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現場から始めるマネジメントサイクル

過去に「仕事には正しい手順がある」ことを記しました。
(参照 https://note.com/kid839/n/n6b4da513bbb1

PDCA(計画→実行→評価→改善)=管理サイクルが正しい仕事の手順であり、成果の出る仕事の仕方であることに触れました。

今回はPDCAをベースとして、より現場的なマネジメントサイクルについて記述します。

CAPDo(キャップ・ドゥー)という考え方で、「評価→改善→計画→実行」と、PDCAの順番が変わったものです。

計画から始めるのではなく、現場チェック(評価)から始めることが特徴的です。

現場に行って問題点を発見し(C)、即改善(A)します。

そして、この改善から、今後どうするかを考え、計画(P)し、実行するのです。

実行したら、評価し、改善するというサイクルを回します。

このCAPDoの考え方は、変化の激しい時や、先が見通せない場面で使われ、3現主義に徹した迅速なマネジメントです。
(参照 https://note.com/kid839/n/n9f9c37411981

今回起きた能登地方の地震対応などの有事の場面でも有効で、先ずは現場を見て(会議室で計画立案ではない)、できることはスグに改善します(困っていたら即時助ける)。

現実には、CAPDoというよりも、CA→CA→CAPDoの方がしっくり来るかもしれません。

あくまでもPDCAがベースで、それを応用したものであることを押さえ、スピード感を持って改善する時に、CAPDoという考え方も参考にしてください。

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