見出し画像

フラメンコのある暮らし💃



フラメンコは、CDなど音源ではなく、ギター、カンテなどの生演奏と共に踊ります。
演奏速度のコントロールは、踊り手がするので、
踊り手は指揮者といわれています。
次の展開がどうなのかは、踊り手が合図を出し、バックを引っ張っていきます。


その合図が分かりにくければ、カンテ、ギター、踊りで構成されるフラメンコは成り立たなくなってしまいます。
簡単では無い、難しいゆえに楽しいとも言えます。


録音された音源以上に、生演奏で踊ることは難しいことですが、舞台の上で言葉を使わないものの、踊りの合図を通じて、人間同士のコミュニケーションがなされるので、録音された機械の音と共に踊るのと違い、ギター、カンテからも力をもらい、踊りに、パワフルで味わい深さが増すのはフラメンコの楽しさの一つです。
また、踊りは、ヒターノたちの喜怒哀楽を表現した歌を、全身を使い、踊ることで表現します。
フラメンコの踊りは、人生の苦しみや喜びなど、生身の人間のむき出しの感情を表現しています。


平和で豊かな日本に暮らしていても、表に出さずに飲み込んでしまった言葉や、笑顔の裏で抑圧されてしまった想いなどはあると思います。


迫害を受け、抑圧されていたヒターノの叫びを踊りで表現することは、自分の中でくすぶる言葉や想いを昇華させる一つの手段でもあるような気がします。


舞台の上では、自分が思っている以上に感覚は研ぎ澄まされていきます。
そんなところだからこそ、飲み込んでいた言葉や感情に出会い、自分という人間の弱さや、時には強さを知ることもあります。
それは、ただ何となく送っている日々の生活では、中々出会えないものであったりします。


フラメンコの踊りは日本舞踊などと同じ、民族舞踊の一つです。
なので、スペイン人のちょっとした仕草や態度が踊りに出てきます。
スペイン人、普通のことで、習わずともできることが、日本人には難しいこともいっぱいあります。


それは踊りというより、目線であったり、歩き方であったり、意識して行わないところだったりします。
しかし、スペイン人のフラメンコを観たり、習ったり、可能ならスペインに行ってみたりして、スペインに触れることで、ちょっとずつでも踊りで表現できるようになっていくと思います。


踊っている時だけは、普段とは違った自分に変われるのも魅力の一つかもしれません。

喜怒哀楽を体で表現して、なおかつ、連動された踊りになり、パルマに合わせ、ギターやカンテに、合図をおくり、まだまだ、未熟者のわたしに合わせてくださる ギターさんや、カンテさんには感謝しかありません、頭 沸騰しながら 練習しても、本番はテンションが上がり 楽しくて仕方ないんです💃    間違えても、修正きくところまで、カッコつけて  ポーズをとって手首だけ回してても、ギターさんは、変わらず演奏してくれる、カンテさんは唄を歌ってくれる、1人じゃない、心強さ、そんな、みんなで作るフラメンコは魅力的すぎるんです💃

今日もレッスン 頑張ってきました💕



ふりふりの衣装も頭飾りのでっかい花も フラメンコやってるから、着れる つけられる💕   幸せです😍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?