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生理痛

今日は先生に生理痛について話を伺ってきました。
まず一つ。
生理痛があるという状態は病気の症状の一つ。
だそうです。

痛みについて

痛みには3つの種類があるそうです。
1、不通則痛
この痛みは、経絡が通っていないために出てくる痛みだそうです。実証の痛みで、要らないものが体に増えている時に起きてくる痛みだそうです。ギューっとした痛みだったり、経血に血の塊がある、というのも古い血が貯まっている瘀血という状態だそうですよ。冷やすと少し楽になったりするのもこの症状だそうで、桂枝茯苓丸がいいね。と先生はおっしゃってましたね。
2、不栄則痛
経絡に栄養が行っていない状態で、虚証の痛みだそうです。虚証、といのは必要なものが足りていないとう状態で、じわじわ痛いという痛みで、温めると楽になるという症状がある方は経絡に栄養が行っていないということに当てはまるそうです。そういう方は血を補う必要があるので、当帰芍薬散がいいね。とのことでした。
3、心痛
心の痛みですね。
これは、なんでもありだそうですよ。ストレスや嫌なことを言われたりすると痛みが増強する。そういう人はこれに当てはまるそうです。

中医学では月経周期は28日±7日以上の周期だと、ちょっとおかしいぞ、と考えた方がいいそうです。
例えば、28+7日以上になる場合、血が冷えていて、動きが悪い人や、血が足りてない人が当てはまります。
逆にいうと、28日−7日以下の周期の方だと、暑がりの人や、体が火照ってる人、など、血の動きは活発な人が当てはまります。

月経痛は主に痛みの1か2の症状が当てはまると思いますが、虚実狭雑といって、両方の症状がある場合が多いです。
そうなってくると、他にどのような症状があるのか、色々と弁証論治を行って、その人に合った中薬をカスタマイズしていくのが大切ですよね。

とりあえず、ひどい生理痛の時には血海と足三里という場所のツボを押してあげるといいですし、普段からお風呂の時とかに少しマッサージするといい場所ですよ。
 

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