マネジメントの基本
みなさん、こんにちは。今日はマネジメントについて書いていきたいと思います。人事の方なら、大体がこの問題を抱えておられると思いますが、どの企業も中間管理職である「部長」「課長」などの従業員を直接マネジメントする管理職の質をどう高めていくかという課題を抱えておられるかと思います。
今、各企業は人的資本経営というワードが流行ってきて、人材への投資にフォーカスがあたっています。ですが、人材への投資が重要なんてことは、何十年前も前から語られてきて、今さら何をというような感じですが、時代なので仕方がありません。
従業員の質を高めることは大事ですが、そのためにはマネジメントを行う管理職が重要になります。なぜなら、中長期的に成長させるためには役割分担等を担う管理職のマネジメントが直結するからです。
そのため、どのように管理職たちにマネジメント力を伸ばしてもらうかですが、そもそもマネジメントの土台にあるのが、対人のコミュニケーションであるということをわかっていながらも疎かにしている管理職が多いと思います。
コミュニケーションから逃げていませんか?例えば、毎日自分のメンバーと5分でも会話できていますか?部下の仕事量や内容を把握できていますか?
マネジメントをやったことがない人は、これを見て、把握するのが当たり前のことだろと思われるかもしれませんが、私自身の経験も踏まえると容易ではありません。ですが、なんとかしてやっていました。
自分のプレイング要素もありながら、メンバーの仕事や仕事以外の面にも気を配るというのはかなり難易度高いですよ。でも、それがマネジメントの基本ですし、できていない中で期待する成果を出すことなどできません。
コミュニケーションと一言に言っても、やることは多岐に及びます。ただ、その中でも大切にしておきたいのは、「毎日の声かけ」これだけだと思っています。なんでもいいのです、「おはよう、今日はあの仕事やるの?」「最近ゴルフ行ってるの?」「奥さん体調大丈夫?」「昼ごはん一緒に食べない?」こんな簡単なことですが、自分のことを覚えてくれていたり、気にかけてくれる上司というのは、信頼され、結果として本人の力を引き出すことにつながります。
みなさんは普段の生活で、自分を気にかけてくれる人が何人浮かびますか?せいぜい家族➕数人といった程度でしょう。なので、認めてくれる人というのは貴重ですし、人間は承認欲求があるため非常に効果的なのです。
なので、マネジメントをする人は、必ずここを意識した上で、プロジェクトマネジメントを行なってください。従業員の方は、そもそもマネジメントが大変であることを配慮してあげてください。
これで双方に幸せな人生を歩みましょう。全ての会社員に幸あれ。
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