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【我が子に伝えてきたこと⑪】毎日積立が容易なSBIバンガードS&P500インデックスファンドがおすすめ

積立投資の対象をS&P500インデックスにしたとしましょう。
とは言うものの、銘柄の選択肢が多すぎて、どれを選んだら良いか迷うのが普通だと思います。

今回はS&P500インデックスの銘柄選びについて、子どもたちに話した内容を書きとめておきます。

S&P500インデックス銘柄の選択肢

日本のネット証券口座から購入できるのは、以下の3つだと思ってください。
● NYSE(米国)に上場しているETF
● 東証(日本)に上場しているETF
● 日本国内の投資信託

ETFにすべきか、投資信託にすべきかはネット上で語り尽くされていることなので、詳しくは自分で調べて欲しいけど、候補をザッと列記すると以下のとおりです。

カッコ内は父のイチオシ銘柄だよ😄
また、青字はメリット、赤字はデメリットです。

NYSEに上場しているETF(VOO)

・上場しているので株式と同じように、市場の取引時間内であればいつでも売買できる
・ただしNYSEなので、日本とは昼夜逆転している
・買付手数料は無料(証券会社による)
・信託報酬は0.0300%
・単価の整数倍でしか購入できない=10万円分という買い方ができない
・2021/6/4時点の単価は385ドルなので、最低でも4万円近い金額を投入しないと買えない
・毎日積立を行うためには、4万円×22日=月88万円程度を投入しなければならない
・日本円をUSドルに換えてから購入する必要がある

東証に上場しているETF(1557)

・上場しているので株式と同じように、市場の取引時間内であればいつでも売買できる
・日本の日中に取り引きできる
・買付手数料は無料(証券会社による)
・信託報酬は0.0940%
・単価の整数倍でしか購入できない=10万円分という買い方ができない
・2021/6/4時点の単価は46,150円なので、最低でもこの金額を投入しないと買えない
・毎日積立を行うためには、4.6万円×22日=月101万円程度を投入しなければならない
・出来高が少ない

日本国内の投資信託(SBIバンガードS&P500インデックスファンド)

・申込受付日の翌営業日の基準価額で約定されるため、ETFのように時価を見ながら売買することができない
・したがって、ニューヨーク株式市場が大きく動いたタイミングを狙って、ピンポイントで取引をするということは不可能
・買付手数料は無料(証券会社による)
・信託報酬は0.0938%(税込)で、隠れコストを加味した実質コストは0.1136%(税込)
・単価の整数倍ではなく、金額指定できるので、10万円分購入ということが可能
・毎日100円ずつというように、少額を毎日積み立てることが可能
・純資産残高は2,000億円以上なので、ファンドの規模的には問題ない

毎日積立ならSBIバンガードS&P500インデックスファンド

積立は毎日行うのが良いと思っています。

長期投資なら、毎日でも週単位でも月単位でもリターンは変わらないというデータがあるけど、ノーストレスを重視するなら毎日積立の方が良いです。週単位や月単位だと、買った翌日に値下がりすると悔しい思いをするからね。
購入時の手数料は、毎日でも週単位でも月単位でも無料なので、毎日積立にするのが良いと父は思っています。

となると、ETFは対象外だね。
毎日4万円を積み立てるのは、今の君たちには厳しいだろうから。

ということで、毎日積立を重視するなら、SBIバンガードS&P500インデックスファンドで決まり!

でも信託報酬の高さが気になることでしょう。これをどう考えるか・・・

SBIバンガード(0.1136%)とVOO(0.0300%)の差は0.0836%。1000万円に対して年間8,360円の差です。これは毎日積立の手数料と考えれば、割り切れるれるレベルではないかな?
信託報酬の差は、ノーストレスの代償と思えば安いものです。

1億円だと毎年83,600円だから、ちょっと気になるけど・・・
ま、その時はその時ってことで🤣🤣🤣

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