見出し画像

第二話 人生最初の挫折

サッカー人生のスタート

少年サッカーに入ったのは、小学3年生のこと
それまでは野球が好きな少年でしたが、
友達の影響でサッカーに転身したのでした

最初は体が小さくて
リフティング3回くらい
ボールを蹴っても全然飛ばない
レベルでした

同級生だけで15人くらい
補欠で試合も途中出場
試合に出れない僕は悔しくて
1人練習に打ち込みました

リフティングは徐々に30回、50回、
100回突破・・・
1年後には300回までいきました

当時、悔しさで練習ばかりやって
自然と努力を惜しまない人間になっていた

遂に5ヶ月くらいでレギュラーも勝ち取り、
RWG(右サイドウィング)のポジションも定着

<上:小学5年生の時、下:小学6年生の時>

技術の開花


中学になってもサッカー部に入り
そのままRWGで定着した僕は
Aチームに組み込まれた

途中、色んなライバルに狙われたけど
3年間レギュラーを死守することができた
それは何故か・・・

・特訓の成果でセンタリングの技術が優れてた
・利き足とは逆(逆足キック)の精度を上げた
・運動量を増やした

他人にはできない技術や動きを見せることで
『○○のきくりん』『○○といったらきくりん』
これを定着させることが重要で
その為には日頃から練習とそれを魅せる
"場所"でアピールすること
がポイント

横浜市立の公立中学校だった
僕の年は
横浜市で優勝
神奈川県で3位

という成績を残した
(一番強豪の桐蔭にも一度勝利✨)



努力では何ともならない挫折

高校は神奈川でも有名な某私立高校
サッカー部の成績は、
神奈川県ベスト16に入るくらい
(神奈川でベスト16はそこそこ強い)

有名ななところだと
桐蔭、桐光学園、湘南工科、向上、
日大藤沢、武相、淵野辺・・・

全国からスポーツ推薦や特待生で即戦力として
迎え入れられ、強化を図る

僕もスポーツ推薦で某私立高校に入った

結論から言うとサッカー部は殆どスポーツ推薦
普通に入ってきた人の方が少ない状態・・・
僕は中学の時の戦績とFW志望を買われ
いきなりAチームに抜擢

ところが、3年生とのフィジカル差と
鬼コーチの指導から、ピリピリとした雰囲気で
強靭なメンタルを必要とされるグランド内で
良い結果を出せず、Bチームに落とされる

Bチームは、というと・・・
ここは人生の縮図
Bチームのコーチは厳しさはなかった
その中で我々は2つに分類される

・コーチにアピールして上を目指す人
・居心地の良いBチームで満足する人

Aチームに行けば、また厳しく
シビアな社会が待っている
Bチームにいれば、居心地良く
伸び伸びとサッカーを楽しめる

皆さんはどちらを選択しますか?

僕はAチームの人たちと一緒に連んでたので、
意識高く保つことができ、いつでもAチームに
這い上がってやるという意識を持っていた

仲の良い仲間であると同時に
自分をアピールできる"場所"を探してた


高校3年の最後の選手権大会・・・
僕はフィールドにもベンチにもいなかった

自分の努力は実らなかった・・・
途中から気づいてた
努力してもどうにもならないことを


そして現在・・・

サッカーは今も続けてますよ!
それは楽しいからだけでなく
ここまで成長させてくれた
生涯の友達や仲間を作れた
サッカーというスポーツへの恩返しも含めて

そして、今でもチャレンジしてます

どこまで自分が通用するのか
ずっと、これからも試してみたくて

環境は人を変える
これは良い教訓として
今でも僕の中に生き続けています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?