PAP PA-LA PARK クリエイションレポートNo.1 はじまりによせて

はじめまして。大園康司と申します。橋本規靖という男と2人で、「かえるP」というダンスユニットを主宰し、コンテンポラリーダンスの作品をつくり、踊っています。

この度、吉祥寺シアターのダンス企画「吉祥寺ダンスLAB Vol.3」として、『PAP PA-LA PARK/ぱっぱらぱーく』というダンス作品を創作・上演することになりました。

これまでかえるPは東京で10年間活動してきましたが、11年目を迎えた今年、橋本が札幌に移住し、東京-札幌の2拠点での活動をスタートさせました。本作品では、札幌と東京を行き来しながら、間にオンラインやそれぞれの環境での稽古を挟みながら、どのような形で作品が作れるのか、今のオンライン全盛の時代だからこそ実験しうるクリエイションのかたちを探る旅でもあります。

このNoteでは、12月4日〜6日の上演にむけて、稽古場でのプロセスや思考の過程、たくさんの掃いては捨てていかれるアイデア以前の思いつきや言葉たちを書き留めておく&共有することで、すこしでも作品そのものが豊かになるようなものをここに残せたらと思っています。

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ここに記すトピックは、だいたい以下のようなことを想定しています。

・日々の稽古の過程、できごと

・クリエイションの環境について(東京、札幌、オンラインそれぞれの場所、そして子供といること)

・テーマである「公園」「劇場」についてのあれやこれや

上記のことがらをメインにしつつ、ときにははみ出しつつ、頭の中をあぶり出し、整理し、また逆に混乱するための材料として、このNoteを我々も使い、また見に来ていただけるお客様もご笑覧いただければと思います。

また、大園・橋本交代制で1日ずつ、短くてもよいので、このNoteに何かを書き留めていくことを課していきます。


今日でクリエイション4日目。本番までの1ヶ月半ほど、何卒よろしくお願いいたします。

次回は、橋本。

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2020.10.23 さっぽろ天神山アートスタジオ