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会議や報告書に数値ありますか

前回は計画や現状把握に数値を入れると良いことに触れました。
(参照 https://note.com/kid839/n/n5d6ce7f5a3ed

パイロットは計器類を見ながら、安全で快適な飛行ができるように操縦します。

執刀医も計測値を見ながら、容体の変化を掴み、的確で迅速な処置をします。

どちらも、測定された数値を自分の目で見て判断し、正確に手足を動かします。

それでは、社長、工場長、管理監督者、担当者はどうでしょうか。

数値を使った仕事の進め方に、KPI管理があります。

KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)

目標値を決めて、仕事のゴールを設定し、更に、その目標達成に必要な要素を数値化して仕事を進めるやり方です。

例えば、経常利益率の目標値を10%(現状5%)とし、そのために必要な以下の要素に分解して、各部門で取組みます。

設計部門 部品点数20%削減
調達部門 調達費用20%削減
製造部門 生産性20%向上
設備部門 自動化率20%向上

更に、製造部門は、不良率、設備停止時間、段取時間などの目標値を決めて、実績値を把握し、PDCAを回します。

PDCA→ https://note.com/kid839/n/n6b4da513bbb1

そうなると、社内で行われる会議には「目標値に対して実績値は~なので、~が必要」などと言った会話が出てきます。

また報告書も同様で、数値が使われ、第三者に解り易い報告ができます。

しかし、中には数値を嫌がる管理監督者が居ることも現実ですが、リーダーの役割と責任をよく理解してマネジメントしましょう。
(参照 https://note.com/kid839/n/n2bca20d15dc9

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