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にじさんじライバーの創作本棚(周央サンゴ編)

みなさま~(晴耕雨読)、KiBnoです。

想像以上に好評いただいているこのシリーズです。
前回から大分時間が空いてしまいましたね。

初めての方向けにこの企画の趣旨を簡単に説明しますと、
イラストも切り抜きもできない私の
"選書"という形の二次創作みたいなものです。
肩肘張らずに眺めてみて、気になった本があれば読んでみてください。

ということで今回は冒頭のあいさつからお分かりかと思いますが、
世怜音女学院から中等部1年の周央サンゴさんの本棚を想像していきます。

なお、本記事はAmazonアソシエイトリンクを活用させてもらってます。

1.るるぶ伊勢 志摩'24

るるぶはるるぶでも旅行ガイドブックの方のるるぶです。
その中でも今回紹介するのは、ンゴさんがバーチャルアンバサダーに就任したことでも知られる志摩スペイン村を含んだ伊勢 志摩'24をチョイス。

周央サンゴの名前を世に知らしめたのがこのスペイン村を紹介した配信と、その切り抜き動画でしょう。

ンゴさんは旅行の下調べするときとしない時の差が激しそうという偏見があるのですが、スペイン村にはもうノープランで行ってしまいそうです。

しかし、このガイドブックにはスペイン村以外の観光地の情報もたくさん載っているので、付箋とマーカーに塗れたるるぶで旅行しているのかもしれません。

志摩スペイン村といえば、30周年に際してにじさんじで案件配信があり、
こちらもさらにメンバーを増やして盛り上がりを見せています。

2.変身

こちらはチェコ出身の小説家、フランツ・カフカの恐らく最も有名な作品です。

あらすじは、ある朝男が目覚めると何故か自分の体がゴミムシに変身していたという衝撃的なシーンから始まります。

今回の選書にあたって、ンゴさんの配信や非公式Wikiなどを見返していたのですが、そもそもンゴさんは毎回のラジオである「おつかれさんご」で毎回本を紹介するほどの読書家なのです。

なので中学一年生ではありますが、少々難しい本書でも楽しんでくれるだろうということで選んでみました。

また物語の展開が目まぐるしいのもンゴさんにぴったりだと思います!

3.氷菓

アニメ化もされたミステリー作品「古典部」シリーズより第一巻を紹介します。主人公の折木奉太郎は、勉学もスポーツも恋愛も、できれば何もしたくない自称「省エネ」タイプの男子高校生。

そんなホータローはかつて同じ高校に通っていた姉から「古典部」の再興を命じられて、それに応じることになる。そこで出会ったお嬢様、千反田えると遭遇する様々な謎を解き明かしていくというのがあらすじです。

ンゴさんの読書遍歴を非公式Wikiから見たところ、おそらくですが岩波少年文庫を中心に読んでいるのと推測しているので、そこから少し離れるけど難しくなりすぎないあたりを紹介しました。

似たような小説でいえば「化物語」や「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」などがあるでしょうか、いずれもアニメ化された小説になっています。

4.カブキブ!

本書は歌舞伎が好きな主人公来栖黒悟が、学校に歌舞伎の部活を作り、仲間集めから準備などをしながら成長してくいく青春ライトノベルなのですが、本書を選んだ理由は彼女の自己紹介にあります。

世怜音女学院中等部1年演劇同好会所属、
にじさんじも所属の~周央サンゴで~す。

この順番からみてもわかるとおり、ンゴさんの活動の中心はあくまで演劇同好会であり、にじさんじは「も」がつく付随的なものなのではないでしょうか。もちろんにじさんじの活動を蔑ろにしているというわけではありません。それでも演劇同好会の「部への昇格」と、「学院祭での演目の実施」を目指す彼女たちにとって、演劇にかける思いというのは一入でしょう。

そんなンゴさんたちの活動と、来栖黒悟の行動に、共通することが多いのではないかと思いました。なのでンゴさんはもちろん、セレ女の5人に対して選んだ1冊でもあります。

5.横浜駅SF

自己増殖する〈横浜駅〉に日本全体が支配された後の日本では、脳に直接埋め込まれたSuicaによって人類は管理されていた、

というとんでもない設定で始まるこちらの小説は、作者である柞刈湯葉氏の商業デビュー作でありながら、一つの面白ツイートから始まった物語です。

所謂おもしろインターネットから始まった小説ですので、インターネットのキャラクターとの親和性は言わずもがなかと思います。

ちなみに、横浜駅SFはその全国版も出版されており「京都編」「群馬編」「熊本編」などが収録されています。

さらに言えば、柞刈湯葉氏はにじさんじのリスナーであることを公言しています。関連してnoteも書いていらっしゃるので、気になった方は一読してみてください!

おわりに

今回定めたルールとして、TRPGのルールブックは無しとしました。
絶対に持っている本を紹介する企画ではなく、あくまで本棚を想像するものなので。

ですがTRPGを見る時にもルールブックが手元にあると一段と面白くなるので、読んでみることをお勧めします。

おすすめはCoC6版の様々な銃火器について記載しているページで、
38口径リボルバーと38口径オートマチックの違いまであるのが最高です。

しかし一冊の値段がそこそこしてしまうので、そういう方にはエモクロアTRPGというシステムなら、ルールブックがホームページで無料で閲覧できるほか、kindleunlimitedなら無料で読めるのでそちらもおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
前回の更新からずいぶん時間がかかってしまいましたね、
ですがここから5回くらいで紹介するライバーはもう決まっているので、
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