粟(あわ)のお粥
粟(あわ)と聞くと、何を思いますか?
私は最初、江戸時代に米が食べれない人が食べてたものが粟(あわ)とかキビだったのかな、というイメージが勝手にありました。
私の中国人のダーリンが好きでよく朝ごはんに粟のお粥を作ってくれるんですが、実は粟って凄い健康的な食べ物だということに気がつきました。
粟(あわ)の効果
粟、とはまず、すごく小さく黄色っぽい粒のものです。イネ科に属しているそうです。
実は欧米でも食べられていて、欧米では小麦粉に混ぜてパンにしたりしていたそうです。
粟は中医学では、ストレスが溜まって、元気のもとであるエネルギーが足りていない状態であり気虚(ききょ)という状態を補ってくれます。また、胸焼けがする、吐いてしまう、下痢、排尿痛や血尿が出る方へも食事に取り入れると効果があると言われています。中医学の昔の本には糖尿病に相当する病気に対しての治療法としても使われていたそうです。
消化しやすく胃にも優しいため、朝起きた後食欲がない方に対しても食べることができます。
私はもともと朝ごはんをあまり摂取しない方だったんですが、朝は食べたほうがいいという彼の意見のもと、粟のお粥ならスムーズに体に入っていくことができていたので、凄いな、と思いました。
粟のお粥は、粟だけだと、すごく香りがいいんです。味はあんまりないんですが、すごく朝から安心できる味で、胃に負担が掛からない、夜炊飯器でセットしておけばできる。
お気軽にお手ごろにできるので是非おすすめなので試していただきたいです。粟のお粥を飲んだ日は、私はきちんとお昼にお腹すいた、という感覚もあり、体がきちんと働いてるんだなと感じました。
オススメの組み合わせ
粟自体が、少し体を冷やしてしまう性質も持っているため、冷やしすぎないように、ナツメやかぼちゃと一緒に入れてお粥にするとより、良いと思います。カボチャは気を補ってくれる食べ物ですし、ナツメは血を補ってくれたり、不安や不眠、夢を多く見る、イライラする状態に対しても効果があるので、精神的にも身体的にも効果があると思います。
少し甘めになる粟のお粥、難しくないので作ってみてほしいです。
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