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場所探しから抽出レシピの確認まで、初めて間借りコーヒーをやった話

こんにちは。気分転換コーヒーです。
平日に会社員として働く傍ら、間借りでコーヒー屋をやっています。

今回は、はじめての間借りに挑戦するまでに、石橋を叩きまくって半年もかかったよーという話をしたいと思います。
「新しい事を始めてみたいけど、どうしたらいいか分からない」という方の参考に、少しでもなれば幸いです。

間借り場所探しで、インスタを見まくる日々


いつかコーヒー屋さんになりたい、という思いが芽生えてからインスタでカフェの求人をよく見ていました。ですが、平日会社員の私には土日に固定でバイトに入るのは難しいな、と思っていたところ、「間借り」を知ることになります。

話は少しずれますが、コーヒー屋さんになりたいと思い始めてから、「コーヒーを仕事にするならどんな関わり方があるのだろう?」と考える様になりました。

すぐに思いついたのは、やはりバリスタです。
まずは人前でコーヒーを淹れる事を経験し、「楽しいな、続けてみたいな」と思えるかどうか、実際に経験してみようと思いました。

そんな中、インスタグラムで偶然、チャレンジデーのあるシェアリングコーヒースタンドを見つけました。お話を伺うと、未経験でも機会を頂けるとのことで、挑戦を決めました。

準備不足で開催を延期


開催日を決めた時は、やるぞ!と意気込んでいたのですが、カフェ勤務経験のない会社員がコーヒー屋を1日やるのは不安しかなかったです。。。

結局、下記の言い訳により開催を一度延期してしまいました。

・本業が忙しい(開催予定月に仕事関係の試験が重なり、勉強が。。。)
・コロナが増えてきて、お客さんが来るか不安
・準備が全く間に合ってない

一番の理由 「勇気が出ないこと」

バリスタさんから背中を押されて、自信を持つ


開催の延期を決めてから、準備が進まないのは「気持ちの問題だ」と気づき、自信をつけるべく、プロの力を借りることにしました。

当時大学生でバリスタ、そしてご自身のコーヒーブランドをお持ちの奎太さんです。


焙煎機を購入する際、YouTubeで焙煎機のレビュー動画をアップしていた奎太さんに、私からコンタクトしたのがきっかけでした。その後、彼のイベントで直接お会いして、知り合う様になりました。

彼のクラファンのリターンを活用し、コーヒーコンサルをお願いし、出店への不安を一気に消すことができました。

一番の不安はコーヒーの味だったのですが、抽出レシピを見てもらい、味の調整をしました。また、彼も間借りやイベントでコーヒーを淹れているので、アドバイスをもらったり。一番自信につながったのは、私達の焙煎するコーヒーを美味しい、と言って頂いたことです。

コーヒーコンサルの様子


当初、はじめての間借りでは仕入れた豆を提供する予定でした。ですが、現役のバリスタの方に美味しいと言って頂いた事が自信となり、当日の豆のラインナップ加えることにしました。

コンサルの後、出店に向けて練習を重ね、なんとか本番を迎えました。

はじめての間借りを終えて

とにかく、挑戦してよかった!!
はじめての間借りをするまで、構想から約半年かかったのですが、コーヒーを仕事にする一歩を踏み出せて良かったです。

また、私の淹れたコーヒーを美味しいと言ってもらえるのは本当に嬉しいし、お客様とお話するのもとても楽しかったです。
「バリスタとしてコーヒーを仕事にする」ことを素直に楽しめている自分がいました。

今後も間借りを続けたい、と思うきっかけとなる一日でした。

間借りカフェの様子


現在は、阿佐ヶ谷のシェアキッチンFOOCOで、毎週日曜日の午前中にコーヒーを淹れています。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

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