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2年後には自分の店を持つ!と夢を語る薬剤師、佐々木さんのインタビュー

きぼう薬局八戸ノ里店で薬剤主任として働く、佐々木紗希(ささきさき)さん。

佐々木さんはもともと新薬開発に携わっており、その仕事にやりがいを感じていました。しかし、「もっと患者さんにとって身近な存在になりたい」という気持ちが強くなり、その想いを胸に“きぼう”で薬剤師として新たなスタートを切る決意をしました。

自信を持てない時期もあった…と佐々木さんは語ります。

それでも、持ち前の前向きさで困難を乗り越え、今は叶えたい夢に向かってまっしぐら。

「2年後には自分のお店を持ちたい」

今回は、キラキラした目で将来の夢を語る佐々木さんの、“きぼう”での働き方や未来のことについてお伺いします。

[取材・執筆・校正]
株式会社ストーリーテラーズ 栗田加奈子



「毎日が刺激的で、飽きる暇なんてない」

佐々木さん:私の“きぼう”での日々は…一言で言えば、楽しい!です(笑)。

自分なりの目標を持って楽しく仕事に取り組める環境であり、「楽しい!」を共有できる仲間の居る場所。

それが、私にとっての“きぼう”です。

そしてこの会社の特徴は、常に変化をしていること。私は入社3年目になりますが、この期間でも色々と変わっているように感じています。

刺激がないと毎日が同じことの繰り返しになってしまいますが、“きぼう”での日々は退屈とは無縁です。いつも新鮮で飽きることなんてないから、私には相性の良い職場ですね。

入社3年目の今も、目標に向かって楽しく努力を続けながら頑張ることができています!

「患者さまと目線を合わせることが、何より大切」

佐々木さん:“きぼう”で働き始めて感じたのは、入社前と入社後のギャップがほとんどないということ。

面接の際、社長から「希望することはすべて叶えてあげたい」と言われたことがありますが、それは本当にその通りで、実際にこの3年間で2人のスタッフが会社の支援を受けて起業しました。

スピード感を持って成長していく会社なので、私もその勢いに乗って「2年後には独立を!」と意気込んでいます。

しかし、そんな前向きな私にも落ち込む時期がありました。

あれはコロナ禍のころ。

あの頃の薬局は想像を絶する忙しさで、自分が薬剤師として本当に成長できているのか、知識がついているのか、不安に感じる日々でした。そしてこの時期はどこも薬不足で、同じ効能で他のメーカーの薬を用意し、患者さまに提供することもありました。

そんな日々が続いたある日、患者さまと直接やり取りする機会が訪れます。

薬剤師は基本的には薬局で薬の調剤や監査を行うのですが、定期的に提携施設を訪問し、入居者の患者さまにお薬をお渡しすることがあるのです。

そのとき患者さまから「なぜこんなに薬が変わるの?」と不安な顔で質問されました

多くの患者さまは一度ご説明すればわかって下さるのですが、認知症の方などは説明されたことを忘れてしまい、違うメーカーの薬は「形が違うから違う薬だ」と思ってしまうこともあるのです。

患者さまの不安な気持ちと不満を受け取り、そこではじめて、その重要性に気が付きました。

「そうか、違う形の薬は患者さまにとっては不安なんだ」

薬を扱っている側からすれば、違う形とは言え同じ効能なので気にも留めていなかったのですが、「確かに飲む人からすれば不安だ。認知症の方であれば尚更だ」と気づいてからは、すぐに改善方法を考えました。

考えた末に出した私のアイデアは、イラストを使って説明すること。

楕円や丸のイラストを使って、薬の見た目の違いをわかりやすく説明するようにしたんです。形が変わっても同じ薬であることを視覚的に示すことで、患者さまも安心して薬を受け入れられるようになりました。あの瞬間は嬉しかったですね!

このような患者さまとのやり取りを通じて、患者さま目線で対応していくことの重要性を再認識しました。

この出来事は、「より良いサービスを提供していきたい」という私の成長にも繋がりましたし、自分の行動で喜んでくれる人がいたということで、自信にもなりました。

「美容ケアもできる薬局をつくりたい」

佐々木さん:患者さまとコミュニケーションを取れる機会があることは、「自分のお店を持つ」という夢がある私にとって、とてもためになる環境だと思います。

また、愉快な仲間たちに恵まれていることも大きな魅力です。
定期的に開催される店舗間の交流会では、同期の薬剤師たちとカラオケで歌ったり踊ったりして楽しんでいます。おそらく、一般的に想像される薬剤師のイメージとは、良い意味でギャップがあるかもしれませんね(笑)。

もちろん、ただ楽しいだけじゃない。目標に向かって成長できる環境であることが“きぼう”の特徴です。

これからも、初心を忘れずに薬局内の関係性を大切にし、互いに支え合い、補い合うチームワークを築き上げていきたいと考えています。

そして将来的には、自分の店舗を持つことをめざし、薬の調剤や監査だけでなく、高齢者施設での髪・爪のケアや肌のケアなど、患者さまの美容に関するニーズにも応えられるサービスを提供できるようになりたいです。

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栗田:静かに落ち着いた様子で、でもしっかりと熱を持って、将来の夢を語る姿が印象的でした。佐々木さんの2年後の独立、そして新しいサービスを取り入れた薬局の運営、楽しみにしています!

今後も定期的に、「きぼう」を身近に感じて頂けるようなストーリーをお届けしてまいります。次回もスタッフさんのインタビューを予定しています。
ぜひ、次回の更新もお楽しみに!

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