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ああ、すき

食べることが大好きなわたし。1日24時間の中で夢を合わせたら20時間は食べることを考えている気がする。(夢でもよく食べてる)

そんなわたしが最近感動したものをご紹介。

最近、神奈川県のはじっこの真鶴に行った。たまたま土曜日に雑誌で見て、わたしが行く!と言うもんだから、夫も乗り気になってくれ、東京から2時間電車に揺られて港町に向かった🚤

雑誌におだやかな街と書かれていた通り、電車を降りたホームが、キリッとした空気の中に草の香りが混ざり、小さい頃を思い出すような雰囲気からスタートした。

人が少なく、自然の音が聞こえるホーム

改札を出て、「観光案内所」と書かれていた場所に向かうと、駐輪場だった。
あれ?と夫とキョロキョロしていると駐輪場の中に小さな観光案内所があり、40代くらいの女性がいろいろと親切に教えてくれた。

駅から半島の1番端っこまで行くのには、歩いて1時間くらい。歩いてすぐに衝撃的にタイプなお魚屋さんがあった。

観光客はもちろん、常連の方もたくさん

新鮮な魚はもちろん、海鮮を使ったおかずやフライが並べられ、愛想の良いおばちゃんたちが説明をしてくれる。

鍋の中のお惣菜が本当すき
全種類食べたくなるような懐かしさ

わたしたちは悩んだ末、生アジフライ、銀ポのフライ(地物で白身の魚)、ちぎり揚げを2個買った。

会計中にショーケースに入っている、イカの塩辛の味見をしたりして、透明のパックに入れてもらったフライたちを持って海の方へぐんぐん進んだ。

海だ…晴天も相まって本当にきれいな風景ばかりの街だった。

釣りをしている人もたくさんいた🎣こんなに自由で開放的な海は、地方でもあまり見たことがないかもしれない。

私たちは海の水に触れるスレスレの場所の岩場に座り、さっき買ったフライを食べた。冷めているのにサクッと感がなくなっていなく、全然脂っこくない…

もう芸術品

そして何より魚が生臭い、魚臭さが全くなく、フライがあまり得意ではないわたしも夢中になった。

海を見ながら開放的な気分で食べるごはんは、なんておいしいんだろう…と感動しながら夫とほおばった。

釣りに来ているおじちゃんたちは、岸に座りミニコンロでお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりしていた。

夫と釣った魚をすぐに茹でるのもいいね!あ、でも揚げたらもっと最高だ!外で食べるのは1番の贅沢だね。なんて言いながら私たちは真鶴をひたすら歩いた。

たぶん歩く人はあまりいなそうな山道だった笑

途中から森のような林のような場所に入り、ひたすら歩き、途中で迷いながらも真鶴半島の1番端っこまでたどり着いた。

海もあるけど山もある。

そんな街ならではのアップダウンの激しさや階段の長さに、胸の動悸を抑えながら歩いていた。まだ1月なのに、真冬のはずなのに暑かった。

休憩所のようなところでソフトクリームを買った。お姉さんが作るソフトクリームは今まで人生で食べた中で1番大きく、コスパが良いものだった。

重量・高さ、どれもすごかった…
食べても食べてもなくならなかった。

わたしたちは生き返った。

何の変哲もないチョコと、チョコミックスだったが、疲れた暑い体に染み渡り、海を見ながら食べることでさらにおいしさが増していた。

ふと雑誌で見た街にふと行ってみたのだが、食の発見が大きい日だった。

旅の続きはまだまだあるのだが(このあと急に決めて熱海に泊まった)また気が向いたら書こうと思う。

真鶴よ、また行くからな。ありがとう!

海のある街に住みたい

おわり

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