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ハカはほとばしる感情の発露

ニュージーランドの中学高校は、それぞれ学校のハカを持っている。中には、学校のハカと寮のハカの2つを持っているところもある。

Year 9 でHigh School に入ると、一学期にはどの学校でもハカを覚える時間があって、先輩たちや先生が新入生にハカを教える。

そして、日本からの留学生たちも、英語や授業に加えて、必ず学校のハカを教えてもらって、練習する。

先日ある新しい留学生が、先輩の留学生にハカを見せてもらったそうだ。彼は、「先輩のハカは真剣で迫力があって感動しました」と言っていた。

ハカをするときには、恥ずかしがったり、手を抜いたりせずに、みんな真剣に大きな声でやるのが基本だ。

何年か前に、日本から親御さんが留学生に会いにいらっしゃって、ホテルで一緒に泊まったときに息子さんにハカをやってもらったら、「真剣に大きな声でやってくれたので、とても驚くと同時に、感動して涙が出た」とおっしゃっていた。

ハカは心の底から湧き出す感情の発露なのだ。

今年から留学をスタートした弊社の長期留学生や、日本の夏休みを利用した短期留学生たちも、さっそくハカをマスターしている。ハカは、学校のスポーツのチームでも、うれしいとき、悲しいときにも、感情をほとばしらせるようにやる。基本的な動きは決まっているけれど、正しく体を動かすことよりも、どれだけ自分の中の感情を表現するのかが、もっと大切なのだ。

ニュージーランドのハカの動画を集めてみました。

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