見出し画像

Twitterのアカウントが凍結した話

休日の朝10時。

俺は朝一のトイレを済ませてからいつもの様にスマホを手に取り、インスタグラムを開いた。

ここは毎日綺麗な人、物、風景で溢れているな。まるで俺と対極にある世界を見ているみたいだ。

こんな綺麗で完璧にデザインされた家に住んでる人なんて本当にいるのだろうか。画像を横にスライドさせながら羨ましく思った。

インスタときたら、次はTwitterだ。Twitterはインスタグラムの次に必ず開く。両アプリが隣同士で並んでいるのですぐに見れる。




、、、あれ?


フォローとフォロワーが0人になっているのである。またいつものバグかと思いきや

「あなたのアカウントは凍結されています」


は?なんで?俺なんかしたか?身に覚えがない。

誰かを攻撃したりスパム的な投稿なんぞ何もしていない。おかしい。どうにかアカウントを復活させるために試行錯誤しながらいろいろ調べてみた。

しばらくして分かった。これ面倒なやつだと。異議申し立てやなんちゃらと頑張って英文を日本語訳したTwitterのサイトを読む限り、長い時間と労力をかけてこのアカウントを復活させることが正解ではないと思った。

別にTwitterが無くても良くね?そう感じたのである。

俺はスマホからTwitterを消し、スペースが開いたホーム画面の空欄を見ながら思った。高校生から続けてきたが、果たして何か得られたのだろうか。周りのみんながやっているから、仲間の輪に入りたくて始めたが、社会人の今となっては日々のストレスの吐け口になっている様な気がしていた。

正直、自分のツイートを見ていた人もあまり良い気はしていなかっただろう。投稿している自分もマイナスな思考にどんどん落ちていっている様な気さえした。

ちょうど良い。これを機に俺はTwitterを辞める。約8年続けてきたアカウントが動かなくなった。少しずつSNS離れも必要なのかなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?