PAP PA-LA PARK クリエイションレポートNo.4

札幌での一週間のクリエイションが終わり、東京に戻ってきました。移動の疲弊と帰京後のバタバタでさっそく書き遅れて大反省のレポート4回目です。リハーサルではあーでもないこうでもないと行きつ戻りつしながら、何を一番大事に扱うかを探している日々で、頭がゆだってきたところです。

かえるP、いわゆる劇場での新作をつくるのは、実は3年ぶりになります。ミュージアム、家、野外、街中、空き店舗、廃墟、広場、、、この3年は基本的に色々な場所で踊り、作品をつくってきました。その体験と経験を経ていま劇場空間と向き合うことによる自由さと不自由さの違いをまざまざと感じています。

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今回のテーマは「公園」。コロナ禍において、いままで街にあった公園という存在がぐっと身近になった人も多いのではないかと思います。公園は街や都市のなかでどういう機能を持っているのか、またどのような役割を果たしているのか、またはしていないのか。その思考の巡らせ方は、同時にダンスの上演の必要性も突き詰めて考えていくプロセスでもあるなと思います。

ここでは、我々の空想の吉祥寺シアターの公園のほか、世の中の公園と呼ばれるものがどのような思惑で成り立って、そして現在どのようになっているのか、つらつらと紹介しながら論考していきたいと思います。

今日はここまで。書くことが大事と毎日自分に言い聞かせてます。

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