その計画に数値ありますか
前回の続きで、5W2Hの中の、もうひとつの「H」に関して記します。
(参照 https://note.com/kid839/n/n5a1c7196f2a6 )
How much どれくらい=水準=定量的
先ず計画を立てる場合を考えます。
例えば、「健康に配慮した生活を送る」という計画よりも、「腹筋50回を毎日続ける」の方が、具体的でスグに始められます。
また「できる限り在庫を減らします」という計画よりも、「先期末の在庫金額は1億円だったので、今期は半減の0.5億円を目指します」の方が、ゴールが明確で、おまけに進捗も把握しやすくなります。
過去に5S活動と本題を結び付けた記事を載せていますので、参考にしてください。
(参照 https://note.com/kid839/n/ne6d304751244 )
この様に、数値化することで「どれくらい」が定量化され、メンバーにとって解り易いのです。
ゴールがハッキリすると、実現に向けたアイディアが出やすく、動きやすいという利点もあることを押さえましょう。
次に現状を把握する時は、数値を使うことで、客観的な表現ができ、多くの人に解り易く且つ認識のズレを抑える効果もあります。
例えば、「甘いイチゴだった」という報告よりも、「糖度12度だった」の方が解り易く、正確です。
むしろ、甘いか否かは本人が決めることなので、現状把握に主観的な表現を入れる時には、「所感」として区分することが原則です。
そして、仮に糖度12度で不都合があれば、目指す数値を変えれば、的確な対応ができます。
経営評価は決算書なので、現場の仕事も数値化する習慣を付けたいものです。
また、以下の「あなたの仕事How much」の記事も参考にして下さい。
https://note.com/kid839/n/n81ce3067c7f8
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