太陽
すりぬけたからだもおもひも
秋のそらに
おもひだすのは
こえとにほい
思ひ出は
かたまりになって照らすのだ
闇は光になり わたしをころす
闇を抜け
ただそこは青く空は遠い
まっしろなわたしはただ穴を掘る
垂れ流した言葉は溢れ出し
闇夜を照らし太陽となる
かなしみは
夢のなかでゆっくりとけて
だけどもやはり
かなしみなのだ
夜明けまで太陽を待ちながら
歌う朝と夜のうた
つぶやいた
そのことばたちはかたちになり
わたしをころしただかがやいた
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