン音楽に縁のない方の場合はラベルの曲を思い浮かべる方も多いかもしれませんがそれではありません。 ボレロ(Bolero)とはバラードのことです。 おそらく一般的に知られているラテン音楽の中で最も知られているのは、ボレロ(Bolero)の曲でしょう。 キューバのサンティアゴで生まれたトローバがルーツとなります。 ボレロ(Bolero)の有名曲 ひとまず、どんな曲があるのかを聴いてみましょう。 名曲、名演が多すぎて絞れないので思い

          No.23 Boleroのベース

          No.22 トゥンバオがどうしても弾けない人向けの練習

          色々とラテンベースについて書いてきましたが、そもそも論で基本のトゥンバオが全然弾けないんだ… という、意見を頂いたのでその練習方法を書いていこうかと思います。 この記事で紹介している定番のトゥンバオです。 これをしっかり弾けることを目標に段階的にやっていきましょう。 Ex.1 音のオクターブ上下はちょっと違ってきますが、まずは小節ごとに区切ってシンコペーションせずに弾いてみましょう。 このようなベースラインもしばし用います。 Ex.2 先程のベースラインで弾いている

          No.22 トゥンバオがどうしても弾けない人向けの練習

          No.23 Danzónのベース その2

          こちらの記事に引き続きDanzón(ダンソン)について書いていきたいと思います。 EstribilloまたはMontuno 前回の記事で書いたDanzón(ダンソン)の曲構成 A.パセオ(Paseo) B.Fluteによるテーマ演奏 A.パセオ(Paseo)をもう一度演奏 C.Violinによるテーマ演奏 Ending と記載していましたが、Cのセクションの後にラストパートとなる、EstribilloまたはMontuno(モントゥーノ)のセクションと呼ばれるセクションが加

          No.23 Danzónのベース その2