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dele2。

みなさん、こんにちは。KI_mo_chiです(*^^*)

いいねやフォローありがとうございます。感謝です。


さて、今回心に響いた言葉のご紹介は

以前ご紹介した本多孝好さんのdeleという作品の続編

dele2からです。

あらすじは・・・

消えゆく記憶。削除(=dele)された真実。
驚愕と感涙のミステリ、待望の第2弾。『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は、依頼人が死んだときに動き出す。
故人より託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受けて依頼人の死亡確認をする祐太郎は、
この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。そんなある日、祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授・室田から依頼が舞い込む。
難病を患い、新薬の治験中に死亡した鈴。その真相に二人は近づくが……。


では、短い言葉ではありますが、一言一言心を込めてご紹介します。



忘れてるかもしれない。

今は忘れてなくてもいずれ忘れちゃうかもしれない。

しょうがないよ。

機械じゃないんだから。



思い出せなくていいんだよ。

そのときに思い出せる限りを思い出せばいい。



自分が求めてきたのはただこうやって静かに涙を流せる時間だったのかもしれない。



この作品は「デジタル遺品」がテーマなのですが、

本の中ではデジタルではない、誰もが持っている

心や頭に残っている思い出も描かれています。

忘れる人間だけど、

忘れない人間でもあります。

時間が経てば忘れていくものもあるけれども

時間が経っても色あせないで残っている思い出もあります。

思い出せなくてもその時に思い出せるものも

またその時の大切な思い出。

何を残し、何を手放す

何を大切にしたいのか、何を好きでいたいのか。

何を信じていくべきなのか。


読書の時間は、物語を通して深く深く考える贅沢な時間でした。

いかがだったでしょうか。


最後まで見てくださった方、ありがとうございます。


また更新します♪

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