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5つのいっぱいをめざす古殿小学校          古殿町立古殿小学校

 古殿(ふるどの)町立古殿小学校は、平成23(2011)年4月に6校の小学校(田口、宮本、大原、山上、大久田、論田)が統合し、開校しました。校章は、古殿町の文化と伝統の象徴でもある「越代(こしだい)のサクラ」と「流鏑馬(やぶさめ)の矢」をイメージしたものです。6枚の花びらと6本の矢には、6つの小学校が結束し、力を合わせて未来を切り拓いてほしいという願いが込められています。県内でも数少ない、校庭が芝生である古殿小学校。その中で子どもたちは、5つのいっぱい(あいさついっぱい、ともだちいっぱい、ノートいっぱい、あせいっぱい、ゆめいっぱい)を目標に、毎日元気に過ごしています。では、本校の教育活動の一端を紹介します。

1 授業・行事風景

 地元の木材をふんだんに使った温もりのある木造校舎と緑いっぱいの校庭というすばらしい教育環境の中で、子どもたちは元気いっぱいに生活しています。

令和3年度より3年間、ふくしま「未来の教室」授業充実事業の 
指定を受けて、1人1台端末の有効活用について研究しています。
芝生の校庭で、思いっきり運動に親しんでいます。(写真は運動会の様子)
町民プールを利用した水遊び・水泳学習。
室内なので、天候に左右されず、計画的に学習が進められます。

2 なかよし班(異学年集団)活動

 本校では、同じ学年同士のよこのつながりだけでなく、異なる学年のたてのつながり「なかよし班」も大切にしています。普段は、なかよし班で清掃をしています。

「1年生をむかえる会」の入場シーン。一人一人が紹介され、ステージ上から入場。
1年生も楽しく活動できる内容を考えて、みんなで楽しみました。
なかよし集会。なかよし班で10個のアトラクションを回って、ゲームを楽しみました。

3 地域とのかかわり

 古殿町は歴史と文化、自然が豊かな地域です。そのことを生かして、地元の人々の思いやふるさとのよさを大切にする学びを行っています。

3年生の総合的な学習の時間。
学校近くの農家を訪問。毎年、ひつじやクジャク、米倉庫などを見学させていただいています。
5年生の総合的な学習の時間。
馬事振興会のご協力を得て、馬によるしろかきの見学。昔の仕事の様子を知りました。
全学年で実施している食育指導。
町健康管理センターの栄養士・保健師さんから、学年に合った内容で、「食」について学びます。
6年生の福祉の学習。
町社会福祉協議会の方のご協力を得て実施。高齢者疑似体験の様子。

 これ以外にも、4年生は町の産業である「林業」について、町役場の方にご指導をいただいています。また、歯科指導や思春期こころの健康講話など、保健面の学習にも地域や外部の方にご指導をいただいています。

4 異校種間との連携

 小学1年生が「学校」という新しい環境になじめず戸惑うという「小1プロブレム」や、中学校に進学して新しい環境での学習や生活になじめず不登校等が増加するという「中1ギャップ」が指摘されています。
 本校では、子どもたちが「小1プロブレム」や「中1ギャップ」に陥ったりすることのないように、こども園・小学校・中学校での連携を図っています。交流や情報交換を行うことで、子どもたちの学びの連続性を確保しています。

来年度入学予定のこども園の園児と交流しました(年に数回、交流しています)。
こども園の先生方との情報交換も行っています。
ふるどのコネクション(古殿中体験入学)の様子。中学校の授業や部活動の様子を見たり、
中学校の生活を説明していただいたりして、安心して中学校生活をむかえられています。 


 古殿町立古殿小学校のホームページには、さまざまな取組を掲載しています。ぜひ、ご覧ください!!


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