新五百円玉硬貨と身近な環境問題

新五百円玉硬貨の影響だろうか。
通学路に溶け込んでいた自動販売機2台がある日突然撤去されていた。
そこだけハサミで切り取ったみたいな違和感があった。

自販機を切り取った跡地のコンクリートは日に焼けた部分と苔の生えた部分が判然としていて、その周りには空き缶、shoe、ビニール袋や壊れたおもちゃなど様々なゴミが飾り付けてあった。
コンクリートは日に焼けたサッカー部員の足首を連想させた。

ここにゴミを飾り付けていった人たちは
「隠せていればいい」「見つからなければいい」
とでも思ったのだろうか。
世界中でこういった隠れゴミが溢れているのではないか。
自分の庭じゃなければいい。埋め立てればいい。
そんなことを繰り返していたらどうなるか。
きっとある日、そのツケが回ってくるだろう。新しい五百円玉を契機にバレてしまったゴミは私たちの未来のように思えた。

バレてしまう前に。溢れてしまう前に。取り返しがつかなくなる前に。
私たちひとりひとりが未来から目を逸らさないことだ。

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